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裁判員裁判:求刑超え判決 最高裁が見直す可能性 上告審弁論 2014/6/26 最高裁第1小法廷(白木勇裁判長)

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裁判員裁判:求刑超え判決 最高裁が見直す可能性
 毎日新聞 2014年06月26日 21時35分
 1歳だった三女を虐待死させたとして傷害致死罪に問われ、裁判員裁判で求刑の懲役10年を大幅に上回る懲役15年を言い渡された両親の上告審弁論が26日、最高裁第1小法廷(白木勇裁判長)であった。弁護側は「裁判員の極端な判断で刑の公平性が失われた」と主張、検察側は「市民感覚を生かせば刑の相場が幅広くなるのも当然」などと反論して結審した。判決期日は後日指定される。
 2審・大阪高裁は1審・大阪地裁判決を支持したが、最高裁が弁論を開いたため判決が見直される可能性がある。裁判員裁判の判決が従来の「相場」を大きく上回ることが妥当かどうか、最高裁が判断を示すとみられる。
 弁論で母の岸本美杏(みき)被告(31)側は「傷害致死罪で最も多い判決は懲役5〜6年なのに、懲役15年はあまりに不公平」と主張。「幼児虐待という社会問題が量刑判断に盛り込まれ、裁判官もブレーキをかけなかった」と述べた。父の憲(あきら)被告(31)側は無罪を訴えた。
 これに対し、検察側は「長期の虐待があったことも踏まえれば、求刑を超えた判決が不合理とはいえない」と指摘した。
 1、2審判決によると両被告は共謀して2010年1月、大阪府寝屋川市内の自宅で、憲被告が1歳8カ月だった三女瑠奈(るな)ちゃんの頭を平手で強打して急性硬膜下血腫のけがをさせ、同年3月に死亡させた。【川名壮志】
 ◎上記事の著作権は[毎日新聞]に帰属します
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傷害致死 裁判員裁判と2審で検察の求刑を上回った判決が見直される可能性〜最高裁、弁論を開く決定 2014-04-22 | 被害者参加/裁判員裁判/強制起訴 
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