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鈴木宗男前衆院議員「議員秘書として永田町に戻る」「私は一貫して小沢氏の立場を支持している」

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仮釈放の鈴木宗男氏、小沢氏と会談
産経ニュース2011.12.9 19:21
 受託収賄などの罪で実刑判決を受けて服役し、6日に仮釈放された新党大地代表の鈴木宗男元衆院議員が9日夕、衆院議員会館で民主党の小沢一郎元代表と約30分間会談した。消費税引き上げを目指す野田佳彦首相の政権運営などについて意見交換した。
 鈴木氏は会談後、記者団に「収監中に激励をいただいたお礼だ」と会談の趣旨を説明。「私は一貫して小沢氏の立場を支持している。信頼関係は変わるものではない」と語り、今後も小沢氏と歩調を合わせていくことを強調した。
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365日ぶりに仮釈放された鈴木宗男前衆院議員の秘策は「議員秘書として永田町に戻る」
現代ビジネス2011年12月10日(土)歳川 隆雄
「今朝8時に1年ぶりに自由な空気を吸うことができました。面白い巡り合わせで、昨年の12月6日に収監され、同じ日に仮釈放されました。宿命に生まれ、運命に挑み、使命に燃える鈴木宗男の生き様は、この収監、仮釈放の日にも合っているのかなと、こんな想いをしながら朝8時に、とても気持ちがいい、清々しい空気を外で吸うことができました」---。365日ぶりに仮釈放された鈴木宗男前衆院議員(新党大地代表)の記者会見冒頭の台詞である。
 12月6日午後、東京・永田町の衆院第2議員会館地下1階の第3会議室で開かれた記者会見は、実に「宗さん」らしいものだった。狭い会議室に約70人もの記者が集まった同会見は、鈴木氏元秘書の浅野貴博衆院議員(新党大地代表代行)の司会によって進められたのだが、45分間の予定を大幅にオ−バーし65分間に及んだだけでなく、「1年ぶりに喋るものだから、ここは私に仕切らせてください」と、途中で進行役を奪うほど宗さんのワンマンショーであった。
 その後、会場を参院議員会館1階の講堂に移して開催された「仮釈放を祝う会」は、党派を超えて衆参院議員98人、代理を含めると132人が駆けつけたほど大盛況だった。挨拶に立ったのは、小沢一郎元民主党代表、伊吹文明元自民党幹事長、鳩山由紀夫元首相、福島みずほ社民党党首、原口一博元総務相、そして作家・元外務省主任分析官の佐藤優氏の6人。
 圧巻だったのは記者会見だ。東日本大震災、東京電力福島第一原発事故、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加、消費増税、国会議員歳費・公務員給与削減、小沢一郎・石川知裕両衆院議員の裁判、北方領土返還、沖縄・普天間基地移設、2000年沖縄サミットなど、話題は広範に及び、「宗男節」が炸裂したのだ。翌日の新聞各紙の報道は小さな扱いだったが、ここでは久しぶりの「宗男節」の一端を紹介したい。
 先ずは、宗さんらしさが滲み出ている発言から。
「苦難を乗り越えるには3つ必要だと思いました。一つは自分の信念。もう一つは自分ひとりでは生きていけないということ。家族、友人、仲間が大切だと思いました。幸い、家内や娘や息子が意を強くして(収監される直前に)『天の配剤だと思って、神様が与えてくれた時間だと思って、体に気をつけて頑張れ』と言ってくれまして、これで安心しました。
 同時に、松山千春さんはじめ多くの後援者からも『信じているから頑張れ』という言葉を頂きました。『疾風に勁草を知る』---後漢の初代皇帝・光武帝が自分の配下である王覇を称えた歌ですが、我が後援会は、私の友人・知人や支持者はこの言葉にふさわしいなと思って、これまた意を強くしたものです」
 次は、小沢氏裁判にも絡めての検察批判。
「本来ならば私なんか執行猶予であってよかったんですね。でも、反省の情皆無ということで、結果として実刑だった。こうしたことを見ると、やはり検察です。
 私自身、特捜部はない方がいいと思っています。特捜というのは、どこかエリート意識を持って『検察の中の検察』だみたいな一種の思い上がり、青年将校化した連中がいる。鈴木を挙げるのが我々の一つの手柄だみたいな、出世コースだみたいな、勘違いしている価値観を持っている検事がいます。
