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勝谷誠彦 読売テレビ「そこまで言って委員会」を降板へ 事実上の「クビ」

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たかじんショック、勝谷誠彦氏が読売テレビ「そこまで言って委員会」降板
産経新聞 3月5日(火)19時20分配信
 コラムニストの勝谷誠彦さん(52)が5日、コメンテーターを務める読売テレビ系の人気番組「たかじんのそこまで言って委員会」(日曜午後1時半)を降板することを自身のホームページ(HP)や有料配信メールで明らかにした。食道がんで休養中のやしきたかじんさん(63)の番組復帰が秒読みの中、新たな波紋を起こしそうだ。
 勝谷さんは「2013年3月5日号。〈『たかじんのそこまで言って委員会』辞めます〉」と題し、「辞めるというこちらが主語で書いたのは『今週の金曜日(8日)の収録を最後に』と言われたので『出ません』と私から断ったからだ。事実は、クビだと言われたわけである」とつづっている。
 理由については「『あれだろうな』というものはもちろんある」としながらも詳細は明らかにしていない。関係者の話を総合すると、番組収録中の同氏の過激な発言内容をめぐって、スタッフ側とたびたびトラブルになっていたという。
 一方で、復帰が秒読み段階に入っているたかじんさんについて、勝谷氏は「申し訳が立たないと思っている。たかじんさんの留守を、これは本当に必死で守ってきたつもりだった」と記している。
 今回の降板について、読売テレビでは「次回の収録から参加されないのは事実ですが、経緯などについてはお答えできません」としている。
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勝谷誠彦、「そこまで言って委員会」を降板へ 事実上の「クビ」
シネマトゥデイ 3月5日(火)13時8分配信
 コラムニストとして活躍する勝谷誠彦が、コメンテーターとして出演していた「たかじんのそこまで言って委員会」を降板することが明らかになった。有料配信メール「勝谷誠彦のxxな日々。」などで明かした。
 「2013年3月5日号。<『たかじんのそこまで言って委員会』辞めます>」で勝谷は同番組の降板を発表。「辞めるというこちらが主語で書いたのは『今週の金曜日の収録を最後に』と言われたので『出ません』と私から断ったからだ。事実は、クビだと言われたわけである」と事実上の“クビ”である旨をつづった。理由については「『あれだろうな』というものはもちろんある」とする一方で、詳細は明かしていない。
 同番組の司会を務めていたやしきたかじんは、昨年1月より食道がん治療のため芸能活動を休止している。不在の間は勝谷をはじめとするレギュラー出演者が穴を埋めていたこともあり、勝谷は「何よりも私はやしきたかじんさんに対して申し訳が立たないと思っている。たかじんさんの留守を、これは本当に必死に守ってきたつもりだった。慣れない司会も恥をかきつつやった」とやしきが不在の中の降板になった心境を吐露した。
 また、同番組の出演者で昨年11月に死去した三宅久之さんにも言及し、「三宅翁さんに対してもどのツラさげてあの世で会うか、である。『あとは頼みましたよ』と私は何度も言われていた。頼まれたつもりだったが、キャスティングは私ができるわけではない。三宅先生、『このポンスケ!』と叱ってください」とつづっている。
 同メールの記述によると、勝谷の出演は先週3日の放送が最後。同番組での辛口のコメントが聞けなくなることについて、残念に思うファンも多いに違いない。(堤本敬太)

「たかじんのそこまで言って委員会」安倍晋三総理&飯島勲参与が出演 2013/1/13 読売テレビ 2013-01-20 | 政治

    

「たかじん不在」でも視聴率健闘 個性的な番組フレーム、鉄の結束…
産経新聞2012.9.27 23:12
