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オウム 小池(旧姓・林)泰男死刑囚ら4死刑囚が本回し読み、教祖三女が仲介か

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オウム4死刑囚が本回し読み、教祖三女が仲介か
 読売新聞 1月28日(火)9時10分配信
 オウム真理教の教祖・松本智津夫死刑囚(58)の三女(30)が、東京拘置所に収容中の元教団幹部・小池(旧姓・林)泰男死刑囚(56)ら4死刑囚間の書籍の受け渡しを仲介したとして、同拘置所から4死刑囚との面会を禁じられていたことがわかった。
  三女はかつて松本死刑囚の後継者と目されており、同拘置所は「教団に影響力があると考えられる三女の意思が、複数の死刑囚に同時に伝達される恐れがある」と判断した。公安当局も三女と4死刑囚の関係に注目している。
  小池死刑囚は、2月5日の元教団幹部・平田信(まこと)被告(48)の公判に証人として出廷する予定。過去の公判では、「汚れたものを信じてしまった」と教団からの決別を宣言しており、証言が注目される。
  関係者によると、三女は2007年から、東京拘置所で、小池死刑囚のほか、新実智光(49)、早川紀代秀(64)、横山真人(50)の3死刑囚らと定期的に面会し、差し入れも行っていた。しかし、13年の同拘置所の調査で、小池死刑囚が別の死刑囚に「(三女から)本が届くかもしれない。ついでの時に僕に差し入れてくれ」と手紙を出したり、三女宛ての手紙に「本を回すのは少し休みましょう」と書いたりしていたことが判明。三女が死刑囚間の書籍の回し読みを仲介していた疑いが強まった。
  一般的に面会者が死刑囚に書籍などを差し入れることは認められているが、刑事収容施設法は、死刑囚ら収容者間の金品の授受は禁じている。そのため、東京拘置所は「放置すると、死刑囚の間でさらに金品の授受が行われることになり、施設の規律・秩序の維持にも支障を来しかねない」などとして、13年5〜6月、三女と4死刑囚との面会を順次、不許可とした。
 最終更新:1月28日(火)9時10分
 ◎上記事の著作権は[Yahoo!JAPAN ニュース]に帰属します
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