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ダル、レンジャーズ合意!決め手は特別条項/「契約放棄権」大リーグでも数人だけ タイトルが条件は初

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ダル、レンジャーズ合意!決め手は特別条項
スポニチアネックス 1月20日(金)7時1分配信
  レンジャーズは18日(日本時間19日)、ポスティング・システム(入札制度)で独占交渉権を獲得した日本ハム・ダルビッシュ有投手(25)と契約合意したと発表した。午後4時(同19日午前7時)の締め切り3分前の成立だった。
  6年契約で、出来高を含めた総額は6460万ドル(約49億7420万円)。一時は破談の可能性もあったが、サイ・ヤング賞を獲得すれば、5年目終了後にFAとなる特別条項を手にしたことが、劇的決着というドラマを生んだ。
  ダルビッシュの代理人を務めるアーン・テレム氏、団野村氏の2人の目は充血していた。午後5時15分から行われたレンジャーズ・ボールパーク内での記者会見。団野村氏は「本当に合意できたのは締め切り3分前。一瞬、駄目かと思った」と振り返った。
  17日からの2日間で、双方が球団事務所にいた時間は計19時間あった。団野村氏は「(ホテルに)帰ってからも(電話などで)やった。昨日(17日)あたりは厳しいと思った」という。レ軍関係者によると「最終日(18日)は午前中に大筋で合意できなければ、決裂もあった」と明かす。
  着地点となる年平均1000万ドル(約7億7000万円)を超え、基本となる年俸総額で6060万ドル(約46億6620万円)にこぎつけたのは午前11時すぎ。そこから、サイ・ヤング賞を含むタイトルボーナスなどの出来高総額400万ドル(約3億800万円)、契約期間内の故障による保障、専属通訳、トレーナーなど細かい付帯条項の確認などを詰めた。全てがギリギリの攻防だった。
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ダルが手にした「契約放棄権」大リーグでも数人だけ タイトルが条件は初
 レンジャーズは18日(日本時間19日)、ポスティング・システム(入札制度)で独占交渉権を獲得した日本ハム・ダルビッシュ有投手(25)と契約合意したと発表した。午後4時(同19日午前7時)の締め切り3分前の成立だった。
 ギリギリの攻防が続いたダルビッシュの契約だが、その中で、テレム氏の「ウルトラC」が契約合意のキーとなった。
 最大のネックとなっていたのは契約年数。5170万3411ドル(約39億8120万円)の過去最高額の入札を行ったレ軍は6年契約を望み、ダルビッシュ側の「5年」は絶対にのめなかった。
 そこでテレム氏は「オプトアウト(契約放棄権)」を提案。レ軍関係者は「サイ・ヤング賞を獲得すればFAとなれる条項が入った」と明かす。同条項は大リーグでも数人しか適用されておらず、しかもタイトルが条件となるのは初のケースだ。
 投手最高の称号を得られれば、希望通り16年の30歳シーズン後にFAとなる。テレム氏は「ストレスのたまる30日間だったが、それに見合う結果が出た」と満足そうに語った。
[スポニチアネックス 2012年1月20日 06:45]
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〈来栖の独白〉2012/01/20 Fri.
 とうとう行くことになったか。日本球界の「宝」。和田毅もいなくなるし、さみしい・・・。あ、マー君がいる。前田健太がいる・・・。


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