総連本部、マルナカ売却確定…最高裁が抗告棄却
讀賣新聞 2014年11月05日 13時29分
東京都千代田区にある在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地・建物の競売を巡り、最高裁第3小法廷(木内道祥みちよし裁判長)は、4日の決定で朝鮮総連側の抗告を棄却した。
落札した不動産関連会社「マルナカホールディングス」(高松市)への売却が確定した。近く東京地裁が定める納付期限内に同社が代金を納めれば所有権は同社に移る。朝鮮総連は、北朝鮮の「大使館」の役割を担ってきた中央本部から、退去を迫られる見通し。
朝鮮総連が退去を拒んだ場合、地裁は朝鮮総連に引き渡し命令を出す公算が大きい。同命令には抗告などを申し立てることもでき、強制執行までには時間がかかる可能性がある。
昨年10月の再入札ではモンゴル企業が約50億円で落札したが、後に書類不備で失格。地裁は今年3月、22億1000万円を提示した次点のマルナカ社への売却を決定し、東京高裁も支持したため、朝鮮総連側が特別抗告などを申し立てていた。
今回の決定は、マルナカ社への売却許可を「公正かつ迅速な手続きによる売却を実現するもので、合理的だった」と指摘した。
朝鮮総連の代理人の渡辺博弁護士は、「決定は大変遺憾。今後の対応を検討したい」と話している。
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