◆3人の死刑執行 東京、広島、福岡 / 小川敏夫法相、就任から3ヵ月弱 2012-03-29
死刑「裁判員裁判で支持、職責果たす」…法相
1年8か月もの空白を経て、29日午前、死刑が再開された。
直後に記者会見した小川法相は、「裁判員裁判で死刑が支持されているから」と決断の理由を説明。長く執行を待ち望んできた被害者遺族が安堵あんどする一方で、死刑廃止を訴える団体からは「死刑存廃の議論を打ち切ってまで執行するのか」と反発の声が上がった。
小川法相は午前11時から、東京・霞が関の法務省19階で記者会見に臨んだ。緊張した表情で報道陣のカメラを見据え、3人の執行を発表した後、「気持ちを述べさせてほしい」と切り出した。
「犯罪に対して、どのような刑罰で臨むかを決める権利は国民にある。世論調査で85%の国民が死刑を支持している」。まず世論の支持を強調した後、すでに10人以上に死刑を言い渡している裁判員裁判に言及し、「国民の声を反映するための制度で死刑が支持されている。それなら職責を果たすのが大臣の務めだと思う」と語った。
(2012年3月29日14時34分 読売新聞)
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死刑執行:1年8カ月ぶり執行、民主政権で2度目 山口・下関通り魔事件など3人
法務省は29日、東京・広島・福岡の3拘置所で3人の死刑を執行したと発表した。小川敏夫法相による初の執行命令で、民主党政権での執行は10年7月の千葉景子法相(当時)下での執行に続いて1年8カ月ぶり2度目。昨年は19年ぶりの「未執行年」となったが、今年は執行が再開された。
執行されたのは、古沢友幸(46)▽上部(うわべ)康明(48)▽松田康敏(44)の各死刑囚。
確定判決などによると、古沢死刑囚は02年7月、離婚を決意して実家に戻っていた当時の妻の拉致を計画。横浜市の実家に侵入し、義父母、妻と前夫の間の長男の3人を刺殺するなどした。
上部死刑囚は99年9月、通行人を無差別に殺害する「通り魔」を計画、レンタカーで山口県下関市のJR下関駅コンコースに突っ込み、7人を次々にはねた。さらに車を降りて階段やホームにいた8人を包丁で襲い、計5人を殺害した。
松田死刑囚は01年11〜12月、生活費や遊興費欲しさに宮崎県内の民家に侵入し、女性2人を殺害し、現金やバッグを奪った。
同省刑事局によると、28日現在の死刑囚は135人だったが、今回の執行で132人となった。昨年末時点での130人は、年末時点での戦後最多を記録している。
民主党政権で初代の法相になった千葉氏は2人の死刑執行を命じた後の10年8月、死刑制度について検討する省内勉強会を設置し、「国民的議論の材料としたい」として報道陣に初めて東京拘置所の刑場を公開した。千葉氏の後は柳田稔、仙谷由人、江田五月、平岡秀夫の4氏が法相を務めたが、在任期間が短かったりして、執行命令を出さなかった。
これに対し、小川法相は1月13日の就任記者会見で「大変つらい職務だが、その職責をしっかりと果たしていきたい」と執行に前向きな姿勢を示していた。また、千葉氏以来続いてきた勉強会を終結させ、3月9日に死刑存続・廃止の両論の根拠などをまとめた報告書を発表していた。【伊藤一郎】
◇死刑存続論、国内では大勢
国の世論調査の結果をみると、死刑制度に対する国民の意識は「存置すべきだ」が「廃止すべきだ」を圧倒している。内閣府が09年に実施した「基本的法制度に関する世論調査」によると、「場合によっては死刑もやむを得ない」が85・6%を占めた。これに対し、「どんな場合でも死刑は廃止すべきだ」は5・7%にとどまった。
「やむを得ない」と答えた人の理由(複数回答可)については、「死刑を廃止すれば、被害を受けた人や家族の気持ちがおさまらない」(54・1%)▽「凶悪な犯罪は命をもって償うべきだ」(53・2%)▽「死刑を廃止すれば、凶悪な犯罪が増える」(51・5%)−−の順に高かった。
これに対し「廃止すべきだ」と答えた人の理由は、「生かして罪の償いをさせた方がよい」(55・9%)▽「裁判に誤りがあったとき、取り返しがつかない」(43・2%)といった意見が多かった。
世界的潮流は死刑廃止の方向だ。国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」が今月27日に公表した調査によると、昨年に死刑を執行した国は国連加盟国など198カ国のうち20カ国にとどまる。死刑を維持している国は57、10年以上死刑を執行していないケースも含めた廃止国は141カ国に上る。
国連は一昨年の総会で、死刑適用の停止に関する3度目の決議を採択した。【伊藤一郎】
■解説
◇早急に国民的議論の場を
民主党政権下で2度目の死刑が執行された。死刑制度を巡っては、国民の根強い「存置」支持がある一方で、国際的な「廃止」の流れがある。裁判員制度の導入で一般市民が死刑判決に関わることとなった今こそ、活発な議論の場を設ける必要がある。
