女性殺害、名大女子学生の残忍犯好き ツイッターに「酒鬼薔薇聖斗」、麻原彰晃、加藤智大らの名前が...
J-CASTニュース 2015/1/28 14:15
高齢女性を殺害した疑いで2015年1月27日に逮捕された名古屋大学の女子学生(19)のものとみられるツイッターアカウントが発見された。事件当日には「ついにやった」との書き込みもあり、愛知県警は関連を詳しく調べている。
残されているツイートからうかがえるのは、大量殺人事件や残忍な少年犯罪事件に対する強い関心だ。
■ツイッターユーザーと「好きな犯罪者」で盛り上がる
女子学生が投稿したとみられている12月7日のツイート(編集部により一部加工)
報道などによると、女子学生は14年12月7日、自宅アパートで名古屋市千種区の無職・森外茂子さん(77)の頭をおので数回殴るなどして殺害した疑い。調べに対し「1人でやった」と容疑を認め、「幼い頃から人を殺してみたかった」などと供述しているという。本人のものとみられているツイッターには12月7日に「ついにやった」と事件を示唆するような書き込みがあった。
女子学生がツイートしたとみられる270件余りのツイートには、凶悪殺人事件に対する強い興味が顕著に現れている。
「今日は麻原彰晃が逮捕された日です」「今日は津山三十人殺し事件が起こった日です」などと事件発生日や逮捕日を知らせるだけでなく、「今日は加藤智大さんの誕生日です。皆さん祝いましょう」と秋葉原通り魔事件犯の誕生日をアナウンスする投稿まである。
とりわけ、神戸連続児童殺傷事件の犯人「酒鬼薔薇聖斗」に対しては強い思い入れがあるようで、「7月7日!!酒鬼薔薇聖斗くん32歳の誕生日おめでとう♪」とお祝い。酒鬼薔薇聖斗の発言などを紹介する「bot(ボット)」アカウントにもメッセージを送り、返信がくると「返信もらえた死ぬほど嬉しい」と喜んだ。
ツイッターユーザーとの会話では「自分は今でもオウム好きですよ」「宅間も良いが、自分は加藤智大のほうが好きかな」「好きな犯罪者が一致していますね」と殺人事件犯の「好み」で盛り上がることも少なくなかった。
■「『殺してみたい』人は沢山いる」
自らの手で人を殺すことも意識していたようだ。14年5月には「『死にたい』とは思わないけど『死んでみたい』とは考える。『殺したい』人はいないけど『殺してみたい』人は沢山いる」とツイートしていた。逮捕される夢や人殺しになる夢を見ることもあったという。
プロフィール欄には「名古屋大学理学部一年(今ここ)→名古屋大学大学院→自宅警備員→刑務所→拘置所」との記述があり、大学院卒業後に犯罪を犯すことも考えていたのかもしれない。殺人事件が起きる2日前には「名大出身死刑囚ってまだいないんだよな」ともつぶやいていた。
殺人関連の他には化学実験や薬品に関する投稿も度々あった。そもそも、ツイッターのアカウント名は毒性の高い「タリウム」を示すもの。ツイッターでも「試薬の魅力は少年犯罪にも引けを取らないからね」「例えば、硫酸タリウムの半数致死量は1g(成人男性)だろ? で、未開封の硫酸タリウム瓶には25g、つまり約13人分の生命が入ってるわけだ!それだけで神秘じゃないか」などと魅力を語っていた。
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【名古屋の老女殺害】名大女子学生 快楽殺人ツイート「ついにやった」
東スポ 2015年01月28日 19時00分
「ついにやった。」――。 名古屋市昭和区のアパート室内で無職の森外茂子さん(77)の遺体が見つかった事件で、愛知県警は27日、女性をおので殴るなどして殺害したとして殺人の疑いで、この部屋に住む名古屋大の女子学生(19)を逮捕した。調べに「人を殺してみたかった」「宗教の勧誘が煩わしかった」と容疑を認めている。女子学生は森さんの行方不明当日、自身のツイッターに犯行を指したものとみられる冒頭の書き込みをしていた。
逮捕容疑は昨年12月7日昼ごろ、自室で森さんの頭をおので殴るなどして殺害した疑い。殺害後に宮城県の実家に帰省していたが、森さんとの接点を捜査していた千種警察署が連絡し、名古屋に戻った女子学生から事情を聴いていた。
森さんは女子学生のアパートの風呂場で発見され、凶器のおのも部屋から見つかった。「おのは以前から所有していた」と供述していたことも28日、捜査関係者への取材で判明。県警は殺人願望を抱いていた女子学生があらかじめ凶器を準備し、機会をうかがっていたとみて調べる。
女子学生は、以前からツイッター上で犯罪の予兆を見せていた。「逮捕される夢みた。怖かった。」(昨年4月19日)、「『殺したい』人はいないけど『殺してみたい』人は沢山いる。」(5月12日)、「日常を失わずに殺人を楽しめることが理想なんだと思う。」(9月13日)、「夢の中で○○(女子学生の姓)は人殺しでした。」(11月23日)
