毒ぶどう酒事件:奥西死刑囚が一時危篤…手術で持ち直す
毎日新聞 2013年05月09日 22時15分
名張毒ぶどう酒事件で第7次再審請求中の奥西勝死刑囚(87)の弁護団は9日、肺炎などで八王子医療刑務所に収容されている奥西死刑囚が2日夜、一時意識がなくなるなど危篤状態に陥り、9日に手術を受けたことを明らかにした。容体は持ち直したという。
鈴木泉弁護団長によると、奥西死刑囚は2日夕方、たんがのどに詰まるなどして、ほとんど自発呼吸ができなくなった。集中治療室に移して自発呼吸を促す措置をとるなどし、9日、肺に酸素を直接送るための管をのどに入れる手術をした。
鈴木団長は「持ち直したのは奇跡的という医師の説明だった。私たちが心配している最高裁決定前に命を落とす危険に直面した。最高裁は速やかに再審開始決定を出してほしい」と話した。特別面会人の稲生昌三さん(74)によると、3日に見舞った際には意識がなかったという。
奥西死刑囚は名古屋拘置所に収容されていたが、2012年5月に高熱を出して入院。同年6月に八王子へ移送され、点滴での栄養補給が続いている。
02年に始まった第7次再審請求は、最高裁が弁護団の特別抗告を認めれば再審が開始され、棄却すれば終結する。最高検は7月までに専門家の意見書を最高裁に提出する意向を示している。【稲垣衆史】
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発信箱:「自白」から半世紀=二木一夫
毎日新聞 2013年04月11日 大阪朝刊
主人公が「まだ最高裁がある」と叫ぶ。山口県で1951年、夫婦が殺された八海事件の被告をモデルにした映画「真昼の暗黒」のラストシーンだ。無実の主張を聞き入れない裁判批判の論議も起き、流行語になった。
「拷問による自白」をめぐり、司法判断は死刑と無罪とを行き来した。3度目の最高裁判決でようやく無罪が確定したものの、逮捕から17年の月日を要している。
それでは、61年に発生した名張毒ぶどう酒事件の奥西勝死刑囚にとって、最高裁は今なお、かすかでも望みを託せる存在だろうか。「自白を強要された」と訴えながら、ほぼ半世紀を拘置所で過ごしてきた半生を描く映画「約束」を見て、司法を束縛する「自白」の恐ろしさを感じた。
1審無罪からの逆転死刑判決は72年に確定した。その後、再審請求は7回に及び、名古屋高裁が8年前に開始を決定した。だから映画は、釈放された奥西死刑囚が支援者らと握手する場面で終わるはずだった。だが、現実はそうならない。検察側の異議が通り、決定は取り消され、現在、最高裁で審理されている。裁判所が再審を認めないのは「自白の根幹は信用できる」からだ。
映画の中で、徳島ラジオ商事件の再審開始を決定した元裁判官の秋山賢三弁護士が「裁判所に何度も裏切られた人が裁判所を最後まで信じようとする。それしかないからでしょうね」と語っている。87歳の奥西死刑囚は体調を崩し、医療刑務所に移された。闘う時間には限りがある。
最高裁が重視するのは、確定判決か、「疑わしきは被告の利益に」の原則か。司法の信頼を失わせない結末であってほしい。
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◆ 名張毒ぶどう酒事件/「司法官僚」裁判官の内面までゆがめ、その存在理由をあやうくしているシステム 2012-07-01 | 死刑/重刑/生命犯 問題
〈来栖の独白 2012/7/1 Sun. 〉
昨日、東海テレビの作品 【約束〜名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯〜】(東海テレビ6月30日(土)14:00〜)を、視聴した。ドキュメンタリーとドラマとによる構成で、東海テレビさんの力の入れようが伝わってきた。
心に残った部分から、少しだけ書き留めておく。