初めて死刑制度の是非が焦点となった裁判員裁判で大阪地裁は昨年10月、死刑を合憲と判断した。弁護側は「絞首刑は残虐な刑を禁じた憲法に反する」と主張したが、判決は「死刑に処せられる者は多少の苦痛は甘受すべきだ」と退けた。
しかし、裁判員は判決後の記者会見で「(死刑を合憲とした)最高裁判例は古い。執行方法は、国会などで再考してほしい」と発言。被害者遺族も「(死刑の憲法判断は)遺族にも裁判員にも余計な負担」と述べ、特定の事件での議論に疑問を投げかけた。
日本弁護士連合会は昨年12月、死刑廃止の全社会的議論を呼びかける「死刑廃止検討委員会」を設置。1月に第1回会合を開き、杉浦正健元法相が顧問に就任した。6月までに委員を100人規模に増やし「全国的な議論を巻き起こしたい」(日弁連)としている。
一方で、政府や国会の動きは鈍いと言わざるを得ない。法務省は9日、省内の死刑勉強会の取りまとめを公表したが、制度に対する賛否の意見を整理したにとどまっている。今後は本格的に「国民的議論」ができるよう、死刑囚の処遇や執行対象者の選定方法などの情報についても可能な限り、開示すべきではないか。【伊藤一郎】■法相の執行命令数(93年の再開以降)
法相 在任期間(年・月)執行数
後藤田正晴 (92・12〜93・ 8) 3
三ケ月章 (93・ 8〜94・ 4) 4
永野茂門 (94・ 4〜94・ 5) 0
中井洽 (94・ 5〜94・ 6) 0
前田勲男 (94・ 6〜95・ 8) 5
田澤智治 (95・ 8〜95・10) 0
宮澤弘 (95・10〜96・ 1) 3
長尾立子 (96・ 1〜96・11) 3
松浦功 (96・11〜97・ 9) 7
下稲葉耕吉 (97・ 9〜98・ 7) 3
中村正三郎 (98・ 7〜99・ 3) 3
陣内孝雄 (99・ 3〜99・10) 3
臼井日出男 (99・10〜00・ 7) 2
保岡興治 (00・ 7〜00・12) 3
高村正彦 (00・12〜01・ 4) 0
森山真弓 (01・ 4〜03・ 9) 5
野沢太三 (03・ 9〜04・ 9) 2
南野知恵子 (04・ 9〜05・10) 1
杉浦正健 (05・10〜06・ 9) 0
長勢甚遠 (06・ 9〜07・ 8) 10
鳩山邦夫 (07・ 8〜08・ 8) 13
保岡興治 (08・ 8〜08・ 9) 3
森英介 (08・ 9〜09・ 9) 9
千葉景子 (09・ 9〜10・ 9) 2
柳田稔 (10・ 9〜10・11) 0
仙谷由人 (10・11〜11・ 1) 0
江田五月 (11・ 1〜11・ 9) 0
平岡秀夫 (11・ 9〜12・ 1) 0
小川敏夫 (12・ 1〜) 3
※仙谷氏は官房長官兼務
毎日新聞 2012年3月29日 東京夕刊
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死刑制度支持派の小川氏 民主の歴代法相と一線
小川敏夫法相は1月の就任以来、死刑執行に踏み切ることにたびたび言及してきた死刑制度維持派。執行に慎重だったり、死刑制度自体に疑問を呈していたりした民主党政権の歴代法相と一線を画す。法務副大臣当時、死刑を執行しなかった江田五月法相について「私なら執行する」と不満を漏らしていた。
2010年7月、鳩山政権当時の千葉景子法相が死刑囚2人の刑を執行。死刑制度廃止の立場を取ってきた千葉氏は「国民的な議論の契機にしたい」と、死刑制度の省内勉強会設置や刑場公開を指示した。小川氏は「既に議論は出尽くした」として勉強会を打ち切っている。
その後、4人の法相はいずれも死刑を執行しなかった。法曹界出身で裁判官、検事、弁護士を歴任し司法実務に明るい小川氏の法相就任に法務省内では「死刑執行の流れが整った」(幹部)と早期執行を期待する声が出ていた。
[スポニチアネックス 2012年3月29日 11:15]
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葛藤もあった 千葉元法相「わたしもなかなかでき得なかったこと」
民主党への政権交代後、初めて死刑を執行した千葉景子元法相は29日、共同通信の取材に、3人の死刑執行について「現法相の判断でありコメントする立場にない」とした上で「わたしもなかなかでき得なかったこと。国民的議論や、この問題に対する情報提供が少しずつでも進んでほしい」と話した。
執行の決断の重みについては「(今も)薄らいでいくものではないし、薄らいでいかないようにしなければならない。ずっとこれからも抱えていくことになると思う。死刑は大変な刑罰。小川(敏夫)大臣も抱えていくことと思う」と語った。
千葉元法相は在職中の2010年7月、死刑を執行。「見届けることも責任」と執行に自ら立ち会った。同年8月には、東京拘置所の刑場を公開。「ひとつのきっかけをつくれたらと思った」
