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反対・棄権・欠席した民主党衆院議員一覧/勝者なし 民主“分裂” 小沢氏 主導権逃す【消費増税法案採決】

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消費増税法案採決 反対・棄権・欠席した民主党衆院議員の顔ぶれ
読売新聞 6月26日(火)20時17分配信
 消費税法改正案の採決で反対、棄権、欠席した民主党衆院議員は次の通り。(カッコ内は選挙区。※は小沢一郎元代表グループ以外の議員。敬称略)
▼反対
 【当選14回】
 小沢一郎(岩手4)
 【当選8回】
 鳩山由紀夫※(北海道9)
 【当選5回】
 東 祥三(東京15)
 川内博史※(鹿児島1)
 小林興起※(比例東京)
 山岡賢次(栃木4)
 山田正彦(長崎3)
 【当選4回】
 牧 義夫(愛知4)
 松野頼久※(熊本1)
 【当選3回】
 小泉俊明※(茨城3)
 小宮山泰子(埼玉7)
 鈴木克昌(愛知14)
 中津川博郷(比例東京)
 樋高 剛(神奈川18)
 【当選2回】
 青木 愛(東京12)
 太田和美(福島2)
 岡島一正(千葉3)
 古賀敬章(福岡4)
 階  猛(岩手1)
 辻  恵(大阪17)
 中川 治※(大阪18)
 松崎哲久(埼玉10)
 横山北斗(青森1)
 【当選1回】
 相原史乃(比例南関東)
 石井 章(比例北関東)
 石原洋三郎(福島1)
 石山敬貴※(宮城4)
 大谷 啓(大阪15)
 大山昌宏(比例東海)
 岡本英子(神奈川3)
 笠原多見子(比例東海)
 加藤 学※(長野5)
 金子健一(比例南関東)
 川島智太郎(比例東京)
 菊池長右ェ門(比例東北)
 木村剛司(東京14)
 京野公子(秋田3)
 熊谷貞俊(比例近畿)
 熊田篤嗣※(大阪1)
 黒田 雄(千葉2)
 菅川 洋(比例中国)
 瑞慶覧長敏(沖縄4)
 平 智之※(京都1)
 高松和夫(比例東北)
 橘 秀徳(神奈川13)
 玉城デニー(沖縄3)
 中野渡詔子(比例東北)
 萩原 仁(大阪2)
 橋本 勉※(比例東海)
 畑 浩治(岩手2)
 初鹿明博※(東京16)
 福嶋健一郎(熊本2)
 福島伸享※(茨城1)
 福田衣里子※(長崎2)
 水野智彦(比例南関東)
 三宅雪子(比例北関東)
 村上史好(大阪6)
▼棄権
 【当選6回】
 小沢鋭仁※(山梨1)
 【当選5回】
 原口一博※(佐賀1)
 【当選4回】
 黄川田徹(岩手3)
 【当選3回】
 篠原 孝※(長野1)
 村井宗明※(富山1)
 【当選2回】
 橋本清仁(宮城3)
 福田昭夫(栃木2)
 【当選1回】
 石森久嗣(栃木1)
 空本誠喜※(広島4)
 玉置公良※(比例近畿)
 宮崎岳志※(群馬1)
 柳田和己(比例北関東)
 山岡達丸※(比例北海道)
▼欠席
 【当選14回】
 羽田 孜※(長野3)
 【当選2回】
 石関貴史(群馬2)
 梶原康弘※(兵庫5)
最終更新:6月27日(水)7時26分
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 勝者なし 民主“分裂” 増税法案 衆院通過 小沢氏 主導権逃す 
中日新聞 【核心】 2012/06/27
 消費税引き上げ法案を採決した二十六日の衆院本会議で、反対票を投じた民主党議員は五十七人に上った。反対議員が離党すれば民主党が少数与党に転落する五十四人のラインを超え、野田政権に痛撃を与えた。だが、離党・新党結成を視野に入れて行動する小沢一郎元代表を支持する議員グループの反対は四十数人にとどまった。勝者なき党内抗争は国民不在のまま続く。(政治部・古田哲也、清水俊介)
 ■計算外
 採決で反対や棄権、欠席したのは七十三人。民主党の衆院議員二百八十九人の四分の一に上り、野田佳彦首相が「政治生命を懸ける」と明言してきた法案の採決での造反としては異例の多さだ。
 造反の中心となった小沢元代表の議員グループは、本会議の前後に会合を開催。参加した四十数人はほぼ全員が反対した。
 党全体で反対が五十七人まで膨れ上がったのは、鳩山由紀夫元首相のグループや、福田衣里子衆院議員など中間派に属していた議員に造反が一気に拡大したことが大きい。
 当初は反対すれば離党せざるを得ないと考える議員がほとんどだった。それが採決前になって、輿石東幹事長が処分の先送りを周囲に漏らし、反対しても党の処分は甘くなるとの見方が広がり、離党を考えていない議員も処分を恐れずに反対できる雰囲気ができた。執行部の失策だった。
 ■後退
 しかし、小沢元代表にも満足したような表情は見られなかった。
 元代表と行動を共にし、離党も辞さない議員の数が四十数人にとどまった結果、元代表ら造反組みが離党し、他の野党と協力して内閣不信任決議案を出しても可決できなくなり、主導権は握れなくなった。しかも、新党の顔となる党首候補も資金もない。
 元代表は採決後の会合で「最善の策は民主党が原点に戻ること」と発言。当面は党に残り、二十六日中の離党宣言は見送った。採決直後にも表明するのではないかとの見方もあっただけに、後退感は否めない。
