山口5人殺害から1年 初公判のメド立たず
ytvニュース 07/21 16:55
山口・周南市で男女5人が殺害された事件から、21日で1年がたった。事件が起きた周南市から、山口放送・高橋良アナウンサーが報告。
事件発生から1年を迎えた21日、被害者の友人が事件現場を訪れ、花を手向ける姿があった。この事件は、去年7月21日から22日にかけて、周南市金峰で貞森誠さん(当時71)と妻・喜代子さん(当時72)、山本ミヤ子さん(当時79)、石村文人さん(当時80)、河村聡子さん(当時73)が相次いで殺害され、自宅に放火されたもの。警察は、同じ集落に住む無職・保見光成被告(64)を逮捕した。保見被告と周辺住民との間にはトラブルがあったことがわかっている。
その後、検察は鑑定留置を行い、刑事責任が問えるとして、去年12月に殺人と放火の罪で起訴した。今年3月には公判前整理手続きが始まり、これまで6回行われているが、被害者が5人と多いこと、保見被告の供述も曖昧なことなどから、初公判のメドは立っていない。(07/21 16:55)
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周南市5人殺害事件から1年
NHK NEWS WEB 07月21日15時55分
周南市の集落で男女5人が殺害された事件から21日で1年がたちます。
現在、殺人と放火の罪に問われている男の裁判員裁判に向け争点などを絞り込む手続きが進められていて、裁判で5人を殺害した動機などがどこまで明らかになるかが焦点となります。
1年前、周南市金峰の山あいの集落で2軒の住宅が全焼し、焼け跡から殺害された3人が見つかり、翌日に別の2軒の住宅から2人が殺害されているのが見つかりました。
事件の直後から行方が分からなくなり、5日後に現場近くの山で身柄を確保された同じ集落に住む保見光成被告(64歳)が5人を殺害したとして殺人と放火の罪に問われています。
事件から1年がたち、現在は保見被告の裁判員裁判に向け、担当弁護士と検察官、裁判官が争点や証拠などを絞り込む「公判前整理手続き」が進められています。
裁判では保見被告の責任能力が争点の1つとなる見通しで、今後、数回の手続きを経て、裁判所が初公判の日程などを判断することになります。
一方で、保見被告は5人を殺害した動機について、警察の調べに対し「近所づきあいをめぐるトラブルで5人に不満があった」と供述していますが、具体的には明らかになっていません。
山あいの集落で5人もの住民の命が一度に奪われた凶悪な事件は集落の住民どうしの関係が背景にあるとみられ、今後開かれる裁判で動機などがどこまで明らかになるかが焦点となます。 07月21日 15時55分
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◇ 「山口 周南 連続殺人・放火事件」 保見光成容疑者を起訴 山口地検 2013-12-28 | 社会
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「山口 周南 連続殺人・放火事件」 事件発生から1年 初公判のメド立たず [保見光成被告]
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