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朝鮮総連中央本部 落札の最福寺法主 池口恵観氏

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【朝鮮総連中央本部落札】僧侶「永田町の怪僧」の異名も 清原氏、金本氏の護摩行だけじゃなかった
産経新聞2013.3.27 11:20
 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部(東京都千代田区)の土地・建物の競売について、東京地裁民事執行センターで26日、入札で最も高い価格をつけた人を決める「開札」が行われ、宗教法人「最福寺」(鹿児島市)が45億1900万円で落札した。最福寺「法主(ほっす)」の池口恵観(えかん)氏(76)は北朝鮮への渡航歴が複数回あり、「永田町の怪僧」との異名もある人物で、総連への貸し出しも検討したいとしている。(サンケイスポーツ)
 「今まで中央本部にいた人を追い出すということではない。残ったところをお貸しするのはいいのではないか」
 中央本部の土地・建物について池口氏は報道陣に、総連側への貸し出しを考えていることを明らかにした。さらに「ビルをそのまま残し、北朝鮮を含むアジア民族の融和と、英霊の拠点にしたい」とも話した。
 池口氏は北との関係が深い。池口氏や最福寺ホームページなどによると、最近4年間で9回ほど北を訪問しており、昨年4月には金日成主席の生誕100年を祝う行事にも出席した。北の高官と交流があり、勲章も授与されている。
一般には、燃え上がる炎の前で経を唱える修行「炎の護摩行」で有名で、政治家、スポーツ選手ら有名人とのつながりもある。プロ野球阪神の新井貴浩(36)は毎年シーズンオフに護摩行を行っている。元プロ野球選手の清原和博氏(45)や、金本知憲氏(44)らも現役時代に同寺を訪れて、護摩行を行った。
 一方で「永田町の怪僧」との異名も。長崎県選出の元建設相の秘書をしていたこともあって政界に人脈が広い。2002年11月には同寺の地元、鹿児島県の民主党衆院議員だった川内博史氏(51)が当時の党代表、鳩山由紀夫氏(66)を案内し、鳩山氏も護摩行に挑んだ。このときは「あまりの熱さに鳩山氏は途中で止めてしまった」(永田町関係者)という。
 麻生太郎財務相(72)との関係も深く、同寺関係者によると、安倍晋三首相(58)とも親交があるほか、総連の許宗萬議長とのパイプもあるという。
 それだけに「政界関係者から見ると、池口氏が落札したということは、何か裏があるのでは」(同)という展開。池口氏も以前訪朝した際、最高人民会議幹部から「総連の建物がなくなれば日本と敵対関係になるので骨を折ってほしい」と要請を受けたとされている。
 約45億円という高額入札に、池口氏は「資金はある程度のメドは立っている。総連側からお金が入ることはありえない」と話した。
 入札には総連は関われないことになっており、地裁は購入資格などを審査して29日に売却の可否を決定する。
■需要見込める好立地、4者が入札参加
 競売は総連に対して約627億円の債権を持つ整理回収機構(RCC)が申し立て、昨年7月に東京地裁が決定。今年3月12日から19日まで入札を受け付けていた。下限価格は約21億3400万円、売却基準価格が約26億6800万円で、入札には4者が参加した。対象の土地は約2390平方メートル。1986年に建てられた建物は地上10階、地下2階建で延べ床面積約1万1730平方メートル。JR飯田橋、市ケ谷駅の間で靖国神社に近い好立地だけに、マンション需要などが見込めるとして不動産関係者の間では「70億円前後になるのでは」との見方もあった。
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謎多き池口恵観氏の素顔 総連本部落札の最福寺法主 5度の訪朝で要人とも接触…
zakzak2013.03.27
 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部(東京都千代田区)の土地・建物の競売について宗教法人「最福寺」(鹿児島市)が45億1900万円で落札した。最福寺「法主(ほっす)」の池口恵観(いけぐち・えかん)氏(76)は「炎の護摩行」で有名で、政界に顔が広く「永田町の怪僧」との異名を取る。一方、北朝鮮への渡航歴が複数あり、落札後は総連への貸し出しも検討したいとしている。その真意と巨額資金の出どころは−。
 池口氏が法主を務める最福寺は、元プロ野球の金本知憲氏や阪神の新井貴浩選手ら有名アスリートが、オフシーズンに護摩行に訪れることで知られる。
 「池口氏は、真言密教の道を究めた大僧正で過酷な護摩行をこなす姿から『炎の行者』と呼ばれている。スポーツ界のみならず政財界などにも豊富な人脈を持ち、安倍晋三首相や鳩山由紀夫元首相と親交があるほか、小泉純一郎元首相らの『指南役』も務めたとされる」(同氏を知る関係者)
 宗教家の立場から医療のあるべき姿を講演や著作で説き、1999年には山口大医学部から医学博士号を贈られた。
 だが、その一方で、北朝鮮との関係は深い。
 「96年に、よど号グループの1人、田宮高麿氏の葬儀を取り持ったことが縁でグループとの交流を深めた。その後、信者でもある地方議員の仲立ちで総連と急接近し、2009年秋に初めて北朝鮮を訪問した」(同)
 池口氏はこれまでに5度、北に渡り、訪朝時には北の政府要人とも接触したとされ、「そのなかで総連本部の競売問題が持ち上がった」と先の関係者は説明する。
 落札した26日、池口氏は「今まで中央本部にいた人を追い出すということではない。残ったところをお貸しするのはいいのではないか」と総連側への貸し出しを考えていることを明かし、「ビルはそのまま残し、北朝鮮を含むアジア民族の融和と英霊の供養の拠点にしたい」と明かした。
