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小沢一郎氏裁判 2審は秋にも開始 早ければ年内に「判決」言渡し 小川正持裁判長

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小沢氏裁判 2審は秋にも開始か
NHK NEWS WEB 5月22日 16時25分
 民主党の小沢元代表の政治資金を巡る事件の裁判で、東京高等裁判所は、検察官役の指定弁護士に対し、控訴の詳しい理由を書いた書面を来月20日までに提出するよう伝えました。
 これによって、2審の裁判は早ければ秋にも始まる可能性が出てきました。
 民主党の小沢一郎元代表の裁判で、東京地方裁判所が無罪を言い渡したのに対し、検察官役を務める指定弁護士は、今月9日、判決を不服として控訴しました。
 これについて、2審の東京高等裁判所は指定弁護士に、控訴の理由を詳しく書いた「控訴趣意書」を来月20日までに提出するよう伝えました。
 通常は3か月程度先になる提出の期限が早くなったことで、2審の裁判はことし秋にも始まる可能性が出てきました。
 2審の審理の具体的な予定は決まっていませんが、審理の進み方によっては、判決は早ければ年内にも言い渡される可能性もあります。
 一方、2審の審理は、オウム真理教の麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚の裁判などを担当し、最高裁の刑事局長を務めた、小川正持(おがわ しょうじ)裁判長が担当することになりました。
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小沢氏控訴審、6月20日までに趣意書提出
 小沢一郎民主党元代表(69)が政治資金規正法違反に問われた事件で、先月26日に東京地裁で無罪を言い渡された元代表の控訴審は、東京高裁第4刑事部(小川正持裁判長)で審理されることが、22日わかった。
 同部は検察官役の指定弁護士に対し、控訴の理由などをまとめた控訴趣意書の提出期限を6月20日とすると通知した。
 控訴趣意書の提出期限は、控訴して3か月前後に設定されることが多いが、今回は今月9日の控訴から約1月半と短い。
 元秘書3人(1審有罪)の控訴審は別の部で審理されるが、弁護側の控訴趣意書の提出は6月下旬以後にずれ込む予定で、元代表の公判が先行する可能性もある。
 指定弁護士は1審と同じメンバー3人が務め、主任格の大室俊三弁護士(62)は「予想より提出期限までの時間が短いが、補充捜査した上で間に合わせるよう努力したい」と話した。
(2012年5月22日22時01分 読売新聞)


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