25年間裁判官を務め、50歳の時辞めた秋山賢三さんの話。「(裁判所は)冤罪闘争している人間の再審は、開始しないですね」「(裁判所内の)エレベーターに乗るにも裁判長から、という具合で(序列がある)」
秋山裁判官は、徳島ラジオ商事件(1953年 懲役13年)で富士茂子さん(死後)に再審の扉を開いた人。その後は民事の裁判ばかり。「新潟地裁高田支部へ。豪雪地帯で」。秋山さんはメガネの向こうで目を潤ませて途切れがちに言う、「(裁判に)裏切られた人が、裁判所を最後まで信じようとする。それしかないからですよ」と。
名古屋高裁(刑事1部)小出?一裁判長によって、一旦は再審決定された名張毒ぶどう酒裁判。
その決定を取り消し再審請求棄却したのは、門野博裁判長(名古屋高裁刑事2部)。小出裁判長の認めた新証拠をすべて否定。「死刑が予想される事件で自ら嘘の自白をするとは考えられない」と、自白重視の判断。翌年、東京高裁へ、栄転となった。片や、再審決定した小出裁判長は、辞めている。
これらの風景から見えてくるのは、裁判所の縦の構図だろう。頂点に最高裁があり、その下に高裁があり、地裁があって、旭川地裁稚内支部から那覇地裁石垣支部まである。秋山賢三さんが飛ばされた高田支部の豪雪の様子をカメラは映しだした。
「(裁判に)裏切られた人が、裁判所を最後まで信じようとする」が、再審の扉を開くことは、裁判官にとって出世を諦めることだ。名張毒ぶどう酒事件裁判のように、何次にも亘って再審請求を繰り返しているなら、その請求を受け入れるということは、前任裁判官たち(の決定)を全否定すること。裁判所を否定することだ。そんな者が、上級の裁判所に居させてもらえるわけはない。官僚社会である。
かくて、奥西勝さんには、再審の扉は開かれないだろう。歳月が重なり、多くの司法関係者の判断、関与を経れば経るほど、再審の道は細く狭く遠くなるだろう。
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◆ 【約束〜名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯〜】東海テレビ6月30日(土)14:00〜 2012-06-30 | 死刑/重刑/生命犯 問題
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◆ 『司法官僚』新藤宗幸著--裁判とは社会で周縁においやられた人々の、尊厳回復の最後の機会である 2009-09-28 | 読書
『司法官僚』〔裁判所の権力者たち〕新藤宗幸著(岩波新書・819円)
---評者・梓澤和幸=弁護士(中日新聞読書欄2009/9/13Sun.)---
秩序維持へ判決に影響力
最高裁の建物の中には裁判を担当せずに司法行政に専念する裁判官が23名、その予備軍である事務総局付判事補が20余名いる。現場の裁判官も、どこか上(人事)を気にしながら仕事をしている。その空気をつくっている司法官僚の真実に迫った。実証的でしかも知的好奇心を誘う文体である。
最高裁長官、事務総長、人事局長などの人々は(法律の建前とは別に)結局申し送りという官僚システムで選ばれていく。現場と事務総局を往来するこのコースに乗るか否かは、司法試験合格後1年半の司法修習の間に決まる。頭がよく、素直で、上司に従順な人が選ばれる傾向だという。
司法官僚は全国の判決や訴訟指揮の情報を集める。それをもとに行使される人事権は全国3500名の裁判官たちに絶大な影響力をもつ。10年ごとの再任の有無、昇級、転勤を司法官僚が決める。事務総局が召集する「合同」と呼ばれる研究会も下級審の裁判内容を遠隔操作する結果を生む。労働事件や水害事件の事例が指摘される。次の指摘は本書の白眉である。「司法官僚として訓練された調査官が、最高裁判決に大きな影響力をもつとされ、しかも最高裁判事のうちの職業裁判官も司法官僚トップ経験者であるとき、(最高裁の)判決が秩序維持に力点をおくものとなるのも当然といえよう」
