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山口 周南 連続殺人・放火事件 / 保見光成容疑者を送検

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顔には傷が…山口連続殺人・放火 容疑者を送検
テレビ朝日系(ANN) 7月27日(土)11時45分配信
 山口県周南市の連続殺人・放火事件で、保見光成容疑者(63)の身柄が27日朝、山口地方検察庁に送られました。保見容疑者の顔には逃走中についた傷がありました。
  (藤井友美子記者報告)
  26日午後8時前まで取り調べを受けた保見容疑者は27日朝、送検されました。終始、顔を隠すようにして車に乗り込みました。26日に現場近くの山中で見つかって逮捕された保見容疑者は、被害者の1人を殺害して家に火をつけた容疑で送検されました。保見容疑者は、5人全員の殺害を認める供述をしていて、26日に続いて弁護士に接見しました。
  保見容疑者と接見した弁護士:「言葉は交わしていますが、中身、発言については今の段階ではお話しできません」
  警察は27日も220人態勢で、保見容疑者が発見された場所を中心に凶器や遺留品の捜索などを続けています。 最終更新:7月27日(土)13時5分
*上記事の著作権は[ヤフーニュース]に帰属します 
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<山口5人殺害>潜伏の山中 沢のせせらぎと羽虫の音だけ
毎日新聞 7月27日(土)11時45分配信
 山口県周南市の5人連続殺人・放火事件で、26日に殺人と非現住建造物等放火容疑で逮捕された保見光成(ほみこうせい)容疑者(63)は、事件のあった金峰(みたけ)地区郷集落近くの山中に潜伏していた。2棟の民家全焼からほぼ5日過ごしたとみられる環境はどうだったのか。険しく、うっそうとした森を歩いた。
  発見した機動隊員も、今となっては地図上にポイントで落とせないと言うほどの山深さだ。26日午前9時5分ごろ、獣道にいた保見容疑者は裸足で、下着姿だったという。保見容疑者は観念したように座り込んだ。側頭部には打撲の跡があり、体には擦り傷が目立ったといい、逃亡生活の過酷さを感じさせた。
  自宅や犠牲者宅のある郷集落周辺の山中。聞こえるのは沢のせせらぎと周囲を飛び回る羽虫の音だけだった。足元の枯れ枝を踏むと、大きく響いた。保見容疑者が確保されたのと、渓流を挟んだ対岸の山に入った。地図上では複雑な等高線が走り、車道からは傾斜のきつい山道が伸びる。
  「かつて林業は、この界わいの主産業だったが、なり手がないため下草刈りさえできない状態が続いている」。地区に住む男性(84)の言葉が頭をかすめた。
  車道から川を渡ってすぐ、壁のような急勾配が現れた。人の入らない山は荒れ、枝打ちしていない杉が道をふさぐ。沢伝いにかろうじて残る道を登ると、500メートルも歩かないうちに車道は見えなくなった。眼下に切れ込んだ沢が見える。もし、足を踏み外したらどうなるか。背筋が寒くなった。
  食料や水はどうしていたのか。郷集落の70代の女性は「谷水が豊富なので問題ないが、山菜の時期ではないから、何も食べられなかったのではないか」とみる。朝方は真夏でも肌寒いほど。車道には街灯がなく、月が出ていても暗い山中は、歩けそうになかった。
  身柄確保から一夜明けた27日朝、集落内で「ゆっくり眠れた」との声を聞いた。朝から続いた大規模な捜索はなくなり、前日までの張り詰めた雰囲気は和らいだ。県警は同日も約100人態勢で、身柄確保の現場周辺で遺留物や凶器を捜す。【平川哲也、曽田拓】
  最終更新:7月27日(土)12時28分分
*上記事の著作権は[毎日新聞 ヤフーニュース]に帰属します 
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父を懸命に介護、犬可愛がる一面も 山口・放火殺人事件
朝日新聞デジタル 7月27日(土)7時14分配信
 山口県周南市で起きた連続殺人・放火事件で26日、殺人などの疑いで逮捕された保見光成容疑者(63)。父を懸命に介護し、犬を可愛がる一面を知る人は、凶悪な容疑との落差に戸惑う。
  「この犬は、父の生まれ変わりだと思った」
  数年前、保見容疑者に捨て犬のゴールデンレトリバーを引き取ってもらった女性は、容疑者の言葉が忘れられない。関東での左官の仕事をやめ、地元に戻って介護していた父親を亡くしたばかり。心の支えを求めているようだったという。
 *上記事の著作権は[朝日新聞]に帰属します 
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両親の死後、トラブル続き孤立…山口連続殺人
読売新聞 7月27日(土)9時58分配信
 自宅から約1キロの山中で、逃亡中の容疑者が確保された山口県周南市金峰(みたけ)の連続殺人・放火事件。
  保見光成(ほみこうせい)容疑者(63)は26日に逮捕された後、遺体で見つかった5人の殺害を認めているという。県警は小さな集落で起きた凶悪事件の動機や逃亡中の足取りの解明に乗り出した。事件発覚から5日間、不安な日々を過ごした地元住民らは、安堵(あんど)する一方、やりきれない思いで逮捕の知らせを受け止めた。
  保見容疑者は、中学卒業後に関東の工務店で働き、40歳代半ばの1994年に実家に戻った。
  中学時代の同級生(63)によると、「高齢者相手に大工仕事や家の修理など『便利屋』のような仕事をしていた」という。
  しかし、同居していた母親が2002年末に亡くなり、父親を数年前に亡くして一人になってからは、周囲とのトラブルが目立つようになった。回覧板を持ってきた住民には「ゴミだからいらない」と拒否。別の地域から移ってきた男性(70)は「自宅を訪ねても、気配はあるのに一向に出てこなかった」と話すなど、集落の住民と交流せず、孤立を深めた。
 最終更新:7月27日(土)9時58分
 *上記事の著作権は[讀賣新聞]に帰属します
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山口 周南 連続殺人・放火事件/ 住民は「田舎は近所がうるさいからね。積もり積もったものが、噴き出した」 2013-07-26 | 社会 
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