Quantcast
Channel: 午後のアダージォ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 10100

独情報機関、米NSAに1カ月で5億件の傍受情報提供か (独週刊誌『シュピーゲル』が報道)

$
0
0

【スノーデン事件】独機関、米に1カ月で5億件の傍受情報提供か
産経新聞2013.8.4 09:29
 ドイツの週刊誌シュピーゲル(電子版)は3日、ドイツの情報機関が米国家安全保障局(NSA)に対し、傍受した電話や電子メールの内容を提供し、その件数は昨年12月だけで約5億件に上ったと報じた。米中央情報局(CIA)の元職員スノーデン容疑者が所持していた機密文書から明らかになったという。
 ドイツの連邦情報局(BND)はシュピーゲルに対し「何段階もの手続きを経て、外国に関わるものだけを選んで提供している」と述べ、ドイツ国民の個人情報は除外されていると釈明した。
 NSAは欧州の情報機関と協力して盗聴を繰り返していたとされる。NSAは一方で、欧州連合(EU)やドイツ、フランスなども監視していたと報じられている。(共同)
――――――――――――――――――――――――
米当局の情報傍受方法、詳細に 英紙が内部資料を公開
産経新聞2013.8.1 19:30
 【ロンドン=内藤泰朗】1日付英紙ガーディアンは、米政府による電子メールなどの情報傍受の手法を詳細に記した、情報機関職員の研修用とされる内部資料を掲載した。監視対象者のメールアドレスだけで、メールやチャットの内容からサイトの閲覧記録まで「典型的なネットユーザーが行うほぼ全てのことを捕捉できる」としている。
 米中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデン容疑者が提供したというこの資料によると、「エックス・キースコア」と呼ばれる情報傍受用システムは、米国家安全保障局(NSA)の専門家が運用。外国や国内のテロ活動容疑者らのネットや電話の履歴などを監視し、同システムで2008年までに300人のテロリストを逮捕したとしている。
 ガーディアンは、分析官らが令状取得などの事前手続きを経ずにシステムを運用しているとして、同情報活動の合法性に疑念を呈した。しかし、NSAは同紙に対し、「システムは海外の情報収集が目的で、合法的に運用されている。米国の国家安全保障に不可欠だ。運用は常に監視され、職員の悪用防止策がとられている」と反論している。
――――――――――――――――――――――――
CIA元職員スノーデン氏の告発=「アメリカの諜報活動に長期的な影響が出る」マイケル・ヘイデン氏 2013-07-31 | 国際 

     

NHK NEWS WEB 7月31日 21時59分
アメリカの情報機関による個人情報の収集について、CIA=中央情報局の元職員が告発したことについて、CIAの元長官が30日、NHKのインタビューに応じ、「情報を入手する方法や情報源を暴露してしまった」と述べ、アメリカの諜報活動に長期的な影響が出るという見方を示しました。
インタビューに応じたのは、アメリカ空軍の諜報部門出身で、NSA=国家安全保障局や、CIAの長官を歴任したマイケル・ヘイデン氏です。
ヘイデン氏は、CIA元職員のスノーデン容疑者による告発について、「スノーデン元職員が漏らした機密はコップやバケツの水程度の量ではなく、水道管を壊したようなものだ。われわれがアメリカ国民の安全のために、どこからどのように情報を手に入れているのかを暴露してしまった」と述べ、今後何年にもわたってアメリカの諜報活動への影響が続くという考えを示しました。
そしてヘイデン氏は、「すでにテロリストが交信方法を変え始めている」と述べ、具体的な影響が現れていることを明らかにし、監視の対象者がメールや電話の使用を控える可能性があると指摘しました。
また、スノーデン元職員が香港に滞在後、モスクワの空港で足止めされていることに関連し、「中国もロシアも高度な情報機関を持っている。彼らがあらゆる手段を講じて情報の入手に動くことに疑いはない」と述べ、元職員が持ち出した情報が中国やロシアの政府に渡っている可能性が高いとの見方を示しました。
一方、情報機関による個人情報の収集にアメリカ国内でも反発が強まっていることについて、ヘイデン氏は、情報機関はこれまでよりも透明性を高める必要があるとの考えを示しました。
*上記事の著作権は[NHK NEWS WEB]に帰属します
-------------------------------------------------
国際情報戦の裏側 大使館など対象「公然の秘密」 盗聴反発--実はポーズ? 中日新聞 《特報》 2013-07-04 | 国際
NSAによる盗聴 米「世界の国々は国益を守るため様々な情報収集活動を行っており、特別なことではない」 2013-07-01 | 国際 
――――――――――――――――――――――――
「エドワード・スノーデンCIA元職員が気づかせた フレンドリースパイ・日本の国益削ぐ内輪もめ」 湯浅博 2013-07-14 | 国際 
米国の諜報活動では、日本は最大敵国の1つ スノーデン事件から日本が学び、すべきこと 織田 邦男 2013-07-10 | 国際
CIAを凌ぐ アメリカ最大の情報機関NSAの正体 2013-07-10 | 国際
――――――――――――――――――――――――
インテリジェンスに関わる専門家の育成 / 日本の情報収集の弱さ 中日新聞 《特報》 2013-06-06 | 政治〈領土/防衛/安全保障/憲法/歴史認識〉  
――――――――――――――――――――――――
『 防衛省と外務省 歪んだ二つのインテリジェンス組織 』 福山隆著 2013-07-28 | 読書


Viewing all articles
Browse latest Browse all 10100

Trending Articles