裁判とは社会で周縁においやられた人々の、尊厳回復の最後の機会である。必死の訴えをする人々に遭遇したとき、裁判官は全人格的判断をもって救済に当たるべきだ。しかし、人々の目にふれぬところで、裁判官の内面までゆがめ、その存在理由をあやうくしているシステムがあるのだとすれば大問題である。
政権交代とは闇を打破る時代のことであろう。本書の提言にかかる裁判所情報公開法などによって司法の実態にも光が当てられ、真の改革が着手されるべきだ。
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◆ 名張毒ぶどう酒事件の人々
◆ 名張毒ぶどう酒事件 第7次再審請求差し戻し審 名古屋高裁刑事二部 決定要旨
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◆ 奥西死刑囚は“村社会”を守るための生贄にされた!? 名張毒ぶどう酒事件の闇に迫る再現ドラマ『約束』 2013-02-19 | 死刑/重刑/生命犯 問題
奥西死刑囚は“村社会”を守るための生贄にされた!? 名張毒ぶどう酒事件の闇に迫る再現ドラマ『約束』
日刊サイゾー2013.02.15 金 深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】vol.210
東海テレビ報道部の齊藤潤一ディレクターが撮ったドラマ『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』は、3つの村社会に向かってそれぞれ一石を投じている。ひとつはスケープゴートを出すことによって小さなコミュニティーの平穏を守ろうとする実在の村社会に。もうひとつは裁判所の威厳を保つために再審を認めようとしない頑強な縦社会である司法界へ。そしてもうひとつは、わかりやすいもの、面白いもの、当たり障りのないものしか取り上げようとしないテレビ業界に向かって。平和を装う、それら3つの村社会に対して、『約束』は疑問を投げ掛ける。東海エリアで2012年6月30日に放送された『約束』は大きな反響を呼び、2月16日(土)より劇場公開されることになった。波紋がどれだけ広がるか注目される。
『約束』は、サブタイトルにあるように“名張毒ぶどう酒事件”の真相に迫ったものだ。この事件は昭和36年、1961年に三重県名張市の小さな集落・葛尾の公民館で5人の女性が薬物死したもの。亡くなった5人の中に妻と愛人がいた奥西勝を警察は重要参考人として連行し、自宅に2人の幼い子どもを残していた奥西が「ぶどう酒に農薬を混入した」と自白したことから逮捕された。その後奥西は無罪を主張し、第一審では自白に信憑性がなく、物的証拠も乏しいと無罪を言い渡されている。ところが、名古屋高裁は一転して死刑を宣告。1972年の最高裁で死刑が確定。奥西が自白した直後に村の人たちの証言が二転三転するなどの不可解さが多いことから、冤罪の可能性が高い事件として知られている。
齊藤ディレクターは東海テレビ報道部に籍を置き、これまでに戸塚ヨットスクールの現状を追った『平成ジレンマ』(11)、光市母子殺害事件でバッシングを浴びた安田好弘弁護士に密着した『死刑弁護人』(12)などの問題作が劇場公開されたドキュメンタリストだ。地元エリアである三重県で起きた名張毒ぶどう酒事件を題材に『重い扉 名張毒ぶどう酒事件の45年』(06年放送)、『黒と白 自白・名張毒ぶどう酒事件の闇』(08年放送)、『毒とひまわり 名張毒ぶどう酒事件の半世紀』(10年放送)と3本のドキュメンタリー番組を作ってきた。奥西死刑囚に仲代達矢、その母・タツノに樹木希林、と日本映画界の名優2人をキャスティングした『約束』は、齊藤ディレクターにとって初めてのドラマとなる。
