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小沢氏地元 岩手県連分裂も 議員は説明に奔走 /小沢氏 達増拓也岩手県知事と会談

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小沢氏地元、議員は説明に奔走…岩手県連分裂も
 民主党の小沢一郎元代表が2日に離党を含めた今後の対応を表明するのを前に、岩手県関係の同党国会議員は週末、地元で支持者への説明に奔走した。
  小沢元代表の影響力が大きい県内の同党国会議員や地方議員の多くは、小沢元代表と行動を共にするとみられるが、一部には「慎重派」もおり、党県連が分裂する可能性も出ている。
  「自ら党を離れることは、すべきでない」
  階猛衆院議員(1区)は6月30日、盛岡市内で記者団にこう述べて、改めて離党に否定的な考えを示した。小沢元代表に近いと見られている階氏だが、これまで再三にわたり離党しないように、小沢元代表を説得してきた。
  階氏によると、同日の後援会会合でも「なるべく党に残ってほしい」という意見が出たという。ただ、小沢元代表が離党表明した場合の自身の対応については明言を避け、「小沢先生が党に残ってもらえるように努力する」と述べるにとどめた。
  黄川田徹衆院議員(3区)も離党には慎重な考えだ。29日夜、陸前高田市内であった後援会幹部との会合では、幹部から小沢元代表と行動を共にするよう求められたが、今後の対応について明言を避けたという。
  小沢元代表と距離がある平野復興相(参院岩手選挙区)は、同党にとどまる見通しだ。
  一方、畑浩治(2区)と菊池長右ェ門(比例東北)の両衆院議員は、小沢元代表の意見に従うことを明らかにしている。
  畑氏は30日、久慈市の会合に出席。27日には、同市の複数の後援会幹部に対して、「『新党ありき』ではないが、最後は小沢先生の判断に従う」と話し、理解を求めた。
  菊池氏も30日、岩泉町や田野畑村などの後援会幹部宅を回り、離党や新党参加について説明し、理解を得られたという。
  この他、県関係の参院議員の主浜了氏(岩手選挙区)、藤原良信氏(比例)は、小沢元代表の方針に従うとみられている。
 (2012年7月1日11時31分  読売新聞)
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主張実現へ対応判断=小沢氏
 民主党の小沢一郎元代表は1日午後、消費増税関連法案の衆院採決で反対票を投じたことを踏まえた今後の対応について「主張を実現するにはどうすべきかという判断を遅くとも2日にする」と述べた。岩手県庁で記者団の質問に答えた。(時事通信2012/07/01-15:57)
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小沢氏の発言要旨=民主党
 民主党の小沢一郎元代表が1日、岩手県庁で記者団に語った発言要旨は次の通り。
 私どもは3年前の総選挙で、「国民の生活が第一」という理念とスローガンで国民の皆さんから支持を頂いて政権を担うことになった。それから3年、今日の状況を見ていると、「国民の生活が第一」という理念はどこかへ消え去ってしまった中で増税だけが先行する形になっている。
 このようなことは到底納得できない。増税だけを強行しようとしていることは、国民の皆さんに対する背信行為であり、民主党はうそつきだと言われても仕方がない。
 われわれとしては、何としても皆さんに約束し、掲げた理念、スローガンを掲げ続け、そういう政治を実現することに全力を尽くしたい。この主張を達増拓也知事にも改めて申し上げ、今後とも協力をしてもらいたいし、一緒にそういう政治の実現をしていこう(と伝えた)。
----民主党に残るか、離党するかという話は。
 知事とそういう政局の直接的な話はしていない。3年前に訴え、政権交代したときの熱い思いと政治理念を実現すべくわれわれは行動しているということを、ご理解いただくように話した。
----政局に関して2日に判断するということか。
 政局について判断するのではない。われわれの主張を実現するためにはどうすべきかという判断を遅くとも2日にする。(時事通信2012/07/01-19:07)
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笠原・民主衆院議員:小沢元代表に同調 支援者と会合 /岐阜