法相就任前は死刑反対の立場だっただけに、批判も受けた。29日の執行はそれ以来となる。「この間の歴代法相もいろいろな葛藤をしたと思う。任期が短いことなどがあり、執行ばかりでなく、(議論も)その先へ進むことができなかったのだと思う」
[スポニチアネックス 2012年3月29日 12:27]
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最後は法相のサイン 死刑執行まで多くの手続き
刑事訴訟法は死刑について「判決確定から6カ月以内に執行しなければならない」と規定。だが冤罪を防ぐため、裁判記録の精査や再審請求、恩赦出願などがあり、執行までに時間がかかるのが実情だ。
判決が確定すると、判決謄本や記録類が裁判を担当した検察庁に送られ、続いて法務省刑事局が事件に関する全記録を取り寄せる。
刑事局では検事ごとに事件が割り振られ、(1)心神喪失など執行停止となる事情はないか(2)再審請求は出ていないか、請求理由は合理的か(3)共犯者の判決は確定しているか―などを確認し、記録を精査。
検事が執行に問題ないと判断すれば、刑事局に続き、死刑囚の処遇を担う矯正局や恩赦を担当する保護局の決裁を経て、法相が最終判断。法相がサインすれば、5日以内に執行される。
「死刑執行命令書」には、検察庁から執行の命令を求める上申があった日付や死刑囚の氏名に続き、「死刑執行の件は、裁判言い渡しの通り、執行せよ」との法相の命令が記載されている。
法務省はかつて執行の事実自体を公表せず、1998年以降、執行の事実と人数のみを公表。2007年からは氏名や場所も公表するようになったが、対象者の決定方法は明らかにしていない。
[スポニチアネックス 2012年3月29日 11:13]
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死刑執行の再開に強く抗議し、死刑執行を停止し死刑廃止について全社会的議論を開始することを求める会長声明
本日、東京、広島、福岡の各拘置所において、それぞれ1名に対する死刑の執行が行われた。極めて遺憾な事態であり、死刑執行の再開について強く抗議する。
当連合会は、本年2月24日、野田内閣総理大臣に対し、「死刑制度の廃止について全社会的議論を開始することを求める要請書」を提出し、さらに同年2月27日、小川法務大臣に対し、「死刑制度の廃止について全社会的議論を開始し、死刑の執行を停止するとともに、死刑えん罪事件を未然に防ぐ措置を直ちに講じることを求める要請書」を提出して、国に対し、直ちに死刑の廃止について全社会的な議論を開始し、その議論の間、死刑の執行を停止することを改めて求めたところである。
死刑の廃止は国際的な趨勢であり、日本政府は、国連関係機関からも繰り返し、死刑の執行を停止し、死刑制度の廃止に向けた措置をとるよう勧告を受けている。また、本年2月には、欧州議会が小川法務大臣を名指しして死刑の執行を行わないよう求める決議を採択していた。そのような中で、全社会的な議論が尽くされるどころかその方針も立てられず、また議論の前提となる情報も提供されないまま、死刑の執行が再開されたことになる。
近時、法務省内部で行われてきた「死刑の在り方についての勉強会」が終了し、その報告書が公表されたが、これでは死刑廃止についての全社会的議論がなされたとは到底言えず、今回の執行はむしろ全社会的議論を封じるものと言わざるを得ない。
今こそ、死刑の執行を停止した上で、政府が中心となって、死刑に関する情報を広く国民に公開し、国会に死刑問題調査会を設置し、法務省に有識者会議を設置する等の方策をとることによって広く国民的な議論を行うべきである。
よって、当連合会は、死刑執行の再開に対し強く抗議するとともに、死刑執行を停止し、死刑制度の廃止について全社会的議論を直ちに開始することを求めるものである。
2012年(平成24年)3月29日
日本弁護士連合会 会長 宇都宮健児
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死刑執行:「うれしい気持ちない」下関通り魔事件の遺族
「決して許すことはできない」。5人の命を奪い、10人に重軽傷を負わせた理不尽な凶行から12年半。99年9月にJR下関駅(山口県下関市)で起きた通り魔殺人事件で死刑が確定していた上部(うわべ)康明死刑囚(48)に29日、死刑が執行された。だが、何の罪もない家族を一瞬にして奪われた遺族は今もなお癒えない悲しみを抱えたままでいる。
事件は9月29日午後4時すぎに起きた。確定した判決によると、上部死刑囚はレンタカーで駅コンコースに突っ込み、7人をはねて2人を殺害。さらに、車を降りると改札口からホームへと走り抜けながら、周囲にいた8人に包丁で切り付け、3人の命を奪った。その間、わずか十数分。当時、下関駅は買い物客や下校途中の生徒らでにぎわっており、多くの人が逃げ惑った。
