橋下市長が女性問題認める 週刊誌報道めぐり「僕のポカで家族に迷惑」
産経新聞 7月18日(水)21時45分配信
橋下徹大阪市長が大阪府知事就任前の平成18年、大阪市内の高級クラブに勤務していた女性と知り合い、交際していたとする記事が19日発売の週刊文春で報じられることが分かった。橋下氏は18日、記者団に「事実の部分と事実でない部分があるが、まずは妻に説明したい」と述べ、事実関係をおおむね認めて「僕のポカで家族に迷惑をかけた。子供には本当に申し訳ない」と神妙に語った。
記事は女性が橋下氏との関係を告白する内容。女性は当時20代後半で、“茶髪の弁護士”としてテレビのコメンテーターなどで活躍していた橋下氏が知人らと来店するうちに親しくなり、飲食などを共にするようになったと報じている。
橋下氏は記者団に「(知事就任前は)聖人君子のような生き方はしていなかった。茶髪だったころの姿と重ね合わせてもらえば分かるかもしれない」と述べ、女性との交際を認めた。
報道内容の一部は否定したが「(女性との)飲食までは認める」とも。「まだ妻に説明していない。これからすごいペナルティーが待っている」と話した。
橋下氏は18日、午後7時ごろから退庁時の囲み取材に応じたが、記者団から質問が出る前に「文春の件は別の場所でやります」と自ら切り出した。関西電力大飯原発4号機の再稼働などに関する質疑を終えると、バックに大阪市のPRロゴがない場所に移り、女性問題に関する質問に応じた。
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橋下大阪市長下半身醜聞の肩透かし
日刊ゲンダイ2012年7月19日 掲載
ペラペラしゃべるキタのホステスも落ちたもんだ…
<「もう会ったら即H」だと>
大阪市の橋下徹市長(43)に女性スキャンダルが浮上した。発売中の「週刊文春」で元クラブホステスが不倫関係を告白しているのだが、選挙が近づくと、こういう紙爆弾が飛び交うものだ。橋下なんて、タレント時代は何をやっていたか分かったもんじゃない。どんどんバクロすればいいのだが、今回の醜聞は“イマひとつ”だ。
この女性は大阪・北新地の高級クラブでホステスをしていたA子さん。現在30代前半で松下奈緒似の美人だというが、要するに相手はシロートじゃないのだ。2人は06年に店で出会い、まもなく肉体関係に発展し、別れた。つまり、知事になる前の話をキタのホステスがバラした。
A子さんは橋下について「性欲は非常に強く、なんとなくSっぽいところがあったと思います」「もう会ったら即H、っていう感じになってましたから、私もそんな関係に少し飽き飽きしてたんです」なぁんて語っている。彼女の方から冷めたわけで、ドロドロの別れ話もなかった。
橋下は18日、囲み取材で「(知事就任前は)聖人君子のような生き方はしていなかった」「まずは妻に説明しなければならない。これから家でものすごいペナルティーが待っている」と神妙に語った。
子だくさんで家庭円満を売りにしているような橋下には痛いだろうが、昨今は巨人・原の話もあったし、部下を愛人にしている企業トップもいる。橋下の火遊びがむしろフツーに見えてしまう。
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〈来栖の独白2012/7/19 Thu.〉
週刊文春は、下世話な趣味の悪いペーパーに成り下がった。同様に、橋下氏も、劣化著しい(ついでに相手の女性も、お粗末すぎる)。恥ずかしい。
橋下氏は、大飯原発再稼働も「負けた」と言ってあっさり許し、極めつけに「野田総理はよくやっている。決める政治をやっているじゃないですか」。
地方の電力会社や企業からちょっと何か言われれば、すぐにビビッて再稼動OK。また、どんな圧力があったにせよ、政権(野田)擁護する。橋下氏は、気付いていないようだ。人心が離れるのは、早い。たちまちに支持を失う。この程度の圧力で持論を撤回していては・・・。いや、そもそも持論も政策もなかったのだ。ただただポピュリズムが彼を一時的に押し上げたにすぎない。潮は、たちまち退いていくだろう。