毎日新聞 2012年07月01日 地方版
 民主党の笠原多見子衆院議員(比例東海)は30日、地元の岐阜市内で支援者との会合に出席し、「どこまでも小沢(一郎元代表)さんについて行く」と述べ、小沢元代表に同調する考えを改めて示した。小沢元代表は2日にも、離党や新党結成についての最終結論を出すことを明らかにしている。
 笠原氏は小沢グループで、消費増税関連法案に反対票を投じた。小沢元代表は、野田佳彦首相が法案の撤回に応じなければグループ議員とともに離党に踏み切る考えを輿石東幹事長に伝えている。【三上剛輝】
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◆(2011年2月18日10時53分 読売新聞) 岩手知事「大変いいこと」…民主会派離脱願 
 民主党岩手県連代表代行の菊池長右ェ門衆院議員ら小沢一郎元党代表に近い同党の比例選出衆院議員16人が17日、衆院の同党会派からの離脱と新会派の結成を表明した。
 事実上の党分裂に陥ったとの見方もある中、小沢元党代表を支持する達増拓也(たっそ たくや)知事は菊池氏の会派離脱の動きを好意的に受け止め、改めて党執行部への対決姿勢を鮮明にした。
 菊池氏は「衆院選の公約が守られていない。このままでは、有権者が民主党にだまされたと思ってしまう。原点に戻るべきだ」と会派離脱を表明した理由を述べた。県連代表代行の役職については「個人的には会派を離脱しただけだ。党員なので問題はない」と述べ、辞任しない考えを示した。県連で近く協議して最終的な対応を決めるという。
 一方、知事は17日、記者団に対して「マニフェスト(政権公約)の原点に戻ろうとするもので、大変いいことだ」と理解を示した。菊池氏らが2011年度予算関連法案など重要法案に反対することは、マニフェストの見直しが進む現状では避けられないとの見通しも明らかにした。
 また、知事は同日午後、菊池氏に電話をかけ、「私も民主党のあるべき姿を守るためには、菅政権と一線を画すべきだと思っていた。菊池さんたちがやっていることは、それと同じ趣旨なので頑張りましょう」と激励したという。
 今回の動きは、党執行部が進める小沢元党代表の処分手続きをけん制する狙いなどがあるとみられる。ただ、小沢グループの国会議員の多くは若手で、選挙基盤が盤石とは言い難い。追い込まれた菅首相が解散総選挙に打って出る可能性も捨てきれず、この動きがどこまで広がるかは不透明な状況だ。小沢グループの若手衆院議員の1人は「衆院解散が決まるまでは身動きが取れない」と苦しい胸の内を明かした。(2011年2月18日10時53分  読売新聞)
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大震災被害対策「小沢一郎さんの計らい・小沢力」が有効に働いている/仙台空港=小沢側近・弟子が奔走 2011-04-25 | 地震/原発/政治 
東日本大震災津波・岩手からの報告
日本一新の会 達増拓也(岩手県知事)
 「日本一新メルマガ」への投稿は、大震災津波後、初めてになります。岩手県や県内被災地に対し、全国から、世界から、多くの支援、お見舞い、激励をいただいています。この場を借りて、感謝申し上げます。
 また、大震災で犠牲になられた方々、その関係者の方々に、心からの哀悼の意を捧げます。
 発災翌日の3月12日、岩手県選出参議院議員である平野達男内閣府副大臣が、23人の事務方と共に岩手入りし、岩手県庁内に政府の現地連絡対策室を立ち上げました。事務方は、内閣府の防災担当参事官の下に各省庁の若手で構成。県庁内には、11日のうちに自衛隊の連絡窓口もでき、その後、北東北3県を管轄する第9師団の司令部が青森市から岩手県庁に移されました。
 これにより、発災当初から、被災地が直面する課題について国と地方自治体の職員が共同で解決する体制ができました。同じころ、県は、停電と通信途絶の中で、12の沿岸市町村全てに本庁職員を派遣して、状況を把握し、初動を支援しました。市町村と、県と、国の各省庁がつながって、人命救助、避難、応急復旧、被災者支援を展開しました。避難所のケアは、自衛隊に負うところ大です。
 工場で研修をしていた中国人が多数被災したので、外務省の中国語ができる職員にすぐ来てもらいました。被災市町村の行政機能が大きく損なわれており、県や他市町村からの大規模な支援が必要だということで、市町村行政に詳しい総務省職員に来てもらい、支援体制作りを手伝ってもらいました。その他にも、いろいろと、現場の要請で各省庁に動いてもらいました。後に政府が決めた被災地支援策のかなりの部分は、市町村、県、各省庁の事務方の「現場力」で作り上げたといえます。