 食道がん治療のため2月から芸能活動を休養中の歌手、やしきたかじんさん(62)。芸能界を代表する“視聴率男”の異名を持つたかじんさんの不在後もレギュラー3番組の視聴率は好位置をキープしたままだ。10月の番組改編でも全番組が“続投”する。主役抜きにもかかわらずなぜなのか。その理由を探った。
       * * *
 日中外交をテーマにした読売テレビ系の「たかじんのそこまで言って委員会」(23日)は17・0%、関西テレビのバラエティー「たかじん胸いっぱい」(22日)は9・8%、テレビ大阪系の「たかじんNOマネー」(同)も4・1%を記録した。
 休養前後の平均視聴率を比較しても全体で0・3〜1・9ポイント減。たかじんさんのカラーが最も反映された「胸いっぱい」も、関西テレビ編成部では「心配していない」と力強い。
 その要因について、関西テレビでは「開始18年で培った『ランキング』『サミット』などの特集に好感を持ってもらえている」。読売テレビでは「個性的な番組フレームが固まっている」。テレビ大阪では「レギュラー陣の踏ん張りに尽きる」などをあげる。
これらの分析は昨年8月、暴力団との交際が発覚して芸能界を引退した島田紳助さん(56)の元番組にもあてはまる。司会者を変更するだけで継続している読売テレビ系「行列のできる法律相談所」の視聴率は引退前後でまったく変わらず、テレビ大阪系「開運!なんでも鑑定団」も0・9ポイント減と堅調だ。
 「鑑定団」を制作するテレビ東京編成部も「司会が今田耕司さんに代わったことで心配していたが、長年築き上げてきた企画のコンセプトが受け入れられている」とコメントする。
 予告番組、等身大パネルを飾る−などの工夫もあるが各局共通するのが長年にわたってつくられた番組の「型」ともいえる存在だ。
      * * *
 さらに、放送作家の古川嘉一郎さん(69)は、「たかじんさんとスタッフとの強固な関係」を指摘。「たかじんは必ずスタッフを集めて『反省会』を開く。非常に厳しく、事細かに検証する。叱咤は日常茶飯事。一方、親分肌でフォローも忘れないから強い結束が築かれる。不在で彼らが奮闘するのも当然」と話す。身内意識が芽生え、映画製作に大きな影響を与えた「黒澤(明)組」「溝口(健二)組」にも似た“ファミリー感覚”もある。
 影山貴彦・同志社女子大教授(メディア論、49)は、「たかじんさんの場合、東京を敵対視するなど関西人の『情』に訴えてきただけにシニア層を中心に意気に感じて見ている人が多いのではないか。礼賛しすぎるのは危険だが、『関西では、たかじんしか番組を仕切れないのか』と言われないためにも、彼を凌駕するスターを在阪局は育ててほしい」としたうえで、「人気番組の条件として、(1)スーパースターの出演(2)秀逸な企画の2つがリンクすればベストだが、どちらかでも十分もつ。たかじんさん、紳助さん不在の番組が堅調なのはそのことを改めて証明している」と話している。(豊田昌継)

≪アーカイブ 『SAPIO』2009年3月11日号掲載 勝谷誠彦のコラム≫

政治家を踊らせマスコミを煽り立てた?イベント・プロデューサー?よ、あんたは策士だねェ 偽物に偽善者が振り回された「年越し派遣村プロパガンダ」空前のアホらしさ=勝谷誠彦
(SAPIO 2009年3月11日号掲載) 2009年3月16日(月)配信
文=勝谷誠彦 コラムニスト
 年末年始の話題を独占した「年越し派遣村」。紛争地域の難民キャンプさながらの深刻さで報道され、全国から義援金が集まり、多くの人が生活保護を受けて一件落着したこの「美談」に、違和感を覚えた人も少なくなかったのではないか。
派遣村をめぐる「偽善」をコラムニスト・勝谷誠彦氏が喝破する。
 まずはじめにたっぷりと褒めておく。あの『年越し派遣村』の馬鹿騒ぎは、ある勢力が仕掛けた作戦としてはまことに秀逸だった。プロパガンダとして成功しただけではなく、額に汗して働く良民常民が納めた税金の中から、カネを強奪していくことまで達成した。
 国会周辺をデモした時は、ドサクサに紛れて「憲法を守ろう」と大書された街宣車も一緒に行進し、マイクを握った女性は「消費税値上げ反対」とまで叫んでいた。もう味噌も糞も一緒である。
