田母神氏、断トツ本命!? 都知事選アンケートで異変 8割以上の票集め…
zakzak 2014.01.18
東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)のアンケートで異変が起きている。ラジオNIKKEIのニュース番組「マーケットプレス」のホームページで15日から、主な立候補予定者の名前を挙げて、「東京都知事にふさわしいのは誰?」と聞いたところ、何と、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)が、8割以上の票を集める1位となっているのだ。
アンケートでエントリーされているのは、田母神氏をはじめ、舛添要一元厚労相(65)、細川護煕元首相(76)、前日弁連会長の宇都宮健児氏(67)、発明家のドクター・中松氏(85)=本名・中松義郎=の5人。「その他」「関心なし」という選択肢もある。
18日午前8時時点で、田母神氏が83・15%(6835票)とトップで、事実上の2強とみられる舛添氏や細川氏、それ以外の候補を大きく引き離している=別表参照。
マーケットプレスは、毎週月曜から金曜、午前9時から同11時35分と、午後0時半から同3時10分まで、東京株式市場の株式情報を中心に、為替・商品・FXの情報などを報道している。
番組では「ご意見伺います」として、毎日テーマを決めて朝から投票を呼びかけ、午後に発表している。都知事選は15日のテーマで、同日午後の時点でも、田母神氏が半数ぐらいを集めてトップだったという。二重投票はできない仕組みだ。
アンケートのコメント欄には、投票理由として、田母神氏には「一番日本の現状が分かってる」「現実的でマトモ」、舛添氏には「全体的な政策バランスを考えて」、細川氏には「原発問題が優先課題」などと書き込まれていた。
一方で厳しい意見も。田母神氏には「中韓関係を悪化させる」、舛添氏には「外国人参政権賛成論者」、細川氏には「5000万円で猪瀬(直樹前都知事)さんをやめさせておいて、1億円では筋が通らない」といったコメントがあった。
某政党の世論調査では「舛添氏がリードしている」と伝えられるが、一体、この現象をどう見るべきか?
政治評論家の小林吉弥氏は「経済や株式に関心がある人々はアベノミクスの推進を望んでいる。舛添氏は自公支援だが安倍晋三政権とは距離があり、細川氏は『脱原発』で日本経済を悪くしかねない。田母神氏が無難なのではないか。都知事選は現在、舛添氏と細川氏がネガティブキャンペーンの直撃を受けている。ここでも、田母神氏が無難なのかもしれない」と語っている。
◎上記事の著作権は[zakzak]に帰属します
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◇ 【都知事選】田母神俊雄氏、出馬を表明〜石原慎太郎氏「個人的に」支援/ 舛添要一氏、無所属で出馬の考え 2014-01-08 | 政治
田母神俊雄氏が都知事選出馬を表明 「ある意味で特攻隊」石原慎太郎氏がエール
The Huffington Post 2014年01月07日 15時38分 JST 更新: 2014年01月08日 00時18分 JST
元航空幕僚長で軍事評論家の田母神俊雄(たもがみ・としお)氏が、東京都知事選に出馬することを1月7日に会見で正式表明した。田母神氏は「災害が起きたとき諸外国では軍が中心となって救助する。日本でも自衛隊が中心となって都民を救いたい」と決意表明をした。
会見には元都知事で「日本維新の会」共同代表の石原慎太郎氏が応援にかけつけた。「あえて可能性の少ない戦いに挑む。ある意味で特攻隊ですよ」とエールを送った上で、「最高の経験を持つ人物が東京を守ることに名乗りをあげてくれた。東京の危機、国家の心臓・頭脳を止めかねないピンチを防ぐためにどういう人物がふさわしいかを考え直す時期に来た」と、田母神氏の実績を賞賛した。
ニコニコ生放送によると、田母神氏のあいさつの冒頭は以下の通り。
皆さん、こんにちは。危険人物の田母神でございます。随分危ない奴だということで叩かれることが多いんですが、私は本当にいい人なんです。
私が都知事選に出馬する決意を固めましたのは、東京オリンピックがあるというなかで、東京の強靱化対策が必要だと。大災害が起きたときの都民を救済する対策を、きちんと整えたいと思って立候補を決意しました。
