小沢代表“不信任案可決も”
NHK NEWS WEB 10月20日 8時3分
国民の生活が第一の小沢代表は、訪問先のドイツで記者団に対し、次の臨時国会で内閣不信任決議案が可決される可能性があるという見方を示し、その場合、決議案の採決前に野田総理大臣が退陣に追い込まれることもあり得るという考えを示しました。
この中で、小沢代表は「改造した野田内閣が今の状況だと、内閣不信任決議案が出たら通るかもしれない」と述べました。
そのうえで、小沢氏は「そういう状況になったら、民主党内から内閣不信任決議案を採決する前に野田総理大臣の辞任を求める動きが出て、『違う人を』という話になるかもしれない」と述べ、内閣不信任決議案の採決前に、野田総理大臣が退陣に追い込まれることもあり得るという考えを示しました。
また、小沢氏は日本維新の会について「橋下市長が目指す地域主権は本気だと思うが、旧体制の自民党と一緒に何かをやろうというなら維新ではない。既成政党の不満のはけ口への期待感が出ていたが、何を目指しているのか今のままでは分からず、火が下火になってきている」と述べました。
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生活の小沢代表、「0増5減」先行に慎重姿勢
2012年10月20日12時20分 読売新聞
【ミュンヘン=松下正和】新党「国民の生活が第一」の小沢代表は19日夜(日本時間20日未明)、ドイツのミュンヘン市で同行記者団と懇談し、衆院選の「1票の格差」是正に向けた小選挙区の「0増5減」の先行実施について慎重な姿勢を示した。
「マニフェスト(政権公約)で国民と約束したから、できるだけ定数削減を図るべきだ」と述べ、比例選定数の削減も必要との考えを示した。
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小沢氏“民主内で野田首相退陣論も”
TBS News-i 20日09:59
ドイツを訪問中の国民の生活が第一の小沢代表は記者団との懇談で、3党党首会談が決裂したことを受けて民主党内で野田総理の退陣を求める動きが出てくるという見方を示しました。
小沢氏は記者団に「野田総理は粘ると思う」と述べ、野田総理は年内は衆議院を解散せず、与野党の攻防は年明けの予算案の審議まで持ち越されるという見方を示しました。
一方で、今後、内閣不信任案が提出されれば可決される可能性があるとの見方を示し、不信任案の採決の前に「民主党内で野田総理の辞任を求める動きが出てくるかもしれない」と述べました。
また、日本維新の会の橋下市長については「地域主権を目指すことについては本気だと思う」としたうえで、党首自身が国政に出ない点など「何を目指しているのか、どういう形でやろうとしているのかわからない」と指摘しました。(20日09:59)
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◆ 小沢氏「古い体制を変えてくれるのでは、という期待。自民党と組んだら、もはや維新ではない」 2012-10-09 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア