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「小沢先生に理があるのは明らか」朝日新聞の小沢一郎批判「社説」に反論 橋下徹大阪市長

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「小沢(一郎)先生に理があるのは明らか」 朝日新聞の元代表批判社説に反論
J-CASTニュース 橋下大阪市長ウォッチ 2012/4/ 5 19:35
   橋下徹大阪市長が、民主党の小沢一郎元代表を批判する朝日新聞社説にツイッターで反論し、小沢氏を擁護した。消費税増税に反対し、小沢グループの約30人が党役職などの辞表を出していることを受けた話題だ。
   関連する20ツイート中、8か所に「小沢先生」の言葉が出てくる。小沢グループの集団離党や新党結成話が浮上する中、橋下市長ツイッター上の「小沢先生」急浮上は、大阪維新の会(代表・橋下市長)との連携に絡み憶測を呼びそうだ。
朝日社説「小沢流 民主主義が泣いている」
   橋下市長は2012年4月4日深夜からの連続ツイッターで、4日付朝刊の朝日社説「小沢流 民主主義が泣いている」を批判的に取り上げた。
   朝日社説では、小沢氏らは民主党議員として、党が消費税増税路線の結論を出したからには、協力することが「政党として守るべき党内民主主義の最低限のルールである」と指摘。小沢氏らの「やり方」について、「筋が通らない」「これでは民主主義が泣く」と批判している。
   市長ツイッターでは、朝日新聞は消費税問題では多数決に従うよう主張する一方で、橋下市長が推進した君が代起立条例では、議会の多数決で決まったものなのに「もっと議論を」と批判するではないか、と不満をもらした。
(2ツイート略)「1、府議会で最後は多数決で決したが、朝日はもっと議論を尽くせ!と批判。維新の会は十分議論を尽くしたと判断して多数決を行った。朝日は消費税では多数決に従えと言う。どっちなんだ?2、そして決定されたことに不満だからと言って反対することは民主主義が泣くと小沢先生を批判する。は〜〜〜っ?」
   さらに、橋下市長が主張している消費税の地方税への移管などの統治機構の変革を「小沢先生」も考えていると触れた。
「どちらに政治家としての理があるか。それは小沢先生に決まっている」
(9ツイート略)「(民主党は)統治機構も年金制度も抜本的な変革はなにもない。そんな中でカネが足りないから消費税を上げるって、そんなの通るわけがない。小沢先生の行動の方が民主党の議員としては筋が通っている。そもそも野田首相が消費税増税を掲げて代表選に出たことが間違い。これは国民との約束違反だ」
と消費増税に「政治生命をかける」野田佳彦首相を批判した。続けて朝日新聞に話題を戻し、
「朝日新聞はまだ民主主義が分かっていないようだ。野田首相は消費税を唱えて代表に選ばれたことを、小沢先生が従う根拠にしているが、それは民主党内部の話。民主党内部の話よりも政党は国民との約束、対外的約束が一番重要だ。民主党はその理解が不十分だ」
   要するに朝日は、消費税増税を唱えて野田氏が民主党の代表に選ばれたのだから、党員である小沢氏は従うべきだと主張しているが、選挙での国民との約束のほうが優先するというわけだ。さらに、
「だから国内問題と外交問題もごちゃまぜにしてしまった。国内問題で海外との約束も簡単に反故にした。今回は国民との約束まで、党内の代表選の事情で反故にするつもりだ。どちらに政治家としての理があるか。それは小沢先生に決まっている」(以下、5ツイート略)
と強く小沢氏を擁護した。
   4月4日には、橋下市長は「石原新党」構想の党首候補、石原慎太郎都知事と大阪市内で会談をしている。次期衆院選での連携をにらんだ意見交換などをしたとみられている。
   「石原新党」と小沢グループの距離感ははっきりしないが、ある政治評論家は3月末、小沢氏と橋下氏の間で「今後協力を深めることで合意した」との情報が入っていると話していた。
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<来栖の独白2012/4/6Fri.>
 元秘書石川議員の調書が証拠採用されなかったりで、判決はもしかして小沢一郎氏に勝機、と読んでか、先般は膝を折って小沢氏に単独インタビューした「朝日」。だが、性根は変わっていないようだ。恥ずかしげもなく、歪んだ論説を展開する。
 ところで、朝日知財部は実に狭量で、些細なことにもクレームをつけてくる。従って、上掲記事の当該「社説」の引用はしない。弊ブログヘのクレーム嫌がらせは、トヨタ自工のニュースに関するものだったが、私にはさっぱり理解できず、「公器」というにはあまりに似つかわしくない狭量さばかりが目立った。