 ガソリンなどの燃料不足が長く続いた件は「現場力」では対応しきれず政府による全国的な調整力と指導力の不足がたたりました。なお、宮城県の政府現地連絡対策室担当の東祥三内閣府副大臣が岩手の被災地入りした時に、仮設ガソリンスタンドの設置を現地で決めてくれ、すぐ実行されたのは助かりました。
 「政治主導」を感じたのは、がれきの処理です。樋高剛環境政務官が政府のがれき処理プロジェクトチームの座長となり、関係省庁の事務方を糾合し、平時であれば1年かかるような省庁間調整を2、3日で終わらせました。阪神淡路大震災時を上回る財政措置も決まりました。がれき問題は被災市町村長が抱える最大の悩みの一つであり、大いに助かりました。樋高政務官は、中選挙区時代に小沢一郎秘書として陸前高田市などの今回の被災地を担当しており、かつて一軒一軒歩いた家ががれきとなってしまった、そのがれきの問題は何としても解決しなければならない、と言っていました。
 発災直後、私が被災地の市町村長さん達にお願いしたのは、住宅地図で一軒一軒確認するように被害状況を把握すること、名簿をしっかり作って住民の安否状況を把握すること、でした。住宅地図と名簿は、小沢一郎さんに習った選挙手法でもあり、災害対策本部長の仕事は選挙対策本部長の仕事と共通点がある、と思いました。
 また、私は津波の被害を受けなかった内陸の市町村長さん達に集まってもらって沿岸支援への協力をお願いし、さらに、県内の諸団体に被災地支援をお願いする文書を作って協力を依頼しました。目的を達成するために、より多くの団体、企業、個人の支援を取り付けていく、というのも選挙の手法に似ています。選挙において有権者の力を結集して為すべきことを実現する手法は、災害においてあらゆる力を結集して被災者を救う手法と共通するのです。
 ちなみに、団体対策に強い自民党本部は今回の災害でも動きがよく、経団連と被災県を直接結ぶホットラインは、経団連の機関紙で喧伝されていますが、自民党災害対策本部が仲介してくれたものです。
 がれき処理で財務省が前例のない財政措置を認めたのには、小沢一郎さんのはからいがあったと思います。小沢一郎さんが岩手入りした時、私との会談では「県は補正予算でいくら確保したか」とか「国の本予算には○兆円の予備費があるから、まずそれを使えばよい」とか、財政的な話が中心になりました。財務省筋から、かなり情報を得ており、また財務省に対してかなり影響を及ぼしているな、という印象を受けました。がれき処理以外でも、財務省が前例のない財政措置を認めた分野がいくつかあります。
 私は、平安時代の中央政府による東北平定の歴史を踏まえ「東祥三さんは宮城駐在の征夷大将軍、平野達男さんは岩手駐在の鎮守府将軍。今回は地方勢力と力を合わせて東北の平安のために働いていますが、小沢先生こそ2人の将軍の上にいる大将軍だと思っていますからね」と言いました。小沢一郎さんは、「はっはっは」と笑うだけでしたが、本人も大将軍的な立場を自覚していろいろ手を打っているのだな、と私は感じました。
 それから、仙台空港を在沖縄米軍が片付けたのは、新進党から自由党のころに小沢側近と呼ばれていた元衆議院議員の米津等史さんの働きかけによるものだったようです。米津さんは普天間問題の関係で在沖縄米軍と一緒に仕事をしており、大震災津波後、仙台空港が放置されているのをテレビで見て、在沖縄米軍に片付けられないかと持ちかけたところ、じゃあやろう、ということになった由。ここでも小沢一郎の弟子が奔走していました。
 大震災津波そのものによる被害への対策については、「小沢力」がかなり有効に働いていると思います。しかし、今のままでは、「小沢力」が全く生かされないのが、原発対策です。本人も、そこが一番もどかしいと感じているのではないでしょうか。 *太字(強調)は、来栖
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[沈没を防ぐために]小沢氏 離党か残留か「健全な二大政党政治」が遠のいてしまう/ 衆議院議員 しなたけし 2012-06-30 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア


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