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Channel: 午後のアダージォ
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2012年4月8日 復活の主日/こんなにもダメージを受けていたのかとわが身が可哀そうになった

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<来栖の独白2012/4/8 Sun.>
 やっと春になった。遅い春だ。もうずいぶん昔、修道院へお送りする車中でシスターが「不思議と四旬節中は、寒いのよね。自然(季節)が、(カトリックの)典礼暦に合わせるのかしらね。必ず、そうよ。復活祭の遅い年は、いつまでも寒いわよ。復活祭になって、春も到来するのよ」とおっしゃった。聴きながら、ほんとうにそうだと感じ入ったことを思い出す。今年は、本日が復活の主日である。いつまでも寒かった。
 私の母がお世話になっている施設でケアマネージャーだった方のブログを読んだ。昨年夏、母が骨折で自宅近くの病院へ入院し、たまたま彼女も同じ階に入院中で、ステージ4の癌であることを彼女の口から聞いた。彼女は秋に退院し、ブログも更新していたが、本年3月6日から途絶えた。再開されたのは4月だった。コメントと、エントリ記事を転載させていただく。
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 コメントを下さった皆さんありがとうございました。
 6日から体調を崩し。返信するまもなく8日受診9日緊急入院となり、一昨日27日に退院しました。ごめんなさいね。
 ご心配をおかけしました。
 今はゆっくり家で静養しています。
 ブログもそろそろ更新しようかと思っています。
 これからも又、仲良くしてくださいね。
 よろしくお願いします。
2012/3/29(木) 午後 3:08
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‎2012年4月1日 19:37:47
 退院してから、足腰に力が入らず思うように動けない。
 こんなにもダメージを受けていたのかとわが身が可哀そうになった。
 3日ほど前、あまりのぽかぽか陽気に誘われて、夫の生家の庭先のしだれ梅を見に夫に連れて行ってもらった。
 8部咲きと言うところ。手入れしてやらないから下のほうは枯れぎみ。可哀そうに。
 毎年このしだれ梅を楽しみに見に来てくれる方がいる。
 写真にパチリ。それをパチリ。(以下略)
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>足腰に力が入らず思うように動けない。
 こんなにもダメージを受けていたのかとわが身が可哀そうになった。
 胸に迫った。言葉がない。
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復活の主日 2012/4/8 「福音朗読 ヨハネによる福音書20章1節〜9節」
 週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行った。そして、墓から石が取りのけてあるのを見た。そこで、シモン・ペトロのところへ、また、イエスが愛しておられたもう一人の弟子のところへ走って行って彼らに告げた。「主が墓から取り去られました。どこに置かれているのか、わたしたちには分かりません。」そこで、ペトロとそのもう一人の弟子は、外に出て墓へ行った。二人は一緒に走ったが、もう一人の弟子の方が、ペトロより速く走って、先に墓に着いた。身をかがめて中をのぞくと、亜麻布が置いてあった。しかし、彼は中には入らなかった。続いて、シモン・ペトロも着いた。彼は墓に入り、亜麻布が置いてあるのを見た。イエスの頭を包んでいた覆いは、亜麻布と同じ所には置いてなく、離れた所に丸めてあった。それから、先に墓に着いたもう一人の弟子も入って来て、見て、信じた。イエスは必ず死者の中から復活されることになっているという聖書の言葉を、二人はまだ理解していなかったのである。
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2012/4/7「第1朗読 出エジプト記 14章15節〜15章1a節」
主はモーセに言われた。
「なぜ、わたしに向かって叫ぶのか。イスラエルの人々に命じて出発させなさい。杖を高く上げ、手を海に向かって差し伸べて、海を二つに分けなさい。そうすれば、イスラエルの民は海の中の乾いた所を通ることができる。
