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腹くくった“剛腕”…これが小沢新党の全内幕だ/輿石氏“小沢系”大アマ処分画策/採決22日以降にズレ込む

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腹くくった“剛腕”…これが小沢新党の全内幕だ!
ZAKZAK 2012.06.19
 ★鈴木哲夫の核心リポート
 民主党の小沢一郎元代表が腹をくくった。消費税増税を柱とする「社会保障と税の一体改革」関連法案をめぐる衆院採決で反対票を投じ、その勢いで新党を立ち上げる覚悟を決めたのだ。民主、自民、公明3党の修正合意を受け、期待した「中間派」は採決での賛成に傾いている。孤立化した小沢グループは怒りをためて、日に日に先鋭化している。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が、小沢氏や側近から全内幕を聞き出した。 
 修正協議が大詰めを迎えていた先週12日夜。私(=鈴木)は、グループ議員のパーティーに出席して席を立った小沢氏をつかまえ、こう話しかけた。
 「いよいよ、勝負のときがきましたね」
 小沢氏は、決意をはっきりとこう答えた。
 「そうなんだよ」
 3党合意を受け、21日にも関連法案の衆院採決が行われる。小沢グループにとっては、ここからがスタートだ。若手議員は「小沢さんは先週半ばから高揚している」といい、こう続ける。
 「週刊文春が先週末、小沢夫人の『(小沢氏は)放射能が怖くて(被災地から)逃げていた』といった手紙を公開した。半分はデタラメといえる。小沢さんも多少はへこんでいるかと思ったが、まったく違う。乗りに乗っていた」
 確かに、私に「勝負どき」と語ったその表情も血色が良く、意気揚々としていた。
 側近議員らによると、小沢氏は当初、野田佳彦首相が衆院採決できない可能性があるとみていた。しかし、修正協議が進み、野田首相が採決に自信を示したのを見て、先週金曜日に「決意した」(側近議員)という。
 つまり、小沢氏は衆院採決で堂々と反対票を投じ、その後の党内処分にかかわらず、政策の違った民主党とはたもとを分かって新党を立ち上げるのだ。小沢新党、秒読みというわけである。
 小沢新党については、首相官邸や党執行部の一部から、さかんに次のような話が流された。
 「新党を作っても展望は開けない。選挙資金も支援団体もない。民主党は対立候補を立てる。野垂れ死にする。小沢氏も本音では『党を出たくない。反対せずに本会議欠席にとどめ、除名などの処分を受けないように』と考えているのでは」
 これを耳にした小沢グループの1年生議員は揺れた。選挙に不安を抱えているからだ。そこで、小沢氏に真意を尋ねると「一笑に付された」という。1年生議員はいう。
 「小沢さんは、何のために『増税法案は国民との約束を破る』と反対してきたのか。筋を通せば必ず理解してもらえる。堂々と行動しよう−という考えを示した」
 18日夜、都内のホテルで開かれた民主党政策調査会合同会議で、小沢グループの議員らは激しく反対論をぶった。中には、壇上の手前まで歩いていって、前原誠司政調会長をにらみつけ、「国民から負託されているのはわれわれだ。あんた1人じゃない!」と迫る者もいた。
 加えて、会議の案内文書に「議題は修正協議に関する報告、及び了承」と書かれてあったことも、小沢グループの怒りに火をつけた。
 「3党合意を、党に持ち帰って意見を聞き、党内手続きをするべきなのに、議題には『報告』と『了承』としか書かれていない。『議論』をするつもりがないことが明らかになった。これは独断専行以外の何ものでもない。絶対に許せない」(中堅議員)
 一体、造反議員は何人になるのか。
 小沢グループ幹部は「現在、固まっているのは約50人。これに、鳩山グループや中間派などから加わって60人近くになる」と話す。
 一方、党執行部は、中間派や小沢グループの1年生議員の切り崩しにかかっている。
 ある1年生議員には、執行部の1人がやってきて、「次期衆院選は公明党の協力が得られる。選挙制度改革で、公明党が望む『連用制』を一部取り入れると約束し、連携していくことが決まった。民主、公明両党でしっかり握った。民主党に残った方がいい」とささやいたという。
 これに対し、小沢氏も負けてはいない。19日から採決予定の21日まで、都内のホテルに部屋を押さえ、ここを拠点に造反者を広げていく。必要なら、小沢氏自身がひざ詰めで「ともに行動しよう」と説得するという。
 60人が造反しても、自民、公明両党が賛成する以上、増税法案は阻止できない。だが、「今後の政局でキャスチングボートを握る大きな数となる」(同議員)という。
 現在、衆院の民主党議席数は289(うち1人は離党届提出中)。国民新党の3を合わせて291。小沢新党が60人の船出となれば、民主党は一気に単独過半数を割り込む。野党陣営が結束すれば、今後、内閣不信任案も通ってしまうわけだ。
 「小沢さんは『選挙資金や選挙協力の枠組みは俺がやるから心配するな』と言ってくれた。新党は2009年の政権交代時の民主党に戻るという原点回帰だ」と、1年生議員は語る。
 採決に向けた激しい切り崩しのなか、小沢氏は最後の勝負に出る。