それにしても、小沢一郎氏に対する長きにわたる人物破壊。氏は、断じてこれに屈しなかった。世は挙げて「説明責任」とはやし立てたが、会見して説明する価値もない週刊誌ネタでなないか。勿論、陸山会事件のことだ。
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◆「小沢の次はあいつだ」と永田町でふれ回る謀略の走狗 週刊ポスト2012/07/20-27号 2012-07-10 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
自民党長老が「いよいよ出るぞ」と番記者に囁いた 橋下徹「愛人と隠し子」怪情報 「小沢の次はあいつだ」と永田町でふれ回る謀略の走狗
週刊ポスト2012/07/20-27号(2012年7月9日Mon. 発売)
p168〜p170(中段)
小沢一郎を政権から追い出したと高揚する既得権益集団にとって、次なる標的は橋下徹である。“小沢なき今”、彼らにとって大事な利権を脅かす恐れのある橋下を止めなければ安眠はない。新たな「人物破壊工作」が動き出した。
小沢のカネだけ問題になる
本誌前号で「『小沢一郎を消せ』と命じた本当の黒幕は誰か」と題した対談を行った。鳥越俊太郎氏と長谷川幸洋氏は、小沢に対する「人物破壊」の背景に、霞が関や米国の影を指摘した。地域主権と官邸主義を唱える小沢氏は「霞が関にとって危険人物」(長谷川氏)であり、厳しい日米交渉の経験から米国にとっても「警戒すべき人物」(鳥越氏)だった。
そうした権力構造の改革に対する脅威が、法務・検察による西松建設・陸山会事件のでっち上げを生み、「妻・和子の手紙」という政治謀略にもつながったのではないか。両氏は、既得権益集団の暴走により、政治家が消される危険性を指摘した。
だからこそ、既得権益派が力を持ち続ける限り「人物破壊」は止まらない。
毎日新聞は小沢一郎・元民主党代表が民主党に離党届を提出した7月2日の夕刊1面で、小沢氏が宗教団体「ワールドメイト」の関連団体に顧問として就任し、毎月200万円の顧問料を得ながらその事実を隠していた、との批判記事を大々的に報じた。だが、記事をよく読むと顧問料の金額は雑所得として報告書に計上されており、問題は顧問就任の事実を2010年度分の報告書に記載していなかった一点のみ。小沢事務所がいうとおり「事務的なミス」で、訂正すれば済む話に過ぎない。ところが毎日は、政治学者のコメントで「顧問の対価としては金額が極めて不自然」「罰則やペナルティーがないため、記載漏れが繰り返される」などと、問題を無理やり大きくしようとする創意工夫を見せた。
ワールドメイトとその関連団体は、以前から亀井静香氏や鈴木宗男氏ら複数の政治家に献金を行なってきた。いまさら新聞が細かな記載ミスを問題視するのは、それが「小沢一郎と宗教団体」の関係であるからに他ならない。だが、政治と宗教との関係自体を問題視するなら、公明党と創価学会の関係はどうなるのか。
問題はまだある。ワールドメイトの一件が報じられた翌日、民主党の藤田幸久・財務副大臣が不動産所得と雑所得で約200万円もの記載漏れを訂正した。こちらは所得自体を隠していたのだから、小沢氏の件よりよほど問題が大きいはずだが、新聞はベタ記事程度しか報じなかった。「反増税」の小沢氏と、「財務副大臣」だと、こうも扱いが違うらしい。
「人物破壊」が権力者の暴走として起きる以上、問題は小沢氏だけでは済まない。小沢新党との連携を口にするだけで敵と見なされることになる。たとえば消費増税反対派を側面支援した河村たかし・名古屋市長率いる減税日本の名古屋市議は、「政務調査費でコミック誌を買った」という“政治とカネ問題”で新聞各紙に厳しく批判された。先の藤田副大臣の問題と同時期だったが、どちらが重大か考えるまでもない。
