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衆院選 福島2区 [未来]小沢氏の秘蔵っ子太田和美氏と[自民]元建設官僚根本匠氏

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軸は未来・小沢氏の秘蔵っ子と自民の元建設官僚 福島2区★(9)
zakzak2012.12.10
 公示日の4日午後、JR郡山駅前、緑色の勝負服で「卒原発を!」と訴える日本未来の党(未来)の嘉田由紀子代表(滋賀県知事)と、小沢一郎氏の秘蔵っ子、太田和美氏のツーショットに有権者はわいた。

   

 「ウチにとって未来は追い風。『国民の生活が第一(生活)』の時より、反応がいい。政権交代時には、男性有権者に声をかけていただいたが、今回は女性から『頑張って!』と声をかけていただくことが多い。それだけ、福島の女性は原発問題に敏感なんです」と太田事務所。
 福島2区では、未来と、自民党、民主党、日本維新の党(維新)、共産党が激突する。
 かつて、ここは小泉内閣や安倍内閣の首相補佐官を務めた元建設官僚で自民党元衆院議員、根本匠氏の牙城だった。ところが、2009年衆院選で、千葉7区から国替えした民主党の太田氏が出馬し、「福島にお嫁にきました」のキャッチコピーと自転車行脚で、根本氏を撃破した。
 「太田氏は今回、小沢氏とともに民主党を離党し、生活候補として準備をしていた。ただ、連合や民主党系列の大組織が離れて、不安要素も多かった。ところが、嘉田未来でウイングが広がり、パワーアップしている」(未来関係者)
 太田氏の離党で、困ったのが民主党。
 「太田氏を手塩にかけて育ててきただけに、突然の候補者喪失に民主党は大慌て。候補者選びを急いだが、難航に難航。最後は、何とか国会議員ベテラン秘書を担ぎ上げた。秘書としての実力は折り紙付きだが、知名度では太田氏の後塵を拝している」(地元記者)
 これに対し、根本陣営は「福島復興には、政策立案ができて、官僚を自在に動かせる政治家が必要」と、根本氏の長年の政治キャリアと実績を訴え、議席奪還に躍起となっている。
 維新の緑川一徳氏には公示前、石原慎太郎代表と橋下徹代表代行(大阪市長)らが福島入りして支持拡大を訴えたが、まったく未知数。
 根本、太田両氏を軸に、他候補がどこまで地力を発揮できるか。(ジャーナリスト・田村建雄)
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北出美翔氏 小沢一郎氏の元運転手…北海道8区 2012-12-09 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア 

    

北出美翔氏、小沢一郎氏の元運転手…北海道8区
(2012年12月9日06時03分 スポーツ報知)
 衆院選は公示後初の週末を迎えた。史上最多の1504人が立候補した今回の選挙で、女性候補は223人に上る。前回(2009年)の229人には6人及ばないものの、史上2番目の数。国政への女性の挑戦は着実に進んでいる。スポーツ報知選挙取材班は、異色の経歴を持つ5人に迫った。
 北海道8区で日本未来の党から立候補した北出美翔氏(26)が最初に注目されたのは2009年。前回の衆院選のころに当時民主党幹事長だった小沢一郎氏(70)の運転手を務め、週刊誌等で「小沢氏の美人運転手」と騒がれた。もともとは「ずっと、女子アナになりたかった」という北出氏だが、思いもしなかった記事に内心は複雑。「秘書は陰から支えるものですから表に出たくなかった。それに私、美人…なんですか?」
 癒やし系オーラを放つ外見とは裏腹に、強い信念の持ち主だ。運転手時代、渋滞に巻き込まれた。東京の道を知り尽くしている小沢氏は、即座に抜け道を指示したが、その指示とは全く別の脇道を選択した。「代議士には怒られたんですが、ハンドル持っているのは私。(指示された道が狭くて)危ないと思ったから」。陣営内では考えられない、小沢氏へのプチ反逆だった。
 今回の選挙では、女性候補最年少の26歳。「東京から帰郷するたびに、地元の函館が廃れていくのを感じる。こういう日本の現状を変えたい」と北出氏は話している。
*北出 美翔(きたで・みか)1986年4月2日、北海道函館市生まれ。26歳。函館白百合学園高―慶大総合政策学部。大学3年の08年秋に小沢氏の事務所に勤務。大学卒業後の09年から小沢氏の秘書。主に経理関係を担当。
■北海道8区(函館・北斗市、渡島支庁管内、檜山支庁管内)候補者
逢坂 誠二(53)民主前
北出 美翔(26)未来新
前田 一男(46)自民新
高橋 佳大(53)共産新
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