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神戸 連続児童殺傷事件 加害男性から手紙 遺族「罪の意識感じる」

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連続児童殺傷の加害男性から手紙 遺族「罪の意識感じる」
中国新聞 '12/3/20
 神戸市で1997年に起きた連続児童殺傷事件で亡くなった小学4年山下彩花(やました・あやか)ちゃん=当時(10)=の23日の命日を前に、遺族が当時14歳だった加害男性(29)=医療少年院を出所=から手紙を受け取っていたことが20日、遺族への取材で分かった。手紙は今年で8通目。2007年からは毎年3月に届いている。
 彩花ちゃんの母京子(きょうこ)さん(56)は、具体的な内容を明らかにしていないが、文面から「罪に向き合い償おうとする男性の気持ちが年々強くなっているように感じた」としている。
 京子さんは「社会の中で生活し、人のありがたさを感じていることが影響しているのではないか」と話した。
 手紙は「山下彩花様 ご家族の皆様」と宛名書きされた白い封筒に入れられ、便箋4枚に横書きで書かれていた。今月7日、男性の両親らに面会した際に渡された。
 京子さんは、事件から15年を迎えるのを機に報道各社に手記を寄せ「遺族にとって心の区切りはありませんが、一歩一歩積み重ねてきた五千数百日は、彩花がいた時のように屈託なく笑うことを思い出させてもくれました。支えてくれた多くの方にあらためて感謝します」とつづった。


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