そして、既得権益集団が小沢氏の次に狙う「最大の標的」が、国政進出に意欲を見せる橋下徹・大阪市長である。橋下氏が掲げる「統治機構を変える」「既得権を液状化させる」という理念は小沢氏と通じる。それに加え、橋下氏は有権者に対する情報発信に長けており、世論の圧倒的支持を受けている。中央集権にこだわる既得権益集団にとっては、小沢氏と並んで最大の脅威である。
これまでにも橋下氏は、昨年の大阪ダブル選挙の際、週刊誌で「父と叔父が同和地区出身のやくざ」「従兄弟が殺人犯」などと報じられ、人物破壊キャンペーンの洗礼を受けた。が、橋下氏はそれを逆手に取り、街頭演説では「実の父が暴力団? 結構毛だらけだ」「今の権力構造を変えるには、坊ちゃんやお嬢ちゃんじゃできませんよ」とはねのけた。打たれ強いところは小沢氏と似ている。
親族の話程度では、橋下氏はびくともしない。が、それは既得権益派をますます苛立たせた。
「ホステスとの間に隠し子がいる」
この数週間、永田町関係者の間に、ひそかに流され始めたのが、「橋下徹・大阪市長の女性スキャンダル」だ。
情報の発信源は、自民党で政権トップまで務めた長老とも、マスコミ界の重鎮ともいわれる。
大阪が地元の自民党関係者が打ち明けた。
「橋下の女性問題に関する情報は、あるベテランの自民党議員が以前から親しくしている橋下氏の関係者から聞いた話を、自身の番記者を集めたオフレコ懇談で喋ったことでマスコミに広がった。オフ懇の内容を聞いた新聞記者らが一部週刊誌に情報を流し、ちょっとした騒ぎになっている」
この長老議員は気をよくして、「近いうちに橋下の女の話が表に出る」と周囲に吹聴しているという。記者たちが騒いだのは、情報源が大物であることもさることながら、内容にインパクトがあったからだ。
「大阪・北新地の名門クラブに勤めていた元ホステスとの間に隠し子がいる」
7人もの子供がおり子煩悩で知られる橋下氏に、愛人との間に生まれた隠し子−−事実とすれば、小沢氏の「夫人の手紙」同様の衝撃を世間に与えることができる。
しかもこの情報は、大阪ではかねて噂になっていたネタだけに、「やはり本当だったのか」と記者たちは色めきたった。
大阪の情報筋をあたると、「週刊誌の記者からさっそく問い合わせが来た」(大阪市役所関係者)、「近々記事になると聞いている」(市政担当記者)などと、ちょっとしたお祭り状態である。
本誌記者は、噂の元となった北新地の高級クラブを訪れた。20年の歴史を持つ老舗で、料金はひとり4万円を超える。クラブに勤務するベテランのホステスに話を聞いた。
「つい先日、二人連れで客として来ていた連中が、『仲良くしていたホステスは誰や?』とか色々聞いていった。記者さんや違うかって店でも話してたんですよ。橋下さんは大阪府知事になる前までは月に2〜3回程度来ていたけど、当時橋下さんが気に入ってた子も、男女の付き合いではなかったんやないかなぁ」
そのホステスはすでに在籍していないという。
果たして真相はどうなのか。橋下氏を取材すると、後援会事務所はこう答えた。
「先ほど本人に確認したところ、そのような事実はないそうです。今後どこまでこのような根も葉もない話が出てくるんだろうね、と本人は笑っておりました」
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◆「小沢一郎を消せ」と命じた本当の黒幕は誰か 鳥越俊太郎×長谷川幸洋 週刊ポスト2012.7.13号 2012-07-02 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
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橋下市長が女性問題/ペラペラしゃべるキタのホステスも落ちたもんだ/我欲に躍る浅ましい国民性
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