 落札に必要な巨額資金については「ある程度目途がついている」と語る。ただ、最福寺の関係者は夕刊フジの取材に対し、「落札資金には銀行などの複数の金融機関から融資を受けて、それを充てる予定だが、総連の関係者に出ていってもらうことが融資の前提になっている」と説明した。
 落札が正式に決まるのは29日で、この間、東京地裁は最福寺が買い手としての資格を満たすか審査する。専門家はどう見るか。
 元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は「債務者である朝鮮総連の身内なら別だが、単に関係があるというだけでは、落札者として不適格と判断されない。すんなりお金が支払われれば、1カ月以内に総連本部の土地と建物が最福寺のもとに渡る」と解説する。
 だが、競売が不成立になる恐れも残る。
 都内の不動産関係者は「債務者と同じ立場の法人や個人は競売への参加は認められない。北朝鮮や総連が深く関与していることが明らかになれば、国からの異議申し立てが出て、落札にストップがかかる可能性はある」と話す。
 『ヤメ検−司法エリートが利欲に転ぶとき』(新潮文庫)のなかで、朝鮮総連本部ビルの売却をめぐる詐欺事件(2007年)の真相などを描いたノンフィクション作家の森功氏はこう語る。
 「総連のビルは、整理回収機構の競売開始決定が出る直前、(北朝鮮通の)元公安調査庁長官が、自ら社長を務める会社にビル名義を変更する事件が起きるなどして社会的に注目を集めた。結局、競売になったが、総連としてはできれば手放したくないはずだ。こうした過去があるだけに今後、どう処理されていくか、注視していかなくてはならない」
 さまざまな思惑が絡み合うビルの行方に注目が集まる。
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総連本部落札の最福寺法主「北上層部から日本政府に話してくれないかと…」
zakzak2013.03.26
 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の中央本部の土地、建物を落札した宗教法人「最福寺」(鹿児島県)の池口恵観法主は別院の「江の島大師」(神奈川県藤沢市)で26日会見し、落札の経緯や今後の運営方針について報道陣に語った。一問一答は次の通り。
──落札の経緯は
 「過去2年間で5回ほど北朝鮮を訪問しているが、そのたびに上層部から『中央本部は大使館だと思っている。いい形で残せるように、あなたの力で日本政府に話してくれないか』といわれていた。中央本部が靖国神社の隣にあるということで、供養や慰霊の場としての利点もあり、何度か訪れるうちに『ここは譲りたくない』と思うようになった」
──北朝鮮側の意向に沿った形か
 「意向に応えられたのかどうかは分からないが、われわれが落札したことで、北朝鮮の方々も、『これで良い道が開かれる』という考えを持ったのではないかと思う」
──中央本部をどのように活用していくのか
 「アジアをはじめ、世界の民族の融和と慰霊の拠点にしたい。建物はそのままの状態で使い、壊したりするつもりはない。ただ、人々が祈りをささげる場所を作りたい。中央本部の方々を追い出すということではない。残ったところをお貸しする形でいいのではないかと思うが、使い方は難しい。今後、総連側と相談することになる。総連側から借りたいという意向があれば検討する」
──45億円余りという高額での落札になった
 「知人に、どれくらいなら確実に落札できるのかを聞いた。知人が『このくらいなら大丈夫だろう』と言っていたのでそうした。資金はある程度のメドは立っているが、今後は寄付のようなことも含めて、色々な人の知恵を借りたい。総連側からお金が入ることはありえない」
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総連本部は「最福寺」が落札 法主の池口氏は清原和博氏や角川春樹氏ら幅広い人脈
zakzak2013.03.26
 朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)中央本部(東京都千代田区)の土地・建物の競売の開札が26日、東京地裁であり、鹿児島県の宗教法人「最福寺」が45億1900万円で落札した。北朝鮮に何度も訪問している同寺法主の池口恵観氏(76、いけぐち・えかん)は夕刊フジの取材に応じ、総連本部機能が残る可能性を示唆した。
 池口氏は、政財界や芸能、スポーツ界に幅広い人脈を持つ。護摩行に訪れる元プロ野球選手の清原和博氏や金本知憲氏らをはじめ、作家の家田荘子氏や実業家の角川春樹氏ら、数多くの著名人が師事している。
 一方で池口氏は、5回の訪朝歴があり、2011年11月に金正日総書記が死去した際には、「朝鮮の大いなる指導者、金正日総書記閣下が地方指導に向かう途上で亡くなられたのは、とても痛ましく悲しい」などと哀悼の意を示していた。
 今後、地裁による審査を経て、29日に出される決定で売却を許可されれば、最福寺は正式な落札者となる。
 池口氏は26日午前、夕刊フジの電話取材に対し、落札した中央本部の土地・建物について、「怨親平等(おんしんびょうどう=仏教語で、敵も味方も同じように処遇すること)の思想に基づき、民族融和の拠点としたい。英霊を供養する祈りの場としたい。私が管理する」と語った。
 このため、記者が「総連本部の機能は残すのか?」と聞くと、「日本政府が(北朝鮮を)制裁中であり、まだ分からない。いろいろ相談したい。ただ、個人の利益ではなく、日本のためになることをしたい。日朝両国の接点となる活動をしていきたい」と語った。
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