 本日のニュース。「含羞」という言葉があるが、恥を知らぬ政治屋が多い。
 「国民新党」は代表を解任したという。自見庄三郎よ、そんなに閣僚でいたいか。政治家たるもの、やはり大臣の椅子は目指すべきものか。小沢氏は「(総理になろうなんて、そんな)スケベ根性を起しちゃダメだっつってんだよ。」と言う。
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小沢一郎 「朝日新聞 単独インタビュー」(Ozawa Ichiro Website 2012.02.23〜24)/ ◆「対談」集・・・ 2012-03-02 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア 
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小沢一郎が語った「原発/衆愚の中からは衆愚しか/マスコミは日本人の悪いところの典型」 〈悪党?〉 2011-09-19 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア 
 『悪党 小沢一郎に仕えて』石川知裕 元小沢一郎秘書・衆議院議員著(朝日新聞出版)
--第3部〈対決〉より部分抜粋転写--
p220〜
小沢 役所は、クリーンで、コストの安い、安全なエネルギーであるみたいな宣伝文句を言っていたんだけども。いまの現実もその当時も、あまり変わりないのは、結果的に原発からできる高レベル放射性廃棄物の処理の方策が、いまだ適当な策がないんだよ。ボクは当初から、役所の宣伝文句は別として、過渡的なエネルギーとしては仕方がない。石油もないからね。石炭だってないし、事実上。だから過渡的なエネルギーとしては仕方ないけども、いずれ新しい、クリーンで、しかも日本で大量に生産できるエネルギーっちゅうものを考えなければダメだというふうに思ってきたし、オレは言ってきたんだ。
石川 はい。
小沢  だからいま、六ケ所村かな、ガラス固化で地中に埋めるという技術をフランスから導入したけどね、もう40年近く前から言ってきたことなんだ。だけどそれは技術として完成していないんだよ。ガラスに固めて埋めたってね、地震でつぶれっかもしれないしね。だから、高レベル放射性廃棄物っつうのはいまの事故でよくわかったけどもコンクリから鉄骨から、なにからみんななんだよ。だから本当は宇宙に飛ばすのが1番いいんだけども、とにかくこの処理はどこの国もまだ確実な方法は見つかっていないんだよ。まあ、見つかるわけないんだけどな。
石川 この間、三陸に被災地の慰問に行った時、三陸は地盤が固いと聞きました。津波被害を受けなかった地区では地震によって倒壊した家屋は少なかったそうです。岩手に原発がないというのは、先代(小沢佐重喜)だったり、ほかの岩手選出の政治家、小沢先生も含めて、誘致運動を止めたということでしょうか。当時は福島にあれだけ原発を持ってきているのに。
小沢 いや、止めたわけではない。結果として、だな。別に岩手がいいというオファーが強くあったわけでもなかったし、ぜひともほしいということもないし。だから、結果として何もなし。1つはね、むしろ電力会社の方がリアス式海岸があまり適してないと考えた節もあるな。オレも積極的にあれこれ運動はしなかった。
石川 やはり青森に六ケ所村があって、福島に原発があって・・・。
小沢 うん、岩手にはないわな。
石川 世間では「岩手は小沢一郎が思い通りに動かしている」と常に言われています。岩手に原発がないのは、「小沢先生ががんばったから」という都市伝説のような噂もあるらしいのですが、結果的には誘致する機運がなかったということでしょうか。
小沢 オレもあまり積極的に引っ張ってこようという気はなかったな。まあ、あの、みんなアレなんだよ。交付金狙いだから。だから、事故が起きない限りはカネをいっぱいもらうからいいっちゅうことになったけど、いまにして考えれば事故が起きて現地の人も大変だし、国全体が大変なんだ。
p226〜
石川 ロシアは北方領土、中国は尖閣諸島に目をつけています。歴史からいうと第1次世界大戦後に列強が中国に入り込んでいったように、いま日本が周辺諸国から攻め込まれようとしています。これだけ好き放題にやられてしまっているのは、やはりリーダーの責任でしょうか。
小沢 リーダーのせいではあるけれど、それ以前に日本人自身の問題だな。よく言うように、国民のレベル以上のリーダーは出ねえんだよ。衆愚の中からは衆愚しか生まれない。だから国民のレベルアップをしないとリーダーも育たない。その意味でどうしたらいいのか。そういうことをもう少し日本人は自分で考えなきゃいけないな。
石川 はい。