 ■すずき・てつお 1958年生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部などを経て、現在、日本BS放送報道局長。著書に「政党が操る選挙報道」(集英社新書)、「汚れ役」(講談社)など。
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民主・輿石氏“小沢系”大アマ処分画策!党のモラル低下必至
ZAKZAK 2012.06.20
 消費税増税法案をめぐり、民主党分裂が現実味を帯びるなか、仰天情報が飛び込んできた。輿石東幹事長が、小沢一郎元代表らが衆院採決で造反した場合でも、除名や離党勧告ではなく、厳重注意や党員資格停止といった“大甘処分”で済ませる道を模索しているというのだ。野田佳彦首相が政治生命を懸けているのに、政権与党がそんな対応で許されるのか。
 「小沢、野田、輿石の3者会談で決めたことは、衆院解散はしない、それから党を割らないこと。この2つだ」
 輿石氏は18日夕、増税法案への賛否を留保している鳩山由紀夫元首相らと会談し、こう語った。鳩山氏は同日、「欠席や反対の議員を処分すべきではない」と述べ、処分回避を求めた。
 小沢氏らは、除名覚悟で増税法案に反対する構えで、同調者は50−60人にのぼる可能性があり、離党、新党結成も視野に入れている。
 これに対し、執行部側は、採決で迷っている議員らを資金面で支援する案が浮上している。いわゆる「アメ」で懐柔しようとする作戦だ。
 どうも、政権与党の厳しさが見えないが、輿石氏に近い民主党関係者はこう語った。
 「60人も造反したら離党などさせられない。自民党の協力を得れば法案は成立するのだから、野田首相も強く出てこないだろう。小沢氏側も民主党を出ても展望がない。増税反対を貫き、党に残れるなら文句はないはずだ。厳重注意か、通常国会会期内の党員資格停止処分でお茶を濁すことで、3者会談がまとまったのではないか」
 ただ、こうした意見には批判も多い。税という基本政策の採決で「反党行為」に及んだ議員に温情を施すことは、政権政党としての規律・信頼を揺るがしかねないからだ。あいまいな対応は、増税を強いられる国民の理解も得られない。
 同党の村越祐民衆院議員は夕刊フジの取材に対し、「小沢グループは民主的な手続きを経て決まったことに反対する無法者だ。小沢氏本人が議論に出てきて反対をしたことは1度もない。いっそ党を出てもらった方が『決める政治』に転換できる。造反したら除名すべきだ」と明言した。
 政治評論家の森田実氏は「反増税新党ができたら大きなインパクトになるので、執行部としてはこれを封じる狙いがあるのだろう。しかし、党のモラルは低下し、国民もますます愛想を尽かすのではないか」と話している。
 民主党には覚悟を見せてもらいたいものだ。
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“一体改革”採決22日以降にズレ込む!民主の了承手続きに遅れ
ZAKZAK 2012.06.20
 野田佳彦首相は20日午前、政府・民主三役会議を官邸で開き、消費税増税を柱とする「社会保障と税の一体改革」関連法案をめぐる、自民、公明両党との3党修正合意の了承を正式決定した。ただ、民主党内の了承手続きが遅れたため、当初予定していた21日の衆院採決は22日以降にずれ込む見込みとなった。
 どうも、グズグズ感が否めない。
 野田首相は20日朝、G20首脳会議出席のため訪れていたメキシコから政府専用機で羽田空港に帰国。公邸に入り、輿石東幹事長や岡田克也副総理らと、今後の対応を協議した。増税法案の参院審議などをにらみ、8月まで2カ月程度の会期延長を検討している。
 その後、官邸で政府・民主三役会議が開かれた。修正合意は正式了承されたが、増税法案の衆院採決については、当初目指していた21日は困難との認識でも一致した。
 野田首相は20日夕の両院議員懇談会に出席して、法案成立への理解を求める考え。ただ、「反増税」を掲げる小沢一郎元代表のグループなどは、前原誠司政調会長が19日深夜、党内議論を打ち切ったことへの反発を強めており、衆院採決時での造反は避けられない情勢だ。
 小沢グループの議員は20日午前、都内のホテルに集結した。自公両党が賛成すれば法案は衆院を通過するが、衆院で289議席の民主党は、50人が離党すると過半数を割る。野田政権には打撃となり、造反の規模をめぐる執行部との攻防が焦点となりそうだ。
 一方、自民、公明両党の幹事長ら幹部は20日午前、都内のホテルで会談し、民主党が増税法案の衆院採決日程を明確にしない限り、今国会の会期延長に関する協議には応じない方針を確認した。
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『文春 小沢一郎 妻からの離縁状』=偽造情報による政治文書 放射能を恐れて逃げた事実もない 2012-06-19 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア


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