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小沢一郎氏の党員資格停止 8日に解除の見通し/ 〈指定弁護士側 控訴の可否、2日に協議〉

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小沢氏処分 8日に解除の見通し 「判決確定まで」のルール覆す?
産経ニュース2012.5.2 00:41
 民主党の小沢一郎元代表の“無罪放免”が確定的となった。野田佳彦首相(党代表)が米国での同行記者団との懇談で、無罪判決を受けた小沢氏の党員資格停止処分に関し、処分解除を主張する輿(こし)石(いし)東(あずま)幹事長ら党執行部に判断を委ねる意向を表明したためだ。7日の党役員会を経て、8日の党常任幹事会で解除される見通し。だが、小沢氏の処分期間は「判決確定まで」とされていたはず。無罪判決への控訴期限である10日を待たない決定には前原誠司政調会長らが異論を唱えており、党内に新たな禍根を残しそうだ。(酒井充)
 首相は同行記者団との懇談で、小沢氏の処分解除について「役員会、常任幹事会で議論をすることに尽きる」と述べた。自らは関与せずに解除を容認する考えを示した形だ。
 そもそも小沢氏の処分は、異例中の異例だった。
 民主党の倫理規則に基づく処分・措置は8段階ある。刑事事件で逮捕、起訴された民主党議員は例外なく除籍処分を受けるか自ら離党しているが小沢氏は党員資格停止処分どまりだ。当時の菅直人首相−岡田克也幹事長ラインが党内最大勢力を率いる小沢氏に配慮した「大甘処分」だった。
 さらに菅−岡田ラインは「超法規的措置」をとった。内部指針では、処分期間は「原則として最長6カ月以内」と規定されているにもかかわらず、小沢氏の処分については「判決確定まで」として、玉虫色の対応を示した。
 それでも、小沢氏の処分決定には党内から大きな反発が出た。情勢に変化が表れたのは昨年9月。首相に就任した野田氏が「党内融和」の象徴として輿石氏を幹事長に起用したからだ。
 輿石氏は処分問題を最初に扱った昨年2月の緊急役員会で「処分の必要はない」と主張。その後も早期解除を訴え続け、判決約1カ月前の3月21日の記者会見では「1審無罪で即解除」を主張している。
 小沢氏の処分を主導した岡田氏は1月の内閣改造で入閣し、菅氏も脱原発に没頭する日々を送る。両氏は党最高顧問で現在も常任幹事会メンバーだが、今や党務の主導権は輿石氏ががっちりと握っている。
 輿石氏にしてみれば、約1年4カ月越しの執念を実らせることになるが、判決確定前に結論を出せば「規則にない処分を行い、規則にない処分解除を行う」ことになる。民主党はルールよりも政局や人間関係を優先させる政権運営の未熟さをさらそうとしている。
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〈来栖の独白2012/5/2Wed.〉
 一日も早く、処分解除すべきだ。元々、資格停止する根拠もない。早く解除すべきだ。指定弁護士の協議が控訴の方向をとれば(雲行きだけで)、解除は流れる。本日2日、指定弁護士側は控訴について協議し、来週初めには結論を出すという。(解除を)急ぐべきだ。
 「ルール」などというが、そもそも民主党はいまだに「綱領」のない党である。『悪党 小沢一郎に仕えて』に、以下の記述があった。
p201〜
 小沢一郎は時々、休日に小鳥のエサを買いに出かける。二子玉川のショッピングセンターが多い。ある日、私が運転してそこまで連れて行った。
「こちらは日本共産党です」
 入り口近くで赤旗を掲げて訴えていた。
 小沢は言った。
「おい、石川、共産党は一番政党らしいんだぞ。街頭で大衆に訴え、選挙区をくまなく歩き、党収入は党員からまかなっている。厳しい党綱領もきちんと守っている。たいしたもんだ」
 民主党には綱領はいまだ、ない。(〜p202)
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控訴の可否、2日に協議/小沢一郎元代表を無罪とした東京地裁判決について検察官役の指定弁護士側 2012-05-02 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア 
 控訴の可否、2日に協議
 産経ニュース2012.5.1 21:36
 資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で強制起訴された民主党の小沢一郎元代表(69)を無罪とした東京地裁判決について、検察官役の指定弁護士側は1日、控訴の可否を2日に協議する方針を決めた。控訴期限は10日で、週明けにも再度協議を行い、最終決定する見通し。
