“あげまん”里田まいに称賛の声 新記録の夫・マー君を食事でバックアップ
zakzak 2013.08.17
楽天・田中将大投手(24)の21連勝達成で妻のタレント、里田まい(29)の内助の功ぶりに称賛の声が上がっている。資格を取得するほど料理に力を入れ、栄養バランスを考えた食事でピッチングを支えてきた。交際発覚当初、タレント仲間から「マー君が20勝したら“あげまん”だよ」と冷やかされたが、見事に、やってのけた。
「料理をちゃんとするようになったのは25歳過ぎ」という里田。ブログで紹介した「油を使わないのでヘルシー」というカツなどには、夫への気遣いがうかがえる。「ジュニア・アスリートフードマイスター」の資格を取得するなど、食事管理に精通。田中は疲労回復に効果があるグレープフルーツを食するようになり、球団が本拠地や遠征先のケータリングで採用するほど、里田効果は広がっている。
今月10日付のブログには「チンジャオロースー」「野菜とお豆のサラダ」「玄米+白米」など8品目におよぶ、ボリュームたっぷりながら栄養面が考慮された夕食を披露した。楽天のユニホームに身を包んで、スタンドで試合観戦した写真も掲載。「気持ちを込めて応援し、闘っているのは家族だけじゃない。きっとファンの皆さんも同じ」と食事面だけでなく、プレーに対する応援も欠かさない。
里田と田中が結婚したのは2012年3月で、交際は10年11月に発覚した。発覚の直後、里田は日本テレビ系の情報・バラエティー番組にゲスト出演。司会の中山秀征(46)から「来季、マー君が20勝したら“あげまん”だよ」と冷やかされ、照れる場面があった。実際、田中は11年シーズンに19勝(5敗)で最多勝、最優秀防御率の2冠に輝いた。さらに今回の新記録達成で、里田の評価も揺るぎないものになった。
田中は今オフのメジャー移籍を目指している。里田は慣れない土地で食材を調達しながら、これまで通り夫を支えられるか。新たな課題も待ち受けている。
*上記事の著作権は[zakzak]に帰属します
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マー君は平成の神様 稲尾超えで日本新21連勝
2013年8月17日 中日新聞 紙面から
◇楽天3−1西武
楽天の田中が開幕17連勝とした。8イニングを5安打1点に抑え、10三振を奪った。打線は6回にマギーの適時二塁打で先制。1−1とされたが8回に銀次のソロと松井の犠飛で2点を挙げた。西武は序盤の好機を生かせず4連敗を喫した。
◇
プロ1年生だった6年前、当時の野村監督から「神の子」と名付けられた右腕が、ついに「神様」を超えた。勝利の瞬間を見届けると、田中はベンチで両コブシを握った。楽天の絶対エースが8イニング1失点で開幕17連勝。昨年8月26日から21連勝とし、「神様、仏様」と称された稲尾(西鉄)、松田(巨人)のプロ野球記録を塗り替えた。
大記録の瞬間に居合わせた敵地のファンも熱狂する中で、田中だけは冷静だった。「カードの初戦をチーム全員で勝てたことが一番うれしい」。記録についての質問を重ねられても、「シーズンが終わったときに振り返りたいですね、ハイ」と苦笑いした。
初回のピンチにすごみが凝縮されていた。先頭のヘルマンに安打を許し、続く渡辺直にはバスターを決められた。無死二、三塁。「1点もあげたくなかった」。外野飛球も許さない。内野ゴロ、三振、内野ゴロ。圧巻の投球だった。
自軍が先制した直後に同点打を許したことが唯一の反省点。しかし、相手には決して主導権を渡さない。入団以来、西武ドームでは全回まで通算3勝5敗。12球団の本拠地で唯一負け越している鬼門も突破した。
「もう、アイツには称賛の言葉はないよ。言い尽くした」。神をも超えたエースには、星野監督もうなるしかない。「稲尾さんは鉄腕と呼ばれたもんな。マサヒロは何て呼べばいいんだ? プラチナか」と笑った。
単純な比較は難しい。ただ、松田と稲尾は救援勝利もあったが、田中はすべて先発で白星をつないできた。さらに指揮官はこれまでにも、「あの時代の打線は1、3、4番に注意すれば良かった。今は1番から9番まで本塁打を打てる」と話してきた。投手出身だからこそ、この偉業を半端な言葉でたたえたくなかった。
エースに導かれ、リーグ一番乗りで60勝に到達した。球団初の優勝マジックは最短で18日に点灯する。「シーズン終盤になって、すごく良い緊張感の中で試合をできていることが幸せ」と田中。前人未到の領域に入ったエースは、どこまでも走り続ける。 (井上学)
*上記事の著作権は[中日新聞]に帰属します
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「神の子」マー君 日本新21連勝 / “あげまん”里田まいに称賛の声 夫・田中将大投手を食事でバックアップ
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