齊藤「僕が初めて撮ったドキュメタリーが『重い扉』で、名張毒ぶどう酒事件について合わせて3本のドキュメンタリーを作りました。でも奥西死刑囚にはまだ取材できずにいます。死刑確定囚に会えるのは家族か弁護人、一部の支援者だけに限られているんです。これまでは面会した関係者をインタビューしたり、直筆の手紙をナレーターが読み上げることで、いつ処刑されるか分からない日々を過ごす死刑囚の心情を伝えようと試みてきました。でも、3本のドキュメンタリーを作り、もう手はないなぁと。ある種、ドキュメンタリーとしての限界にぶつかってしまったんです。そこで、まったく経験はなかったけれど、奥西死刑囚を主人公にしたドラマを撮ろうと思い付いたんです」
仲代達矢は『毒とひまわり』のナレーターを務めており、冤罪の可能性の高い奥西死刑囚に強い関心を持っていた。舞台公演のスケジュールを調整して、難役のオファーを快諾した。樹木希林は当初、ローカル局が作る“再現ドラマ”への出演を拒んだ。しかし、齊藤ディレクターが事件に関わる資料を送るとちゃんと目を通し、「一度、村を見てみたい」と申し出てきた。名古屋からローカル線に乗って片道約3時間かかる三重県と奈良県の県境にある集落まで、齊藤ディレクターと2人で足を運んだ。さらに奥西死刑囚の妹にも会っている。再現ドラマへの出演に気乗りではなかったはずの樹木の周到な役づくりが始まっていた。2人の名優に対し、齊藤ディレクターから演出することはなかった。ただ、これまでに取材してきた情報をもとに、奥西死刑囚がどのような状況で独房で過ごしているのか、ひたすら息子の無罪を信じ、釈放を願ってきた母・タツノがどのような手紙を残してきたのかをそれぞれ仲代と樹木に説明したそうだ。シーンごとの状況を理解し、後は半世紀にわたり独房に閉じ込められている死刑囚と「人殺しの母親」と罵られながらも息子の帰宅を待ち続けた老女の内面を名優たちは演じてみせた。
《村を追われた後、アパートで息子の帰宅を待ち続けた母・タツノ(樹木希林)。獄中の息子に宛てた手紙は969通に及んだ。》
ドラマパートを際立たせているのが、ドキュメンタリーパートだ。齊藤ディレクターが手掛けた過去の作品も含め、東海テレビがこれまで取材してきたニュース素材、ドキュメンタリー素材を要所要所に盛り込み、この事件の闇の部分に斬り込んでいく。事件について証言した村の関係者たちの顔と声はモザイク処理やボイスチェンジャーで加工されることなく映し出されていく。奥西死刑囚が冤罪ならば、村の人たちは偽りの証言をしていることになる。村の人たちは口裏を合わせて、自白した奥西をそのまま犯人にしなくてはならなかった。奥西が犯人でなければ、村の中に別の真犯人がいることになり、小さな集落の“平和”が維持できなくなるからだ。真実を語っているのは誰か? どこまでが真実で、どこからが偽りなのか? 真実から目を背けて、口を閉ざしているのは誰か? カメラは嘘も真実も両方を映し出していく。観る側は目を見開いて、見極めなくてはならない。仲代や樹木らプロの俳優だけでなく、彼らもまた村の平和を守るためにカメラの前で必死で演じているのだ。
ドキュメンタリーパートで白眉と言えるのが、秋山賢三元裁判官のコメント。裁判所はトイレへ行くにも食事を摂るのもエレベーターに乗るのも、すべて厳格に順列が決まっている。そういった習慣が身に付くと、先輩である裁判官が出した判決を覆すようなことはできなくなると。司法の世界では、再審に興味を示す裁判官はエリートコースから外れるのだと。秋山元裁判官は「徳島ラジオ商殺人事件」の再審を認めたことで、出世コースから外れることになった。ラジオ商殺人事件で冤罪に問われた冨士茂子さんは再審の結果無罪を勝ち得たが、それは冨士さんが亡くなってからの名誉回復だった。秋山元裁判官は涙を浮かべながら、自分が25年間を過ごした裁判所の内情を振り返る。
齊藤「秋山さんのコメントは、僕の初めてのドキュメンタリー『重い扉』を撮ったときのものです。カメラの前で自分が属していた体制側に対して異議を唱える発言をすることはかなり勇気がいったはず。カメラを回しながら、僕も体が震えました。コツコツと地道に取材を続けていると、たまにドキュメンタリーの神さまが微笑んでくれるときがあるんです」