小沢 いまの震災を例にすると、マスコミを含めてバカみたいに、やれ挙国一致だ、やれいま政権を変えるのはどうだ、ってアホみたいな議論をしている。これは日本人的な議論だ。欧米では違うんだよ。危機だからこそ強力な政権とリーダーを作らなければならないっちゅうのが彼らの考え方だよ。日本人はみんな丸く丸くなろうとする。丸くなって、談合ばかりしていたって解決しねえんだよ。原発事故にしても誰も責任をとらない。誰が責任者なのか、誰が決めているのか。わけがわからない。そこをマスコミが一緒になってもっと仲よくなれって。何を考えているんだよ。
石川 まあ、そうですね。
小沢 マスコミは日本人の悪いところの典型なんだ。国家の危機を経験してきた欧米人は、危機のときだからこそ強いリーダーを選ぶ。第2次大戦前のイギリスはチェンバレンという首相がいて、ヒトラーと妥協して「チェンバレンの平和」と言われたんだな。それが結局はヒトラーの勢力を増大させてしまった。そのときにイギリス人は最も批判の多かったチャーチルを首相に選んで、チェンバレンを降ろした。危機だからこそ変えた。危機じゃなかったらチャーチルは総理にならなかった。発想が違うんだよ、ゆでガエルみたいな日本人とな。
(中略)
p229〜
石川 産経新聞には私も先生もたたかれてきましたが、小沢一郎が総理にふさわしい人1位になっていました。国民の期待が高まれば、先生はそれに応える思いがあるのでしょうか。
小沢 おう、そういや、この言葉が好きで机に取っておいたんだ。「人事を尽くして天命に遊ぶ」。「天命を待つ」「天命に従う」が普通の言葉なんだよ。これは自分で自分に期待感がこもるだろ。自分のいいように天命が回ってくりゃいい、と。それじゃ、本当のアレじゃない。「天命に遊ぶ」ってのは、確か戦前の左翼が言ったんだよ。だからあまり言うなと忠告する人もいるけど、オレは最高に気に入っているんだ。期待するでも何でもない。待つんじゃねえんだよ。
石川 では、チャーチルのように70代でも総理に・・・。
小沢 そんなスケベ根性を起しちゃダメだっつってんだよ。人事を尽くすことが大事。それぞれが自分の立場、職責で全力を尽くせば世の中はよくなるんだよ。見え透いた根性を起すからみんなおかしくなるんだよ。
石川 なるほど。私も政治家として肝に銘じます。
小沢 お前も、まだまだだな。いまの民主党の欠陥は、俗に言う「雑巾がけ」、基礎的な鍛錬、基礎的な勉強もしないで偉くなっちゃったヤツばっかなんだよ。だから危機が起きるとどうしたらいいかわからなくなるんだよ。基礎的な修行を積み、経験を積み、知識を積み、そしてこういう時はこう、ああいう時はこうと、自分の価値判断基準、政策判断の基準っつうのが自然と作られてくる。それがピョンと偉くなっちまったもんだから。
石川 福田康夫政権で大連立騒動の時に私は先生に反対しに深沢まで行きましたけど、あの時は「先生は何でそんなことするんだ」という考えでした。
小沢 そうだったかな。
石川 でも、先生の言うとおりに「やっぱり大連立にしておけばよかった」と書く報道機関が最近になって多くなった気がします。
小沢 いい加減だからな。マスコミが時代遅れなんだよ。マスコミがダメだから日本がおかしくなっている。もっと合理的に論理的に、先見性を持ったオピニオンリーダーじゃなくちゃダメなんだよ、マスコミは。逆だもん。官僚と一緒になって足引っ張っているだけだから。意見を封殺する。
石川 大連立は、やはり民主党に経験を積ませないといけないと思ったからでしょうか。
小沢 うん。それが大きいね。それと政権交代への近道でもあった。わからねえんだからしょうがねえ。だからちゃんと相談したんだから、役員会で。1人でやっていて、誰も文句言わなかった。菅なんか何も言わなかったよ。
石川 そうでした。
小沢 これが権力の差よ。オレが総理だったら、あの時、誰も文句言わないよ。当時は野党の党代表だったから、みんな後になってワーワー言いだして。
石川 はい。
小沢 その程度だ・・・みんな。はあー(大きくため息)。
石川 歴史が動こうとしているときにお時間いただいてありがとうございました。あしたも裁判です。
小沢 そうか。
(2011年5月31日、チュリス赤坂内の小沢一郎事務所にて) *リンクは来栖
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WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)2011/5/27 小沢一郎元民主党代表インタビュー「天命に遊ぶ」2011-06-03 | 政治/検察/メディア/小沢一郎


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