女性連続殺害 全面否定 再審請求の死刑囚側
讀賣新聞 2014年08月30日
富山、長野両県で1980年、女性2人が殺害された富山・長野連続女性誘拐殺人事件で、3回目の再審を請求している宮崎知子死刑囚(68)が、殺害への関与を全面否定する意見書を富山地裁に提出したことが、弁護人への取材で分かった。弁護人と連名で「公平な裁判が受けられなかった」とする別の意見書を提出したことも判明した。提出はいずれも27日付。
提出されたのは、3月に本人が請求した再審の理由を地裁側に説明するための「補充意見書」。請求理由を詳細に説明する文書の提出は初めてで、地裁はこれを基に再審を開くか否か判断するとみられる。新たな物証の提出はなかった。
宮崎死刑囚が裁判所側に殺害への関与を全面否定するのは、89〜92年の2審・名古屋高裁金沢支部以降初めて。意見書は、1審で否定した女性2人の殺害への関与のうち、2審では一方を認めたことについて、「そのようなことは言っていない」と述べている。
連名の意見書は、宮崎死刑囚との共犯を否定していた知人男性の公判について、体調不良で欠席した宮崎死刑囚に欠席時の公判内容が知らされず、適切に反論出来なかったと主張している。
同事件では、1審の途中で検察側が殺害の実行犯を宮崎死刑囚一人に訴因変更した。宮崎死刑囚には98年、殺人や身代金目的誘拐などの罪で死刑が確定した。これまでの再審請求は新証拠の不足などから最高裁で棄却されている。
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〈来栖の独白〉
宮崎知子という女性、全く信用できない。ここに至ってなお、北野宏氏を苦しめるか。赦し難い。
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◇ 富山長野連続誘拐殺人事件 宮崎知子死刑囚 3回目の再審請求 2014-04-05 | 死刑/重刑/生命犯 問題
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富山長野連続誘拐殺人事件 宮崎知子死刑囚 殺害への関与を全面否定する意見書を富山地裁に提出
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