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「東電女性殺害事件」ゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者 再審認める決定 東京高裁 小川正持裁判長

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東電社員殺害事件 再審認める決定
NHK NEWS WEB 6月7日 10時52分
 平成9年、東京・渋谷で東京電力の女性社員が殺害された事件で、無期懲役が確定したネパール人の男性について、東京高等裁判所は「新たに行われたDNA鑑定の結果、別の男が被害者を殺害した疑いを否定できない」として再審=裁判のやり直しを認める決定をしました。
 この事件は、平成9年3月、東京・渋谷のアパートで、東京電力の39歳の女性社員が殺害されているのが見つかったもので、部屋の鍵を預かっていたネパール人のゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者(45)が強盗殺人の罪で起訴されました。
 犯人につながる直接的な証拠がないなか、1審は「犯人とするには矛盾や説明できない疑問が残る」として無罪を言い渡しましたが、2審は「状況証拠を総合すると犯行は明らかだ」として、無期懲役を言い渡し確定しました。
 マイナリ受刑者は、平成17年に裁判のやり直しを求め、検察が去年、被害者の体に残されていた体液と現場に落ちていた体毛のDNA鑑定を新たに行った結果、別の男のDNAが検出されたほか、被害者のコートの血の跡などからも同じDNAが検出されました。
 7日の決定で、東京高等裁判所の小川正持裁判長は、「新たに行われたDNA鑑定の結果、別の男が被害者を殺害した疑いを否定できず、この結果が当時の裁判に提出されていればマイナリ受刑者を有罪とは認定できなかったと思われる」と指摘し、裁判のやり直しを認めました。
 裁判所は、マイナリ受刑者の刑の執行停止=釈放も認めましたが、検察が異議を申し立てる方針のため、すぐに釈放されることはないとみられます。
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【東電OL殺害再審開始】
マイナリ元被告釈放へ
産経ニュース2012.6.7 16:10
 東京電力女性社員殺害事件で、ゴビンダ・プラサド・マイナリ元被告(45)の刑の執行停止の決定について、東京高裁は7日、東京高検からの異議を申し立てを却下した。高検はこれを受け、元被告の釈放に向けた手続きを開始した。元被告は入管難民法違反で有罪が確定しており、釈放され次第、東京入管横浜支局に身柄が移される。
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東電女性殺害事件/弁護団、「鑑定結果は無罪を言い渡すべき明らかな新証拠」再審開始を求める 2011-07-27 | 社会 
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東電女性殺害事件/身体上のことや私生活をここまで暴かれる苦痛/無罪推定原則2011-07-22 | 社会


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