 褒める一方で私は感謝もしたい。久々の左翼や人権屋からの巧みな仕掛けは、この国の政治家や高級官僚、そして大マスコミがいかに劣化し、危機管理能力がなく、頭が悪いかも見事に浮き彫りにしてくれた。押しかけた連中に千代田区が支払った生活保護費は総額3000万円近いらしいが、国民にこの国の現状を認識させる授業料と思えば、まあ呑めなくもない。もっとも、あとで触れる「ルール違反」を認めるものではないが。
 戦いに勝つには「戦機」を読み「地の利」を活かし「宣伝を仕掛ける」ことは、あまたの戦史の教えるところだ。『派遣村』には今回、これらを知悉した「策士」がいたと私は考えている。
 まずは「戦機」だ。策士は霞が関と永田町が空っぽになる年末年始を選んだ。と同時に、この時期は毎年、季節的にも失業者が増える。工事現場などが止まるからだ。だから、釜ヶ崎や山谷では支援者たちが毎年焚き出しをしてきたのである。つまりは「兵隊」が集まりやすい環境があった。
 次は「地の利」だ。同じことを今触れたように釜ヶ崎や山谷でやっても、ベタ記事にもならなかっただろう。日比谷公園という目のつけどころがよかった。繁華街の銀座や国会議事堂が近いこともあるが、私は皇居のお堀の目と鼻の先で騒ぎが起きかけたことに、治安当局や一部の政治家はパニックになったと睨んでいる。日比谷公園の管理者は東京都だ。そもそも、あんな場所にテントを張ることを許した都の責任について「愛国者」であるはずの石原慎太郎東京都知事が沈黙を守っているのも私には解せない。
 そして大マスコミが飛びついたことによって「宣伝」もうまくいった。『派遣村』村長の湯浅誠氏は『AERA』で勝間和代氏のインタビューに答えて「可視化しようと」したと答えているが、まさに狙い通りに行なったというべきだろう。
■講堂を開放した大臣は「誰」を見ていたのか
 この三位一体の巧みな仕掛けにまんまと踊らされたのが愚かな政治家と役人と大マスコミだった。そのあたりを「愚かな大マスコミ」の代表とでも言うべきか、1月12日付の毎日新聞が1面トップから3面まで使って嬉しそうに紹介している。12日といえば『派遣村』の正体もかなりわかってきているころである。にもかかわらず〈官邸動かした派遣村〉〈与野党超え、電話リレー〉と美談仕立てにしている学習能力のなさには驚く。まあ自分たちももうすぐ派遣村に……。おっと。
 せっかくの力作だからその毎日新聞を使わせてもらおう。『派遣村』には年末から人が集まり始めていたが、政府まで巻き込んだ騒ぎに発展したのは、湯浅氏が厚労副大臣の大村秀章議員にかけた一本の電話からだったようだ。湯浅氏が大村議員の携帯の番号を知っていたのは年末の『朝まで生テレビ』で同席したからであって、テレビ朝日も思わぬところで騒ぎの種をまいたことになる。
 上京した大村議員は反対する官僚たちを押し切って〈「これで麻生政権をつぶしたと言われたらどうするんだ。万策尽きたから開けるぞ」と宣言し、講堂の開放を決めた〉。どうしてこの発言がもっと問題視されないのか私はわからない。「路頭に迷った人が亡くなったらどうするんだ」ならまだわからなくもない。しかしここで大村議員が見ているのは「上役」である麻生太郎首相の顔色であって、国民ではないのだ。
 これらの会話から伝わってくるのは、衆を頼んで押し寄せる『派遣村』の人々を前にしての高級官僚や政治家の「狼狽」だ。まさにそれこそが「戦機」を摑み「地の利」を利用した策士たちの狙い目だったろう。年末年始、霞が関にノンキャリアはおらず、永田町に秘書もいない。つまり大村議員や厚労省の幹部たちと『派遣村』の間に立ちふさがるべき古強者どもの不在を突いて、『派遣村』の人々は司令部のふところに飛び込むことに成功したのである。
 霞が関に立った筵旗に飛びついた、正月でニュース枯れの大マスコミが美談仕立てで伝え始めると、尻馬に乗る連中が出て来る。野党各党の幹部たちが日比谷公園に集まって騒いでいる光景に正月早々不愉快な思いをした向きも多いだろう。そんなに『派遣村』の連中を助けたいのならば、社民党は目と鼻の先にある無駄にデカイ党本部を開放すればいいではないか。民主党の建物だって遠くはないぞ。