何度も再審請求した奥西死刑囚は、2005年にようやく再審が認められた。だが、再審を認めた名古屋高裁の小出?一裁判長は1年後に退官。2006年には門野博裁判長によって再審は取り消される。「死刑が予測される重大事件で、嘘の自白をするとは考えられない」と自白を重視した門野裁判長は翌年、東京高裁への栄転を果たす。高学歴の人たちが集う裁判所もまた、恐ろしく前近代的な封建社会であることが分かる。裁判所とは真実を明らかにする場所ではなく、あくまでも体制を維持するための頑迷極まりないシステムなのだ。
齊藤「再審を取り消した裁判官たちの顔と名前を出すことに関しては、プロデューサーと何度も話し合いました。批判を受けることは覚悟の上ですが、やはり裁判官は人の運命を左右する責任ある立場にあるんじゃないでしょうか。『テレビのドキュメンタリー番組は中立公正であれ』とよく言われますが、中立公正を守っていると冤罪事件を追うことはできない。名張の事件は東海テレビが開局して間もない頃に起きたこともあり、報道部の先輩記者やカメラマンたちが『奥西死刑囚は冤罪である』という確信のもと、代々バトンを受け継いで取材してきたもの。『約束』はその総決算でもあるんです。ドラマにしたことで幅広い世代からの反響が届きましたが、ドラマといってもすべて分かりやすく描いた内容にはしていません。あまり丁寧に説明しすぎると、観る人たちを受け身にして、考える力を奪ってしまうからです」
何気ないシーンだが、拘置所の高い壁の前を小学生たちの集団が歩いていく様子が何度か挿入されている。壁の外側にいる子どもたちは齊藤ディレクターが東海テレビに入局する以前の姿であり、また私たち自身の姿でもあるのだろう。子どもたちは知らない。壁の中に無実の罪を背負わされ、今日にも処刑されるかも知れないという恐怖と闘い続けている男がいることを。自分の無実を証明するために懸命に生命の炎を保ち続ける奥西死刑囚は現在87歳となる。
仲代達矢、樹木希林らの入魂の演技に胸が熱くなるドラマだが、それだけではこのドラマは終われない。奥西死刑囚の無実が証明されたとき、初めてこのドラマは完結する。固く閉ざされた村社会の扉を、このドラマは激しくノックする。 (文=長野辰次)
『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』
監督・脚本/齊藤潤一 製作/広中幹男、喜多功 音楽/本多俊之 音楽プロデューサー/岡田こずえ 撮影/坂井洋紀 照明/角川雅彦 録音/遠藤淳 美術/高宮祐一 記録/須田麻記子 題字/山本史鳳 音響効果/久保田吉根 編集/奥田繁 助監督/丹羽真哉 監修/門脇康郎 プロデューサー/阿武野勝彦
ナレーション/寺島しのぶ 出演/仲代達矢、樹木希林、天野鎮雄、山本太郎 製作・配給/東海テレビ 配給協力/東風 2月16日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国順次公開 (c)東海テレビ放送
<http://yakusoku-nabari.jp>
※東海テレビ取材班による原作本『名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の半世紀』(岩波書店)が2月15日(金)より発売
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◆ 正義のかたち:裁判官の告白/7 死刑への信条、正反対に変化 2008-04-13 | 死刑/重刑/生命犯 問題
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◆ 徳島ラジオ商殺しの不可解 検察と裁判所の癒着、構造的な欠陥 法壇の高さ 2009-07-13 | 被害者参加/裁判員裁判
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