事件直前の12月5日には「名大出身死刑囚ってまだいないんだよな」とツイート。神戸連続児童殺傷事件の「酒鬼薔薇聖斗」や佐世保小6女児同級生殺害事件の少年加害者、秋葉原通り魔殺人の加藤智大被告、オウム真理教の麻原彰晃死刑囚ら凶悪犯などへの崇拝をうかがわせる書き込みも多数ある。名古屋大は旧帝大の名門で、昨年の天野浩教授らノーベル賞受賞者も多数輩出している。
元警視庁刑事で犯罪ジャーナリストの北芝健氏はこう分析する。
「崇拝する殺人鬼に並びたいという目標達成と性的興奮をもたらした快楽殺人です。殺人動機は佐世保の女子高生殺害事件のようで、犯罪の予兆を見せてネット上で注目を集めようとした点では加藤智大に近い。知能は高いが、共感性のないサイコパス(精神病質)の可能性が高く精神鑑定が必要でしょう」
北芝氏は、女子学生がおのを準備していたことに注目する。
「ツイッターには『よく性別を間違われる』と書いているが、嫌がる様子はなく、むしろ男性性の強いことを誇らしく思っており、男性ホルモンが異常に強い攻撃型タイプだろう」
名大の学生は「(女子学生が)応援団に入っていたと聞いて、応援団はほとんど部員がいないはずなのに、なんで女の子がわざわざ入ったのだろうと不思議に思った」と話す。
森さんが行方不明になった昨年12月7日、2人は一緒に宗教施設を訪れてから女子学生の部屋に移動している。
「勧誘がしつこく憎悪が日に日に濃くなってきたことや、密室であり老女ならば抵抗されずに殺せるなどの条件が整い、殺害に至ったのでしょう。女性がおので殺害しようと思っても余程の筋力と集中力、条件が整わなければできない」(同)
奇妙なのは森さんを殺害しても遺体を処理しようとせず、1か月以上も放置していたこと。
「“殺してみたい”衝動のある人間にとって死体はあこがれ。自分の部屋にあってもインテリアのような感覚で日常の光景になってしまうため、処理しようという発想には至らない」
“短絡的”や“キレやすい”だけでは説明のつかない不可解な犯行のようだ。
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「高校時代に毒盛った」 殺害容疑の名大女子学生
中日新聞 夕刊 2015年1月28日 16時12分
名古屋市昭和区のアパートで同市千種区春里町の無職森外茂子(ともこ)さん(77)の遺体が見つかった事件で、愛知県警に殺人容疑で逮捕された名古屋大の女子学生(19)が、調べに対して「高校生のころ同級生に毒を盛ったことがある」と供述していることが捜査関係者への取材で分かった。女子学生は27日に逮捕された際に「子どものころから人を殺してみたかった」とも供述しており、県警は女子学生が早い時期から殺人願望を抱いていたとみて、森さんを標的にするに至った詳しい経緯を調べる。
県警は28日午前、女子学生を殺人容疑で名古屋地検に送検した。
捜査関係者によると、女子学生は逮捕後の県警の調べに「高校生のころ同級生に毒を盛ったことがある」と供述。さらに、その同級生が体調を崩し、学校に来られなくなったとの趣旨の供述もしているという。
県警は森さん殺害に関連してこの供述内容についても調べを進める方針だが、女子学生が通っていた高校がある東北地方の警察関係者によると、この高校では過去3年ほどの間に生徒が飲み物を口にした後、失明しそうになったトラブルが発生。学校や生徒から被害届は出ていないが、トラブルが起きた経緯を捜査したという。
女子学生は森さん殺害について「人を殺してみたかった」と容疑を認め、凶器の手おのは「数年前に手に入れた」と供述している。県警のその後の調べで女子学生が森さんをアパートの自室で殺害後、現場の居室から風呂場へ遺体を運び、居室の床や凶器に付いた血痕を拭き取っていた可能性が高いことも判明。県警は女子学生が犯行の痕跡を隠し、遺体発覚を遅らせようとしていたとみて調べる。
逮捕容疑では、女子学生は昨年12月7日昼ごろ、森さんをアパートの自室に招き入れ、庭作業などで使う手おので頭を後ろから数回殴ったうえ、森さんのマフラーで首をしめて殺害したとされる。森さんの遺体は頭頂部や側頭部が損傷しており、手おのの刃ではなく背の木製部分で殴られたとみられている。
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◇ 佐世保高1〈松尾愛和さん〉殺害事件.少女A、神戸連続児童殺傷事件.酒鬼薔薇 病理は類似 サイコパス 2014-08-10 | 社会/生命犯 問題
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