生活、猪瀬氏支援に慎重姿勢 都知事選
日本経済新聞2012/11/5 20:20
国民の生活が第一の小沢一郎代表は5日の記者会見で、原発維持などを掲げる石原慎太郎前東京都知事の後継と取り沙汰される猪瀬直樹副知事について「石原氏と同じような考え方を持つのではないか。違和感がある」と東京都知事選での支援に慎重な姿勢を示した。東祥三幹事長は同日の会見で都知事選には「生活からも(候補を)出したい」と述べた。
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次期衆院選秋田3区 村岡氏動く 石原新党に参加
次期衆院選の秋田3区で、2度の立候補経験がある村岡敏英氏(52)の動向が注視されている。石原慎太郎前東京都知事らが結成する新党への参加を決め、水面下で支持獲得へ動きだした。秋田3区には民主、自民、新党「国民の生活が第一」、共産の4党が候補を立てる。村岡氏が参戦すれば混戦に拍車が掛かることは必至だ。
「新しい政治の流れをつくりたい」。村岡氏は10月末以降、距離を置いてきた地元県議や市議らと接触し、新党参加への理解と協力を求めている。
村岡氏をめぐっては最近まで、次期衆院選への立候補を見送る可能性が高いとみられていた。突然の動きに、自民党県議は「出馬へのアクセルを踏んだ」と受け止める。
村岡氏は2005年の衆院選で、父の村岡兼造元官房長官の地盤を継ぎ、自民党籍を離れて無所属で立候補。その後復党し、09年は党籍を残したまま無所属で立った。
いずれも自民党の御法川信英氏(48)との保守分裂劇となり、民主党(当時)の京野公子氏(62)が加わる激戦になった。05年は御法川氏、09年は京野氏に敗れて3番手。10年参院選では、たちあがれ日本から比例代表で立ったが落選。表立った活動は影を潜めた。
「村岡ブランド」が加われば、3区は5人が争う構図になる。民主党現職だった京野氏は小沢一郎氏率いる生活に移った。民主党は新人の三井マリ子氏(64)、自民党は元議員の御法川氏、共産党は佐藤長右衛門氏(68)をそれぞれ立てる。
横手市の村岡後援会会員菊地円蔵さん(62)は「千載一遇のチャンス」と期待する。敵となる4氏は内陸が主な地盤。沿岸に強いとされる村岡氏に有利という計算だ。
ただ沈黙の期間が長かった上、過去の最高得票は7万9000票台。当選圏の目安とされる10万票以上を獲得するには、保守層だけでなく幅広い浸透が課題となる。
村岡氏は衆院選について「支持者と相談して決める」と慎重な発言を続ける。後援会の一部には村岡氏の立候補見送りを予想して、御法川氏のポスターを掲げていた幹部もいる。「保守分裂を繰り返すことは避けてほしい」と困惑の声も上がっている。
2012年11月06日火曜日
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[ 国民の生活が第一]小沢代表 都知事選 猪瀬氏支援に慎重姿勢/秋田3区 石原新党・村岡敏英氏
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