求刑超の虐待死判決 見直しか
NHK NEWS WEB 2014年04月21日19時02分
大阪で当時1歳だった娘に対する傷害致死の罪に問われた両親について最高裁判所は双方の主張を聞く「弁論」を開くことを決め1審の裁判員裁判と2審でいずれも検察の求刑を上回った懲役15年の判決が見直される可能性が出てきました。
4年前、寝屋川市で無職の岸本憲被告(30)と妻の美杏被告(31)が自宅で当時1歳だった3女の頭を強く叩くなどして死亡させたとして傷害致死の罪に問われています。
1審の裁判員裁判はおととし「児童虐待防止の社会情勢も考えると今まで以上に厳しい刑を科すべきだ」などとして検察の求刑より5年重い懲役15年を言い渡し、2審も同じ判決だったため被告側が「刑が重すぎて不当だ」などとして上告していました。
これについて最高裁判所第1小法廷は検察と被告側双方の主張を聞く「弁論」を6月に開くこと決めました。
最高裁の弁論はこれまでの判断を変える際に開かれるため求刑を上回ったこれまでの判決が見直される可能性があり最高裁の判断が注目されます。
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◇ 裁判員裁判の死刑判決破棄 3例目 〈長野3人強殺・死体遺棄事件〉池田薫被告 東京高裁 村瀬均裁判長 2014-02-28 | 被害者参加/裁判員裁判/強制起訴
⇒ 検察が上告断念 裁判員裁判の死刑判決破棄 3例目「長野3人強殺・死体遺棄事件」 2014-03-12 | 被害者参加/裁判員裁判/強制起訴
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◇ 千葉大生強殺 竪山辰美被告 2審は無期 裁判員の「死刑」破棄2例目 / 1例目=南青山強殺 伊能和夫被告 2013-10-08 | 被害者参加/裁判員裁判/強制起訴
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◇ 東京高裁 裁判員の死刑判決 初めて破棄 (東京・南青山)強盗殺人などの罪に問われた伊能和夫被告 2013-06-20 | 被害者参加/裁判員裁判/強制起訴
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傷害致死 裁判員裁判と2審で検察の求刑を上回った判決が見直される可能性〜最高裁、弁論を開く決定
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