〈来栖の独白2012/2/4 Sat.〉
「無断離席の田中防衛相、コーヒー飲んでいた」と、報道各紙が総攻撃だ。
気の弱い、居候気質で生きてきた私には、田中直紀氏の「水だけでは悪いのでコーヒーを注文した」という遠慮がよくわかる。よくわかる。氏は、このように遠慮して遠慮して生きてきたのだろう。わずか10分ほど。「風邪気味で鼻水がとまらなかったから、薬を事務所から持ってこさせた」「薬が届くまで議員食堂で待機」ということではないか。
重箱の隅をつつくような苛めは、もういい加減にしてはどうか。ちょっとした落ち度やスキャンダルめいたものでしか攻撃できないか。小沢派とみて総攻撃するか。
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◆『運命の人』 『ふたつの嘘 沖縄密約』西山太吉記者と外務省女性事務官の機密漏洩事件/小沢一郎夫妻2012-01-30 | 政治〈領土/防衛/安全保障〉
〈来栖の独白2012/01/30 Sun.〉
本木雅弘さんのファンなので、日曜夜にはTBS『運命の人』を見る。また、諸永裕司著『ふたつの嘘 沖縄密約 1972-2010』を読んでいる。
『ふたつの嘘』は、西山太吉氏の苦悩もさることながら、夫人啓子さんの苦しみが胸に迫る。『ふたつの嘘』によれば、H事務官は卑怯であると私の眼には映る。彼女の「卑怯」が、啓子さんを一層苦しめている。40年ほどにも及ぶ険しい人生。私などには耐えられないだろう。啓子さんも、幾度も死を考えた。
密約を結び、そのことを隠した国(佐藤内閣)が第一の加害者であり、密約を男女のスキャンダルに化けさせて隠ぺいした検察(「密かに情を通じ」と佐藤道夫検事は起訴状に書いた)、エンタメにして報道したメディア。それぞれの罪は重い。
その体質は依然変わっていない。民主党元代表小沢一郎氏を葬ろうとする三権であるが、メディアは遂に夫婦のスキャンダルとして報道した。「それが読者への責任である」という。噴飯ものである。 ↓
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J−CASTニュース2012/1/26 18:54
離婚はなさそうだが「家を出た?小沢夫人」
さて、その野田総理に対抗する党内最大派閥を率いる小沢一郎にも、困った事態が起きていると報じている。全国紙政治部デスクが、政府高官がこう漏らしたというのだ。
「小沢は奥さんと不仲で別居しているらしい。今年に入ってから離婚したようだ」
この情報は内閣情報調査室もキャッチしているそうである。
小沢の妻・和子は中堅ゼネコン「福田組」の4代目社長の長女で、妹は竹下登元総理の弟・亘の妻である。彼女は福田組の株、深沢の自宅やマンションなどを所有する資産家でもある。かつて和子は小沢をパパと呼び、小沢に尽くしてきた。だが、小沢には結婚しようと思った女性がいた。老舗料亭「満ん賀ん」の若女将である。その彼女とはいまも付き合いが続いているといわれ、「陸山会」の政治資金規正法違反事件も相俟って、決定的破局になったというのだ。
これが事実だったら、小沢にとって致命傷になりかねない。なぜなら、小沢は資産の相当な部分を和子名義にしてあるからだ。これには小沢の資産隠しだという批判があるが、和子と離婚となれば、そうした隠し資産が明るみに出てしまうからだ。
小沢も絶体絶命か。小沢をずっと追いかけてきたライターの松田賢弥に真偽を聞いてみた。彼の答えは「離婚はノー」だった。「満ん賀ん」の元若女将とはいまでも続いているが、それは和子も知っているし、そのこともあって家庭内別居状態が続いている。和子と息子たちの財産は確保してあるので、いまさら離婚することは考えられない。小沢の地元へも行ってきたが、後援会の人間は和子がだいぶ顔を出していないことは事実だが、離婚については「聞いていない」と否定したそうである。さて、いまのところこの記事の真偽は?である。新潮はぜひ後追い取材を続け、さらなる裏付けを記事にしてほしいと思う。それが読者への責任である。
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◆小沢一郎が語った「原発/衆愚の中からは衆愚しか/マスコミは日本人の悪いところの典型」 〈悪党?〉2011-09-19 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
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防衛相 田中直紀氏の「水だけでは悪いのでコーヒーを注文した」という遠慮がよくわかる
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