 小沢元代表が「秘書にすべて任せていた」と全面無罪を主張した公判で争点となったのは(1)元秘書との共謀の有無(2)虚偽記載の有無(3)強制起訴の適法性−の3点。先月26日の東京地裁判決は「起訴議決は有効」と判断。元秘書らによる虚偽記載罪が成立するとし、小沢元代表と元秘書の間に、政治資金収支報告書の記載をめぐる「報告・了承」があったことも認めた。
 ここまでは指定弁護士側の主張に沿う判断を示した形だが、判決はその上で元代表が「虚偽記載にあたると認識していなかった可能性があり、故意の立証が不十分」として、元秘書との共謀までは認めず、禁錮3年の求刑に対して無罪と結論づけた。
 控訴判断のポイントとなるのは「控訴審で1審判決を覆せるかどうか」だ。
 3人の指定弁護士の中からは「『報告・了承』を認めながら、『こういう可能性もある』と共謀を否定されたのは予想外だった。この認定はおかしいのではないか、との思いもある」と疑問の声が上がる一方、「ひっくり返せる余地がなければ控訴はできない」というのが大筋の意見だ。
 また、本来の弁護士としての業務に照らし、「いったん無罪とされたものを控訴すれば、小沢元代表の刑事被告人としての立場を長引かせることになる」として、控訴は慎重に検討すべきだとする意見もある。
 仮に控訴した場合は、指定弁護士側が東京高裁の指定した期日までに控訴趣意書を提出した後、控訴審の期日が指定されることになる。
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控訴期限は5月10日 「小沢一郎氏をこれ以上、被告人身分に縛ることはせず、名誉回復を」 2012-04-30 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア 
 〈来栖の独白 2012/4/30 Mon.〉
 陸山会事件にかかる控訴期限は5月10日である。どうか、検察は控訴しないで戴きたい。
 衆参議長に宛てた要請書「検察審査会の実態調査を目的とする法務委員会秘密会の開催について(要請)」のなかで、要請議員たちは次のように言って、検察審査会の実態や審査員選定の公正性に強い疑問を投げかけている。検察審査会自体の可否を問うている。
“(3)そもそも、小沢一郎君に対する「起訴議決」を行った東京第五検察審査会については、事務局が検察審査員11人の平均年齢の計算ミスを繰り返し、3度も発表するという大失態を冒したことに端を発し、有権者名簿から「くじ」によって無作為に選ばれた全く違う11人の審査員の平均年齢が、少数点第2位まで同じ34.55歳という確率上あり得ない数値であることや、審査員選定くじ引きソフトの欠陥が証明されたこと等により、検察審査会法の根幹である審査員選定の公正性そのものに、国民から大きな疑念が寄せられている。
(4)加えて、情報公開が極めて限定的であることから、実際に検察審査会が開催されたか否かにさえ疑念を抱いた国民による大規模なデモや集会などの抗議行動が繰り返し行われている。”
 検察審査会そのものに対する疑問に加え、4月26日の公判(判決文)でも強く指弾されたように、強制起訴議決の根拠となった捜査報告書は田代検事による捏造であり、公訴自体の有効性は失われている。
 全16回に及ぶ陸山会事件・小沢一郎氏裁判が露呈したものは、検察のエゴによる無理筋の冤罪事件(起訴・裁判)の実態であったと思う。
 が、架空のでっち上げ事件にも関わらず、小沢一郎氏失脚によって利する政治家達は「証人喚問」を求め、メディアも誤報を垂れ流すことで小沢クロの印象を蔓延させた。かくして、小沢失脚の企図は成就した。
 裁判所が「無罪」を言い渡してもなお、人々は「小沢クロ」を言い募る。この先に検察による控訴があるなら、小沢氏クロのイメージは確定的となって続く。検察(世の権力)は、ここを狙った。「有罪」を獲ることの難しさは、端からわかっていた。起訴すら2度断念せざるを得なかったのだから。「有罪」をとることではなく、クロのイメージを蔓延させれば、目的は達せられた。
 もういいだろう。十分、黒く塗りたくったろう。もう、このあたりで退(ひ)いてください。控訴しないでください。これ以上、被告人身分に小沢氏を縛らないで。氏の能力が惜しい。感性が惜しい。年齢が待ってくれない。名誉、回復させてください。正義とは、「心あるもの」だと私は思う。
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「東京地裁判決は小沢さん無罪をこのように説明している〜判決批判する前に読んでほしい」日隅一雄?
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「東京地裁判決は小沢さん無罪をこのように説明している〜判決批判する前に読んでほしい」日隅一雄?
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