ベネッセ情報漏えい:松崎正臣被告を追起訴…東京地検立川支部 不正競争防止法違反（営業秘密の複製）

ベネッセ情報漏えい:被告を追起訴…東京地検立川支部
　毎日新聞　2014年09月01日　20時58分（最終更新　09月01日　20時59分）
　通信教育大手ベネッセホールディングス（岡山市）の顧客情報漏えい事件で、東京地検立川支部は１日、顧客情報を不正にコピーしたとして、元システムエンジニアの松崎正臣被告（３９）を不正競争防止法違反（営業秘密の複製）の罪で東京地裁立川支部に追起訴した。追起訴状などによると、松崎被告は６月２７日、顧客情報１９８０万件を私物のスマートフォンに移したとされる。
　松崎被告は別の約１０００万件のデータをコピーした営業秘密の複製罪でも既に起訴されている。地検立川支部は１日、この約１０００万件を名簿業者に渡したとして、同法違反の「営業秘密の開示罪」も審理対象に加えるよう、東京地裁立川支部に訴因変更を請求した。【岡礼子】
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