楽天・星野SA、中日低迷の要因「落合GM失敗」「立派なスタジアムがガラガラ」
zakzak 2014.11.27
恐怖のコストカッター、落合博満GM(60)下での中日の契約更改交渉で、初の保留者が飛び出し話題になった。大島洋平と平田良介の2外野手だ。
系列スポーツ紙が23日付1面で「中日に激震」と報じた。就任1年目の昨年オフは保留者ゼロ、総額8億円のコストカットを断行して評判を呼んだ落合GMに対する反旗だ。
3年連続規定打席をクリアし球団最多タイ186安打を放った大島は、1775万円増の7400万円の提示(推定)に激怒し「納得できるまで話し合いたい。調停の覚悟もあります」。同GMが中日選手時代の91年に起こした年俸調停を口にした。
百戦錬磨の落合GMにすれば、カエルのツラに何とかだろう。が、監督を2度務めリーグ優勝2度の中日大物OB、天敵の楽天・星野仙一シニアアドバイザー(SA)の言葉を聞いたら、平静ではいられないだろう。
16日に名古屋のテレビ局に出演した星野SAが、落合GMを切り捨てたという。「立派なスタジアムがガラガラに見える。なぜなのか? しっかり提言しないといけない」と、中日が直面する低迷中の観客動員問題に言及。落合GMにも触れ「考えてみれば、これ(落合獲得)が失敗だった」と発言したというから、穏やかではない。
巨人との争奪戦の末、ロッテから3冠王・落合を獲得、88年にリーグ優勝したのは中日・星野監督だ。その後、ケンカ別れし犬猿の仲とはいえ、新たな遺恨勃発の危機をはらむ発言といえる。
落合GMは就任1年目の今季、自ら指名した谷繁捕手兼任監督との新コンビで目指したチーム再生は不発。28年ぶりの2年連続Bクラスに終わっただけに、来季は星野SAをギャフンと言わせる成績をあげるしかない。常勝監督として8年間でリーグ優勝4回、日本一1回。「最高のファンサービスは優勝することだ」と大見えを切っているのだから。 (江尻良文)
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落合GMと星野SAが激突 オリ・金子を口説き落とすのは?
zakzak 2014.11.14
金子千尋投手(31)が12日、オリックスからの「国内FA宣言選手」として公示され、13日から他球団との交渉が解禁となる。ポスティングシステム(入札制度)が認められればメジャー球団も参戦する大争奪戦が始まるが、注目は中日・落合博満ゼネラルマネジャー(GM、60)と楽天・星野仙一シニアアドバイザー(SA、67)の激突だ。
金子の国内FA宣言を受け、中日・谷繁兼任監督は「もちろん欲しい。本物のFA選手が出たということ」と参戦を表明。投手陣の再建がままならず就任1年目の今季は昨年同様の4位に甘んじただけに、金子に飛びつくのは当然だ。
真価を問われるのが落合GMだ。常勝軍団を作り上げた監督手腕でチーム再建に大きな期待を寄せたファンは、Bクラスから脱出できなかった現状に落胆を隠せず。「豪腕GMの下、今年は期待しましたが、現有戦力を読み違えたのでは」というシビアな声があがっている。それだけに、入札制度でのメジャー入りが有力視される金子をどう口説き落とすのか。
金子は中日の本拠地・名古屋の世界的な企業トヨタ自動車出身。しかも再起を目指している元エースの吉見が同社OBで金子の1年後輩というネットワークもある。地元出身のエースだけに集客面でも新戦力になる。
楽天のSAに就任したばかりの星野氏には大きな初仕事になる。チームはエース田中がヤンキース入りしたため昨年の日本一から最下位に転落。田中の後を継ぎ、日の丸エースになった金子獲得は、チーム再建の特効薬になる。
しかも、現役時代は中日のエースとして活躍、監督としても2度のリーグ優勝の実績がある。落合GMの後ろ盾の白井オーナーとは犬猿の仲だが、いまだに中日内部に星野シンパが数多くいる上、トヨタ自動車トップとの親交は幅広い星野人脈の中でも自慢の種だ。