 だが、元代表はその後の記者会見で「われわれは首相が政治生命を懸けると言った法案に反対したので、今後それなりの対応をしないといけない。近いうちに、どうするか決断しなければならない」と述べた。
 グループ内からも「こういう状態でいつまでも党内に残るのは失礼。(党を)出るということ」(山岡賢治副代表)「新党もあり得る」(山田正彦元農相)と離党・新党結成を急ごうとする意見が出ている。
 小沢元代表サイドとしては、今離党し、新党を結成した場合、参加者は四十数人にとどまることがはっきりしてしまうことを懸念。近く決起する姿勢を示すことで、党内で反対した五十七人を結束し、焦点となった五十四人以上の規模で新党を結成できるように見せ、首相側を牽制している。
 ■分断
 執行部内では、輿石幹事長は造反議員の処分を増税法案の参院での採決以降まで遅らせ、役員停止などの比較的軽い処分で済ませる事を検討しているのに対し、首相周辺には半年間の党員資格停止の処分を求める声がある。
 半年間の党員資格停止となれば、九月の党代表選に出られないし、投票もできなくなる。元代表のグループは離党しない場合、党代表選で対立候補を立て、首相を引き摺り下ろすシナリオを描くが、これを封じることができる。
 この処分を受け入れるかどうかを踏み絵にして、反対した五十七人の中で小沢元代表と共に倒閣を狙う議員と、単に消費税増税に反対し、離党や倒閣まで考えていない議員を仕分けし、元代表のグループだけを追い出そうとしている。
 ■反対票 当選1回議員6割
 反対票を投じた民主党議員57人のうち当選1回の議員が34人とほぼ6割を占める。当選2回以上でも選挙基盤が弱い議員が多く、造反の背景には、次期選挙への危機感があったとみられる。
 当選1回組のうち14人が比例代表選出の議員で、比例単独も9人いる。当選2、3回組は計14人。うち岡島一正氏(千葉3区)や樋高剛氏(神奈川18区)ら8人は2005年の郵政選挙で「小泉旋風」の逆風に耐えられず落選した経験があり、強い地盤を持っているとは言い難い。
 ベテラン組には当選5回の山岡賢次副代表(栃木4区)や山田正彦元農相(長崎3区)、東祥三氏(東京15区)がいる。ただ05年選挙で東氏は落選し山岡、山田両氏は比例で復活当選している。
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アララ〜“小沢チルドレン”も分裂!政局のハザマに揺れる
zakzak 2012.06.27
 離党か、残留か。賛成か、反対か−。26日に衆院本会議で行われた消費税増税法案の採決では、3年前の衆院選で小沢一郎元代表(70)の巧みな選挙戦術により大量当選した衆院1回生の“小沢チルドレン”も分裂、政局のはざまに揺れた。「小沢王国」の地元・岩手では「消費増税の議論を巻き起こした」と評価の声がある一方で、民主党への期待がしぼむ閉塞感が漂った。
 「自分の信念を貫くことができた」。“小沢ガールズ”の一人、三宅雪子氏(47)はすべての法案に反対票を投じた後、議場前で胸を張った。「反対」で結束を強める小沢グループの会合には絶えず出席。4年間消費増税はしないとしたマニフェスト(政権公約)に反する野田佳彦内閣の方針に反発し続けた。法案が衆院通過したことについては「約束を守れず、おわび申し上げます」と述べた。
 一方、「社会保障を政争の具にされたくない」と、いったんは棄権しようと心を固めつつも、直前に反対に転じた福田衣里子氏(31)。「次に落選するかもしれないし、いま信念を貫かなければ一生後悔すると思った」と述べた。
 「デフレ脱却前に消費税を引き上げるような法案は賛成はできない」とし、棄権というグレーな選択を行ったのは宮崎岳志氏(42)。消費税増税法案の採決前に議場を後にすると、「処分を受ける覚悟だが、離党するつもりはない」と言い切った。小沢氏に近い柳田和己氏(62)も採決を前に議場を後に。「本当は反対したいが、民主党にも恩がある。離党はしない」と述べ、足早に立ち去った。
 政権交代の風に乗り、東海比例で最下位当選した元フリーターの磯谷香代子氏(46)は「(年金や生活保護など)公的支援の財源に結びつく問題で、国民生活を守るためには必要だ」と法案に賛成。一方で「たしかにお金がない時代に10%はきつかったかもしれない」と“本音”ももらした。
 元検事の山尾志桜里氏(37)も賛成票を投じたが、「増税する前にやるべきことがあるというやりきれない気持ちは(造反組も)一緒と思う」と複雑な心境をにじませた。
 一方、民主党外からは冷ややかな声も。自民党の1回生、小泉進次郎氏(31)は「なんでマニフェストで『やらない』といったことを『やる』といったほうが正規軍となって、なぜマニフェストを貫けといったほうが反乱軍となるのか」と疑問を投げかけ、「それを分かった上で突っ込んだ野田首相の責任は重い」と指摘した。
 民主党を除籍処分になった元チルドレンの横粂勝仁氏(30)は「いずれの決断をしたとしても、それが国民でなく、政局を思ってのことであれば残念だ」と述べた。
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