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「尖閣諸島」、「世界ウイグル会議」(日本開催)影響 中国制服組トップの来日中止

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尖閣影響? 中国制服組トップの来日中止 藤村官房長官「先方の都合」
産経ニュース2012.5.22 14:32
 藤村修官房長官は22日の記者会見で、中国が軍制服組トップである郭伯雄・中央軍事委員会副主席の来日の延期を通告してきたことを正式に明らかにした。沖縄・尖閣諸島をめぐる日中の応酬や、「世界ウイグル会議」の日本開催が影響したとみられる。
 藤村氏は「あくまで先方の業務上の都合と理解している」と述べ、日程を再調整する考えを示した
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野田首相 少数民族問題に関する中国側の干渉をきっぱり拒否
NEWSポストセブン2012.05.22 07:00
『メルマガNEWSポストセブン』では、ビートたけし、櫻井よしこ、森永卓郎、勝谷誠彦、吉田豪、山田美保子など、様々な分野の論客が『今週のオピニオン』と題して、毎号書き下ろしの時事批評を寄稿する。5月18日に配信された15号では、櫻井よしこ氏が登場。先日行われた日中韓首脳会談の際の中国側の“非礼”について、櫻井氏はこう語る。
 * * *
  政府筋によると、野田首相が日中韓首脳会談のために北京を訪れた5月12日、温家宝首相側から少人数による日中2国間会談の申し込みがあった。2国間会談は13日に開かれたが、温首相が語った論点は三つ、ウイグル、尖閣、北朝鮮だった。最初に取り上げたのがウイグル問題で、国際テロリストとして指名手配中の人物を入国させたのは怪しからん、同問題は中国の核心的利益に関わるもので、見過ごせないとの主張を展開したという(※)。
(※5月14日に世界ウイグル会議が国会近くの憲政記念館で開催。ウイグル代表の訪日を認めたことについて、中国大使の程永華氏の名前で、日本側に“警告文書”が送付された。)
 対して野田首相は日本と中国は政治体制が異なるのであり、法律上問題がなければ日本政府は特定個人の入国に関知しないことを説明した。自由を尊重する普通の民主主義国においてはごく当然のことである。
 だが、異質の国の指導者にはこのことがなかなか理解できない。そこで野田首相は温首相に対して、「日中人権対話」を継続する必要性を強調し、普遍的価値観を尊重すべきだと主張したという。野田首相はきちんと反論したのである。この点はしっかり評価したい。それに対して温首相はこう切り返した。
「(世界ウイグル)会議が日中2国会議の翌日でよかったですね」
 日中2国間会議は13日、世界ウイグル会議は14日である。中国政府は、程大使の手紙ですでに警告を発している。その警告を無視して世界ウイグル会議を開催させれば日本は代償を払わなければならないとでも言うかのようなニュアンスにもとれる。
 事実、胡錦濤国家主席は韓国の李明博大統領と会談したにも拘らず、野田首相との会談は拒絶した。また、15日に予定されていた経団連会長の米倉弘昌氏と楊潔篪中国外相の会談が14日夜になって急にキャンセルされた。理由は「時間の調整がつかない」ということだったそうだ(『産経新聞』5月16日)。
 これら一連のことは、自由や人権、民主主義に中国政府が強い忌避感を抱いていること、彼らがこうした価値観を受け入れることがないことを示している。普遍的価値観を退ける中国共産党政府の異形な姿が際立つばかりだ。
 21世紀のこの時代に、人間の自由や民族自決を踏みにじる中国の立場など、国際社会の大半の国々は支持しない。だからこそ、日本は自信と誇りをもって、21世紀のあるべき価値観を果敢に守り続けていけばよいのだ。中東から始まった民主化運動は、さまざまな時間差をもって、必ず、ユーラシアやアジアに浸透していくだろう。その意味で野田首相が挫けずに、日本の主張を貫き、価値観を守り抜くことは歴史の正しい道を歩むことなのである。
※メルマガNEWSポストセブン15号
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櫻井よしこ氏 中国がウイグル族領土奪取した狡猾手法を解説
NEWSポストセブン2011.01.27 10:00
 中国覇権主義の拡大は、とどまるところを知らない。尖閣諸島が浮かぶ東シナ海だけではなく、南シナ海やインド洋、さらには中央アジアやアフリカにまでその触手を伸ばしている。これまで中国はどのように領土を拡大してきたのか、ジャーナリストの櫻井よしこ氏が解説する。
 * * *
 中国の狡猾なやり方は、例えば新疆(しんきょう)ウイグル自治区に見て取れます。
 ウイグル人の国・東トルキスタンを軍事力で奪った中国は、ここを新疆ウイグル自治区と命名し、漢民族を大量に送り込みました。ウイグル人にすさまじい弾圧を加え、虐殺を繰り返すとともに、結婚適齢期の女性たちを親元から離し、沿海部の工場などで働かせつつ、中国人化教育を行なってきました。やがて彼女たちはウイグル語を忘れ、漢民族の影響に染まります。ウイグル自治区に残った男性たちには結婚の相手がいません。こうしてウイグル人の人口は減少を続けてきました。
