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プーチン大統領 クリミア自治共和国のロシア編入 条約に署名「クリミア半島はロシアの聖地 不可分の存在」

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ロシア大統領「他地域は占領せず」、クリミア編入条約に署名
 REUTERS 2014年 03月 19日 02:43 JST
[モスクワ 18日 ロイター] -ロシアのプーチン大統領は18日、ウクライナ南部クリミア自治共和国をロシアに編入する条約に署名した。また他のウクライナ地域を占領する考えはないとも強調した。
  プーチン大統領は、上下両院議会の合同会議で演説を行い、クリミアで16日実施されたロシアへの編入の是非を問う住民投票では、クリミアとロシアの再統合を望む声が圧倒的だったと指摘。「クリミアは、われわれすべてにとり歴史的な重要性を持つ」とした上で「国民の心のなかでは、クリミアはロシアといつも不可分の存在だったし、いまもそうだ」と語った。
  議会は今後数日以内に、条約批准に向けた手続きを開始すると見られる。
  これに対し、ウクライナや西側諸国からはロシアへの批判が相次いだ。
  ウクライナ外務省は、クリミアをロシアに編入させる条約をウクライナとして認めないと表明。「クリミアがロシア連邦に編入されるとの合意書の署名、およびロシア大統領が行った演説は、法律にも民主主義にも常識にも合致しない」と言明した。
  米国のバイデン副大統領は、ロシアによるクリミア介入が同地域の収奪に当たると批判。ロシアと国境を接する北大西洋条約機構(NATO)加盟各国の安全保障に対する米国のコミットメントを強調するとともに、ロシアがクリミアの編入手続きを進めた場合、欧州連合(EU)と米国はロシアに対して追加措置を講じるとの方針を示した。
  米ホワイトハウスは、日米欧7カ国(G7)首脳が来週ハーグで開催される核安全保障サミットの合間に、ウクライナ情勢について協議することを明らかにした。
  英国のヘイグ外相は、プーチン大統領がクリミア併合に動いたことでロシアは孤立の道を選択したとした上で、「プーチン大統領が、自国民やクリミア住民の声を無視するとともに、国際社会との連携や国際機関との関わりを否定し、孤立の道を選んだことは遺憾だ」と述べた。
  フランスのオランド大統領は、プーチン大統領の条約署名を非難した上で、20─21日の欧州理事会では「強力かつ協調した対応」が必要になるとの認識を示した。
  これに先立ち、日本政府は、クリミア半島でのロシア編入を問う住民投票を受けて、新投資協定や宇宙協定など三つの新たな日ロ協定の締結交渉開始凍結を含むロシアへの経済制裁を決定した。
  <コソボとクリミア>
  プーチン大統領は演説のなかで、コソボ問題を引き合いに出し、西側諸国はコソボがセルビアから独立するのは認めたが、クリミアには同等の権利がないと否定するのは偽善だと批判。「同じ物がきょうは黒く、あすは白いなどということはあり得ない」と語った。
  またクリミア半島はロシアの聖地であると表現し、西側諸国との対立は望まないとしつつも、制裁を発動した西側諸国は一線を越え、無責任な行動に走ったと批判した。
  ウクライナの暫定政権には「ネオナチ、ロシア嫌い、反ユダヤ主義者」が含まれていると非難した。
  ドイツに対しては、1990年のドイツ再統一をロシアが支持したように、ドイツもまたロシア国民の再統一への願いを支持するものと確信していると述べた。中国については、ロシアを支持しているとして感謝の意を示した。
  プーチン大統領は、ロシアとして、ウクライナの一層の分断を望んでいないと強調。「ロシアが脅威であると説いたり、他の地域もクリミアの二の舞になると吹聴する者たちを信用してはならない。われわれはウクライナの分断は望んでいないし、必要としてもいない」と語った。
  北大西洋条約機構(NATO)がウクライナに勢力を拡大する可能性について懸念を示し「(クリミアにおけるロシア黒海艦隊の拠点である)セバストポリでNATO水兵の出迎えを受けるなどということは、あってはならないことだ」と話した。
 ◎上記事の著作権は[REUTERS]に帰属します 
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プーチン大統領 クリミアの編入を表明
 NHK NEWS WEB 3月18日 22時11分
 ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ南部のクリミア自治共和国をロシアに編入すると正式に表明し、クリミアのアクショノフ首相らと共に編入に関する条約に署名しました。
 プーチン大統領は日本時間の18日午後8時すぎから上下両院の議員や地方の知事などをモスクワのクレムリンに集めて、ロシアへの編入を求めるウクライナ南部のクリミア自治共和国について演説しました。
 この中でプーチン大統領は、ロシアとウクライナの歴史的なつながりの深さを強調し、クリミアは、過去も現在もロシアにとって切り離せない土地だと述べました。
 そのうえで、ウクライナの暫定政権にはロシアに批判的な過激な勢力も含まれており、ウクライナのロシア系住民が安心して暮らせる状況ではないと批判しました。
 そして、クリミアで16日に行われた住民投票は、国際法にのっとったものだと主張したうえで、「大多数のクリミアの住民とロシア国民が、クリミアのロシアへの編入を支持している。クリミアは、ロシアの一部だ」と述べて、クリミアをロシアに編入すると正式に表明しました。
 50分近く続いた演説は時折、割れんばかりの拍手で中断され、聴衆の中には、涙を浮かべながら聞き入る人も見られました。
 演説の終了後、プーチン大統領は、クリミア自治共和国のアクショノフ首相やコンスタンチノフ議長、それにセバストポリの市長と共に署名式に臨み、ロシア議会上院と下院の議員らの拍手の中で、クリミアの編入に関する条約に署名しました。
 クリミアのロシアへの編入に向けた動きについて、アメリカやEU=ヨーロッパ連合は、ロシアが編入に踏み切った場合には、経済制裁を強化すると警告していただけに緊張がさらに高まるのは避けられない情勢です。
 ◎上記事の著作権は[NHK NEWS WEB]に帰属します 
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ロ大統領、クリミア編入を宣言 米欧との対立決定的に
 2014/03/18 22:09【共同通信】
【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は18日午後3時(日本時間午後8時)からクレムリンに上下両院の議員を招集して演説、住民投票でロシアへの編入が支持されたウクライナ南部クリミア自治共和国と特別市セバストポリの帰属について「強力で安定した主権の下に存在しなければならない。それはロシアだけだ」と述べ、ロシアに編入すると宣言した。
 大統領は演説後、独立を宣言した「クリミア共和国」のアクショーノフ首相らと共に、同共和国とセバストポリをロシアに編入する条約に調印した。
 住民投票を認めず、対ロシア制裁を強化した米国や欧州連合(EU)との対立は決定的になりそうだ。
 ◎上記事の著作権は[共同通信]に帰属します
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オバマも安倍も吹っ飛ばされた プーチンが「世界経済」の支配者になった 〈現代ビジネス 経済の死角〉 2014-03-18 | 国際 
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『知の武装 救国のインテリジェンス』手嶋龍一×佐藤優 2014-03-04 | 
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