 そのためにも私はしっかり政治が検察をチェックすべきだと思う。国民の代表たる国会議員である法務大臣に相当大きな影響力と判断力を持った人を就けたら、もっときちっとしますよ。人事権を持っているのは大臣です。検事が事務次官になるのは法務省だけです。他省庁は事務次官がトップですが、法務省だけが最高検検事総長、同次長検事、東京高検検事長に次ぐ4番手です。私はおかしいと思います」
 ジャーナリストの江川紹子氏の質問に対して「(自らの裁判について)再審請求に向けての努力は最善を尽くす」と答えた鈴木氏は、来年4月の刑の満期から5年間、選挙に立候補できない。それでも、「生涯政治家」を訴えた同氏には秘策がある。かつての「子分」である浅野衆院議員の政策秘書になるというのだ。「秘書」として国会・議員会館を自由に行き来することを担保したうえで政治活動を続けるというのである。これまた宗さんらしい。
 筆者は二木啓孝氏と一緒に逮捕直前までインタビューを続け、2002年7月に刊行した『宗男の言い分』(飛鳥新社)に鈴木氏の「本質」を見ることができる。記者会見時の同氏の顔が、絶頂期だった小渕恵三政権下の官房副長官時代のそれと全く変わっていなかったことに、筆者は安堵した。「宗男節」が再び炸裂するに違いない、消費増税を巡る大政局が間近に迫っている。
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鈴木宗男元衆院議員 仮釈放記者会見/「帰りを祝う会」に小沢一郎・鳩山由紀夫氏ら100人以上の国会議員2011-12-07 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
 「あと、石川さんの裁判についてですけども、私もあそこにいて新聞は1紙、全国紙1紙とスポーツ紙1紙です。あとラジオはNHKの夜の7時のニュースしか入らない。面会、あと事務所、浅野貴博代議士などからの情報などできて一番驚いたのは推認という話が出てきたり。推認でやられたら鈴木宗男はもっと重い罰を受けたのではないかなと思うぐらい動転しました」
 「私は石川代議士。ご両親もよく知っているし同郷です。石川代議士の人間性もよく知っています。少なくとも水谷建設から石川さんが5000万円もらっていないことは、私もそれなりの裏付け、私自身、直接聞いた話ですから、グレーゾーンというか分からない部分がある水谷建設さん側でも。本当に真実を明らかにする法廷が真相解明だとかに十分な期間としての人を裁く場所としての役割を果たしているかというとちょっと疑問に思いました」
 「私は石川さんを信じておりますから、石川さんに堂々と最後まで戦っていただきたい。このことは小沢一郎先生にも言えます。法律の専門家、法律に詳しい検察が立件しようと思ってもできなかった事件を、また何となく興味本位で論調している人が多いんですけれども、それはこれまで本当に公正公平かというのが私自身はちょっと首をかしげます」
 「しかし、これは今裁判進行中でありますから、必ず私は裁判の進行の中でだんだんと真実が出てくると、こう思っていますし。同時に私は小沢先生の裁判でも私自身ひとつ感じることがあるんです。私も中川一郎先生の秘書をやっていました、年間大きなお金を私自身預かっていました。田中角栄先生が逮捕されたとき、中川一郎先生はこう言いました。『おれは角さんのようにはならない。俺に何かあったら鈴木が捕まってくれる』と。こう中川先生が言うぐらい私は信頼されてました」
 「私は秘書としてどんなことがあっても親方、中川先生には迷惑をかけない。これが秘書の考えなんです。そしたら、大きなお金は個別に分けてもらったようにするだとか、相手の了解も得ながら、いろいろですね、立場を考えて法律も考えながらその範囲の中で最大の許容量と言いますか、許容限と言いますかですね、許容範囲を考えてやっていくものが秘書の務めなんですよ」
 「私は政治資金の虚偽記載についても、絶対中川先生には迷惑をかけないという思いの中で、その中で精いっぱいのこれならば理解されるんではないか、これならば許されるんではないかという中で書類整理などはやってたわけでありますから。この点もちょっと私は実態、その国会議員の秘書さんが全部書類をつけている話です。直接、議員さんが名簿つけている人が何人いるかと言った場合、いないと思いますけどね。それでも議員が胸に手を当てて、俺は100%間違いない、そう言える議員が何人いるか。逆に私はお目にかかりたいと思うぐらいの気持ちで、あわせて秘書を信頼をしてやっていることも私は事実だと受け止めています」

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