落合GMとの因縁もある。ロッテの三冠男だった同GMを獲得、4番に据えた88年にリーグ優勝を果たしたが、ケンカ別れした経緯がある。金子のハートを射止め、球団首脳として再評価されるのはどちらか。それとも共倒れに終わるのか。 (江尻良文)
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オリ・金子は何がしたい? 真意読めぬ日米42球団悲鳴 MLBは不快感「熱冷めている」
2014年11月27日 17時6分 ZAKZAK(夕刊フジ)
「彼はいったい何がしたいのか?」。オリックスから国内FA宣言した金子千尋投手(31)の真意を計りかね、国内12+メジャー30の日米42球団が悲鳴を上げている。右腕はポスティングシステム(入札制度)による今オフのメジャー移籍を断念した一方で、オリックス残留と国内移籍の両にらみ。さらに来オフの入札申請に含みを残しているのだから、各球団が困惑するのも当然だ。25日には突如、右肘遊離軟骨の除去手術を受ける意向を示し、混乱に拍車をかけている。そんな中、日本一奪回を目指す楽天が真っ先に、交渉のテーブルに付くべく手を挙げたが…。
今季最多勝と最優秀防御率の2冠に輝いた金子を“欲しくない”球団など国内には存在しない。だが、国内他球団に移籍する場合、1年限りの“腰掛け”で来年オフにポスティングでのメジャー移籍を要求する構えともいわれるだけに、手を出したくとも出しそびれている球団は多い。
そんな中、25日にいち早く、具体的にオファーを出す姿勢を明確にしたのが楽天だった。中日も白井オーナーが「そりゃ、いい投手。日本一だと思う。必要な選手」と語り、続く構えだ。
一方、資金力で抜きんでているソフトバンク、巨人は、ポスティングは認めない方針。阪神も「(入札は)基本的には認めないという姿勢」(中村GM)だが「獲得する方向で調整する。確固たる、何年いくらにしようというのは決めていない。よそがいくらにするかとか情報を集めて固めていく段階」(南球団社長)と、周りの様子をうかがっている。
横浜DeNAは「獲得に乗り出すかどうか、これから検討しないといけない。来オフのポスティングを認めるか? それを含めて検討しないといけないということです」(池田球団社長)と煮え切らない。
いずれにせよ、金子の望みが金なのか、契約年数なのか、はたまた来オフメジャー移籍の確約なのか。計りかねている球団は楽天の交渉の行方を注視する状況だ。
だが、今度は金子自身が25日になって右肘の手術に踏み切る意向を明かしたのだから、開いた口がふさがらない。本人は2011年2月に同様の手術を受けた際、5月の2軍戦登板をへて、術後4カ月たった6月に1軍復帰を果たした経験から楽観的だが獲得を狙う各球団とすれば気が気ではないはず。
そんな中、今オフは右腕にフラれた格好の大リーグ関係者は「金子がメジャーに来ることは金輪際ないと思う」とため息まじりに吐き捨てた。
「敏腕代理人のアーン・テレム氏とホットラインのあるマネジメント会社に口説かれ、一時はその気になったようだが、もともと『メジャーには興味がない』と明言していた男だ。日米野球登板をへて、熱はすでに冷めていると聞いた」と金子の言動に踊らされた不快感を隠せない。
とすると、落としどころはどこになるのか。前出の大リーグ関係者は「単純に条件のいい所と契約するでしょう。マネジメント会社側も高額条件を望めるメジャー移籍がかなわない以上、そちらの方向を推すはず」と指摘する。
本音の見えない金子だが、行動の指針にしているモノがあるという。風水だ。同関係者は「彼が心酔しているという、風水の指し示す方角へ進むことになるのではないか」と皮肉った。この騒動、結局は日米各球団が右腕に振り回されて終わるのかもしれない。
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楽天・星野SA、中日低迷の要因「落合GM失敗…立派なスタジアムがガラガラ」/ オリ・金子千尋は何がしたい?
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