しかし、わたしはエジプト人の心をかたくなにするから、彼らはお前たちの後を追って来る。そのとき、わたしはファラオとその全軍、戦車と騎兵を破って栄光を現す。わたしがファラオとその戦車、騎兵を破って栄光を現すとき、エジプト人は、わたしが主であることを知るようになる。」
イスラエルの部隊に先立って進んでいた神の御使いは、移動して彼らの後ろを行き、彼らの前にあった雲の柱も移動して後ろに立ち、エジプトの陣とイスラエルの陣との間に入った。真っ黒な雲が立ちこめ、光が闇夜を貫いた。両軍は、一晩中、互いに近づくことはなかった。
モーセが手を海に向かって差し伸べると、主は夜もすがら激しい東風をもって海を押し返されたので、海は乾いた地に変わり、水は分かれた。
イスラエルの人々は海の中の乾いた所を進んで行き、水は彼らの右と左に壁のようになった。
エジプト軍は彼らを追い、ファラオの馬、戦車、騎兵がことごとく彼らに従って海の中に入って来た。
朝の見張りのころ、主は火と雲の柱からエジプト軍を見下ろし、エジプト軍をかき乱された。
戦車の車輪をはずし、進みにくくされた。エジプト人は言った。
「イスラエルの前から退却しよう。主が彼らのためにエジプトと戦っておられる。」
主はモーセに言われた。
「海に向かって手を差し伸べなさい。水がエジプト軍の上に、戦車、騎兵の上に流れ返るであろう。」
モーセが手を海に向かって差し伸べると、夜が明ける前に海は元の場所へ流れ返った。
エジプト軍は水の流れに逆らって逃げたが、主は彼らを海の中に投げ込まれた。水は元に戻り、戦車と騎兵、彼らの後を追って海に入ったファラオの全軍を覆い、一人も残らなかった。
イスラエルの人々は海の中の乾いた所を進んだが、そのとき、水は彼らの右と左に壁となった。
主はこうして、その日、イスラエルをエジプト人の手から救われた。
イスラエルはエジプト人が海辺で死んでいるのを見た。イスラエルは、主がエジプト人に行われた大いなる御業を見た。
民は主を畏れ、主とその僕モーセを信じた。
モーセとイスラエルの民は主を賛美してこの歌をうたった。
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2012/4/7「第2朗読 ローマの信徒への手紙 6章3〜11節」
それともあなたがたは知らないのですか。
キリスト・イエスに結ばれるために洗礼を受けたわたしたちが皆、またその死にあずかるために洗礼を受けたことを。
わたしたちは洗礼によってキリストと共に葬られ、その死にあずかるものとなりました。
それは、キリストが御父の栄光によって死者の中から復活させられたように、わたしたちも新しい命に生きるためなのです。
もし、わたしたちがキリストと一体になってその死の姿にあやかるならば、その復活の姿にもあやかれるでしょう。
わたしたちの古い自分がキリストと共に十字架につけられたのは、罪に支配された体が滅ぼされ、もはや罪の奴隷にならないためであると知っています。
死んだ者は、罪から解放されています。
わたしたちは、キリストと共に死んだのなら、キリストと共に生きることにもなると信じます。
そして、死者の中から復活させられたキリストはもはや死ぬことがない、と知っています。
死は、もはやキリストを支配しません。
キリストが死なれたのは、ただ一度罪に対して死なれたのであり、生きておられるのは、神に対して生きておられるのです。
このように、あなたがたも自分は罪に対して死んでいるが、キリスト・イエスに結ばれて、神に対して生きているのだと考えなさい。
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2012/4/7「福音朗読 マルコによる福音書 16章1〜7節」
安息日が終わると、マグダラのマリア、ヤコブの母マリア、サロメは、イエスに油を塗りに行くために香料を買った。
そして、週の初めの日の朝ごく早く、日が出るとすぐ墓に行った。
彼女たちは、「だれが墓の入り口からあの石を転がしてくれるでしょうか」と話し合っていた。
ところが、目を上げて見ると、石は既にわきへ転がしてあった。
石は非常に大きかったのである。
墓の中に入ると、白い長い衣を着た若者が右手に座っているのが見えたので、婦人たちはひどく驚いた。
若者は言った。
「驚くことはない。あなたがたは十字架につけられたナザレのイエスを捜しているが、あの方は復活なさって、ここにはおられない。御覧なさい。お納めした場所である。さあ、行って、弟子たちとペトロに告げなさい。
『あの方は、あなたがたより先にガリラヤへ行かれる。かねて言われたとおり、そこでお目にかかれる』と。」


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