ホームで犠牲となった衛藤和行さん(当時79歳)=下関市豊北町神田=の次女は、死刑執行を知った瞬間、思わず泣いたという。「これまでの苦しかった日々が思い出され、涙がこみ上げた。事件から死刑判決まで9年、さらに今日まで4年。とにかく長かった。人の命の重さを考えると、死刑が執行されてうれしいという気持ちはない」と複雑な心情を語った。
妻瑞代さん(同58歳)をひき殺された松尾明久さん(71)=北九州市=は「すぐには心の整理がつかないが、特別な思いはない。事件のことは忘れられず、上部死刑囚のことも決して許せないが、命をもって償ったということで一つの区切りとしたい。29日は妻の月命日。仏壇に手を合わせ、死刑執行を報告したい」と淡々とした様子で話した。【福永方人】毎日新聞 2012年3月29日 12時19分(最終更新 3月29日 13時18分)
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「死刑は当然」口をそろえる被害者 上部死刑囚の執行で
山口県下関市のJR下関駅で1999年、5人を殺害、10人に重軽傷を負わせた上部康明死刑囚の死刑が29日、執行されたことについて、被害者らは「死刑は当然」と口をそろえた。
上部死刑囚に目や鼻を切られる重傷を負った山口県長門市の無職永藤登さん(80)は「まぶたや首筋が今でも痛む。長い年数がかかったが、執行されて当然。仕方ない」と語った。永藤さんが会長を務めた事件の被害者の会は既に解散したが、被害者や遺族は今も苦しんでいるという。
殺害された衛藤和行さん=当時(79)=の50代の次女は、北九州市の自宅で取材に応じ「決して死刑を望む気持ちはないが、命の重さは同じで、人を殺したら死刑になるのは当然だ。父は帰ってこないが、死刑が一つの区切りになると思う」と涙ながらに話した。
大けがをした友人と一緒に逃げ、精神的ショックを負った当時10代だった女性の母親(57)は「被害者が受けた傷は大きい。死刑は当然だと思う。10年以上がたち、娘は結婚して子どもができたが、事件にはまだ全く触れられない」と静かに話した。
被告の弁護人を務めた於保睦弁護士は「きょうですか。残念です」と述べた。
[スポニチアネックス 2012年3月29日 13:18]
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松田死刑囚 生前にメッセージ「真実を伝えるまで死ねません」
29日に死刑が執行された3人のうち松田康敏死刑囚(44)は2008年に市民団体「死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90」(東京)が実施したアンケートに、「本当の真実を伝えるまでは死ねません」と再審請求への執着心を明かしていた。
松田死刑囚は09年2月17日付で回答。カエルの子が親におぶさるイラストも添えている。
回答では「今年も1月29日に4名の執行があったニュースを聞きましたが、そのうちで私の文通仲間も入っていて、とっても落ち込んだ私でした」と他の死刑囚が執行された事実を伝え聞いた心情を吐露。
「次は我が身と考えて、本当の真実を伝えるまでは死ねません」と続けた。
死刑制度について「これから死刑を言いわたされる人たちには、死刑執行という刑にならないように法律を改正してほしいと強く願っています」と反対の立場だと記した。
また11年6月に実施したアンケートには「私が、今こうして生きてる事、生かされてる事に感謝します。全国の皆さん、気持ちをしっかり持って元気に頑張りましょう。私の似顔絵自画像初公開で〜す」と回答した。
[スポニチアネックス 2012年3月29日 16:41]
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被害者の遺族は言葉少な「死刑にしてもらえば言うことはない」
宮崎県で2001年、女性2人を殺害し、現金を奪った松田康敏死刑囚(44)の死刑が29日、福岡拘置所で執行されたことについて、被害者の遺族は「もう思い出したくない」と言葉少なだった。
被害者の1人で、01年11月に同県西都市で殺害された橋田とし子さん=当時(53)=の母親にはこの日朝、執行の知らせがあったという。
母親は「事件から10年以上たっており、長かった。もう今は思い出したくない。死刑にしてもらえばもう、言うことはない」と話した。
03年1月、一審宮崎地裁で松田被告に死刑を言い渡した際の裁判長だった小松平内元判事は「いつかその日が来るかもしれないと思っていたが」と驚いた様子。「一審判決に関わった人間として、執行の事実を重く受け止める」と述べた。
[スポニチアネックス 2012年3月29日 13:03]
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