 ウイグル人の亡命政府、東トルキスタン共和国の統計によりますと、ウイグル人1500万人に対して、移住してきた漢人は2000万人、漢民族が人口の多数派となっています。
 中国にとってウイグル人の人口減少も、失われつつあるウイグル人の未来も、ウイグル文化も何の意味もないのでしょう。彼らにとって必要なのは、本来、ウイグル人に所属しているはずの「領土」と「資源」だけなのです。
 新疆ウイグル自治区のウイグル人は、キルギス共和国、ウズベキスタン、カザフスタンなどと同じチュルク(トルコ)系の民族です。中国はこれら周辺各国に散らばるチュルク系の人々に手厚い経済援助を行なうことで、自治区内のウイグル人への後方支援を行なわせず、彼らを孤立させるよう仕向けてきました。
 さらにカザフスタンからカスピ海経由で新疆に延びる原油パイプラインなどを建設し、中央アジア諸国の豊富な資源を、自国のものにし始めています。ウイグル人の祖国を奪い、資源を手に入れ、中央アジア諸国を中国に依存させ、自らの勢力圏内に収めることに成功したのです。
※SAPIO 2012年2月9日・16日号
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「中国大使からの出鱈目な偽りだらけの警告の手紙」「中国は日本の宗主国のつもりか」櫻井よしこ 2012-05-19 | 政治〈領土/防衛/安全保障〉 
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チベット 最も重要なのは焼身自殺問題解決と教育と首相語る
NEWSポストセブン2012.04.28 07:00
 中国政府がチベットやウイグル、モンゴルなど少数民族取り締まりを強化する中、チベット亡命政府のロブサン・センゲ首相が初来日した。ロブサン首相は、来日中の4月1日、都内で本誌SAPIOとの単独会見に応じた。主な内容を紹介しよう。
 * * *
――今、最も重要な問題は?
 チベット人の焼身自殺問題だ。2009年2月からこれまでに33人が焼身自殺を図り、22人が死亡した。焼身自殺は中国の圧政に対してどれほど平和的な抗議行動をとっても弾圧されてしまうため、自分の身を焼いて抗議しているのだ。
 今年はじめ、インド・ブッダガヤでダライ・ラマ法王が主催したカーラチャクラ法要に中国から9000人のチベット人が参加したが、ほとんどが身柄を拘束され、再教育を受けている。
 最近では人民解放軍や武装警察が平和的なデモをしている丸腰のチベット人住民を射殺するという惨劇が繰り返されている。中国政府はチベット人への圧政を止めるべきだ。
――チベットが軍事要塞化しているとの情報があるが……。
 チベットは今、5つの軍事区域に分かれ、22の部隊が駐屯している。空軍の基地や空港が6か所もあり、鉄道はネパール、シッキムなどに延伸し、軍事的に利用している。
 さらに大陸間弾道ミサイルの発射基地もあり、射程は3200?だ。中国はチベットを中心に空と鉄道、海を縦横に結ぶ軍事戦略を進行中だ。核貯蔵施設や産廃処理場も建設するなど、全世界を見据えた軍事戦略上の最重要拠点となっている。
――次期最高指導者、習近平氏でチベット政策は変わるか。
 習近平副主席は昨年7月、チベット自治区を訪問したが、その言動は極めて厳しく保守的なものだった。だが、中国にとってチベット問題を解決することは中国の利益に繋がり、最重要である。チベット問題を解決することは中国の国際的なイメージを改善させることに通じるだけに、民主化を進めるべきだ。
 今や民主化は国際社会の潮流となっている。旧東欧諸国やイスラム教圏でも民主化勢力が力を付けてきている。アジアの民主化はすでに実現しつつある。
――長期的に見て、チベットで最も重要な問題は何か?
 それは教育だ。これは優先順位を間違えてはならない問題だ。教育を受けたチベット人が今後、チベットの指導者としての役割を果たすに違いない。日本も第2次世界大戦後、最も力を入れたのは教育だった。
 教育に多くの投資をしたことで、20年後、30年後、各分野で多くのリーダーが出て、日本の社会の基礎を作り、経済や科学技術を発達させたのだ。それと同じように、高い教育を受けたチベット人がリーダーとして育って今後のチベット社会を建設していくことになる。
・取材・報告/相馬勝(ジャーナリスト)
※SAPIO2012年5月5・16日号
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中国の程永華駐日大使、世界ウイグル会議日本開催で国会議員に恫喝書簡/三原じゅん子議員が怒り 2012-05-19| 政治〈領土/防衛/安全保障〉 
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中国の核心的利益、その実態を解き明かす 世界ウイグル会議総会の東京開催〜中国株式会社の研究2012-05-20 | 国際/中国 
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『最終目標は天皇の処刑 中国「日本解放工作」の恐るべき全貌』 ペマ・ギャルポ著 飛鳥新社 2012-04-28 | 政治〈領土/防衛/安全保障〉


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