 しかし私は例の毎日新聞の記事でもっと驚くべき事実を知った。〈河村氏は同日、旧知のよしみでコンビニ大手「ローソン」の新浪剛史社長に電話を入れ、食料の提供を頼んだ。「1000個か2000個のおにぎりだったら何とかなる」という答えが返ってきた〉。ここでの〈河村氏〉とは内閣官房長官の河村建夫氏である。どこの国に民間企業のトップに電話をして、失業者や浮浪者のためにおにぎりの注文をする官房長官がいるだろう。この費用はどうしたのだろうか。まさか官房機密費から出したんじゃないでしょうね。
 要するに「偽善」なのである。久々の左翼や人権屋からの仕掛けが、政治家や役人や大マスコミの「偽善化」によって、まんまと成功したのである。『大辞泉』によると「偽善」とは「うわべをいかにも善人らしく見せかけること。また、そういう行為」だという。本当に失業者に「善かれ」と思うのならば、まずはそれぞれの地域でハローワークがきちんと職業紹介をするべきだろう。
 ものには「ルール」というものがある。そして、危機的状況ほどその「ルール」は守られなくてはならない。沈みゆく船を想像して欲しい。あらかじめ定められた「ルール」を守って、救命ボートに子供や女性から粛々と乗りこむことで、一人でも多くの命が助かることになる。しかしそこで「私はいいから上司を」などと言い出す人が出始めると、現場は「ルール」を失ってパニックになる。言っている人物は「善」をなしているつもりなのかもしれないが、これは全体に大きな迷惑をかける「偽善」なのだ。
 自治体の窓口ではこれまでギリギリの予算の中で、担当者が善意と法の板挟みになりながら、生活保護の認定をしてきた。それが曲がりなりにも「ルール」だった。しかし今回、500人いた『派遣村』の人々のうち約280人に生活保護が認められた。衆を頼んで行けば認められるということになれば、路上生活者たちは役所の前で待ち合わせて、窓口へと押しかけるようになるだろう。いっときの「偽善」のツケは大きいのだ。
「派遣切り」にあったのはたった2割だった
『派遣村』そのものは「偽善」ではない。「偽」である。そもそも『派遣村』という名前が日本語としておかしい。敢えて言うなら『派遣を切られた失業者の村』でしょう。しかもそれも「偽」であることが、泊まるだけ泊まり、もらえるものをもらったあとで支援者側から発表された。アンケートに答えた354人のうち「派遣を切られた」人は73人に過ぎなかった。わずか2割である。当初、村について報じられた時に、多くの良民常民は「ずっと続けて働けると思っていたのに、突然解雇されて寮も追い出された気の毒な人たち」の姿を思い浮かべた。そういう人は2割だけだったんですね。
「日雇い派遣で仕事がなくなった」人も57人いるが、これは一般に「派遣切り」で想像する失業者とは違う。もともと釜ヶ崎や山谷で手配師に集められていたような「日雇い労働者」であって、冒頭に書いたように、年末年始は工事が止まったりして、失業するものなのだ。あとは何かと言えば、ただの失業者、浮浪者、中には野次馬もいたようだ。これで『派遣村』とは「偽善」ならぬ「偽」だと言うほかはないではないか。
 それでも美談仕立てにし続けた大マスコミに問いたい。なぜあなたたちは『派遣村』の住人たちの顔を撮らないのか。支援者がガンとして拒んでいるのは知っている。であれば、取材そのものを断わればいいではないか。
 野党の連中は日比谷公園で「これは政治災害だ」と叫んだ。だったら、そこにいる人々には何の落ち度もないのだから堂々と顔を出してもらうべきだ。地震や台風のどの避難所で顔を隠す人がいるだろう。この事実が私は『派遣村』騒ぎのいかがわしさをもっとも象徴していると思う。「偽物」に「偽善者」が振り回された馬鹿騒ぎは、滅びゆくこの国の年明けに、まことにふさわしいものだったと言うほかはない。
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