世界的に見ると、先進国では通常、軍が中心となって大規模災害に対応するという体制が作られています。でも、日本では「自衛隊をできるだけ使いたくない」ということで、自衛隊を中心とした災害救助体制が作られていないという問題があります。阪神大震災や東日本大震災を見ても、いざとなると自衛隊を使って救助するのが非常に重要だと、国民も都民も十分に理解されていると思う。自衛隊を中心とした都民の救助体制を整えておく必要があると思います。
国土交通省の発表では、東京オリンピックまでに3割の確率で首都直下型地震が起きると予想されている。30年以内には7割の確率です。そうしたなかで、日本も諸外国で軍が中心となっているのと同様に、自衛隊が中心となった災害救助体制を整えていきたい。
私の自衛隊の経験から、都知事になってそういう体制を取っていくのは非常にいい機会であると思っております。私はその意味で、極めて適切な都知事ではないかと自分で思っております。
東京都は橋とか道路とか老朽化が進んでおりまして、国家強靱化が政府レベルで訴えられています。そうした老朽化、耐震対策を進めていかないといけません。強靱にするとともに、万が一、災害が起きたときには都民を救助する体制を取っていく。このために自衛隊、そして警察・消防などいろいろな団体と連携した体制を取るという意味で、そのために立候補を決意しました。
◎上記事の著作権は[The Huffington Post]に帰属します
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◇ 反米右翼のルサンチマンが日本を孤立させる / 米中関係の比重が日米関係より大きくなった今 池田信夫 2014-01-13 | 政治〈領土/防衛/安全保障/憲法/歴史認識〉
池田信夫blog 2014年01月10日12:35
反米右翼のルサンチマンが日本を孤立させる
アメリカ大使館のFacebookページが「炎上」している。ホリデーシーズンの写真に、無関係な「靖国参拝の何が悪い」という類のいやがらせが大量に書き込まれ、大使館がそれを削除するとその批判が書き込まれるいたちごっこが続いている。
こういう群衆行動は、戦前のナショナリズムを思わせる。1933年に日本が国際連盟を脱退したとき、松岡洋右首席全権の帰国を国民は拍手喝采で迎えたが、日本は国際的に孤立し、軍の暴走を抑えられなくなった。「日本は列強と同じことをしているだけだ」という軍部の勇ましい言説を国民は圧倒的に支持したが、その結果はいうまでもない。外交も戦争も結果がすべてであり、「動機の純粋性」には意味がない。
日本のpoint of no returnがどこだったかについては諸説あるが、1940年の三国同盟だったという見方が多い。それは必然ではなく、近衛首相も軍の主流も日米交渉を継続しようとした。しかし松岡を中心とする外務省の「革新派」が、武藤章を中心とする陸軍の強硬派と連携して同盟を結んだのだ。
軍は日米戦争に勝てないことは知っていたが、武藤は日独伊ソでアメリカを「包囲」して戦争を回避しようとした。この「勝手読み」の戦略は、その直後の独ソ戦であっけなく崩壊したが、もう後戻りできなかった。マスコミの煽動する「鬼畜米英」に熱狂した民衆が軍より好戦的になり、近衛も東條もその流れに乗らざるをえなかった。
このように同盟関係は、国家の命運を大きく左右する。アゴラの書評でも書いたが、日本は戦後70年近くたってもアメリカの「属国」であり、それに対する右翼のルサンチマンはわからなくもない。アメリカが安倍首相を警戒しているのも、彼が祖父の志を継承する反米右翼の流れにつらなると見ているからだろう。
岸信介は日米安保の改正の次は憲法を改正し、ゆくゆくは日米同盟を解消して自主防衛したいと考えていた。これは中曽根首相など自民党右派の一貫した流れだが、現実的に可能なのだろうか。。日米同盟の解消には核兵器が必要になり、そのコストは現在の駐留米軍経費の10倍以上になる。しかも実戦の経験がない自衛隊の戦力は、経験豊富な米軍にははるかに及ばない。政府の危機管理能力はもっとあやしい。
しかも日米同盟の解消と核武装は、アメリカを敵に回すことを意味する。日本が「戦争のできる国」になることをもっとも恐れているのは、アメリカなのだ。ジョン・ダワーも指摘するように日米同盟の目的は日本の無力化だったが、その目的は過剰に達成されてしまった。左翼も右翼も平和ボケで、日本はとても自前で戦争のできる国ではない。
むしろ警戒が必要なのは、アメリカに見捨てられるリスクだろう。米中関係の比重が日米関係より大きくなった今、アメリカが多大なコストをかけて日本を永遠に守ってくれると考える理由はない。大使館のページに夢中で書き込んでいるネトウヨは「日本人は外交に無知な精神的幼児だ」と世界に宣伝していることを自覚したほうがいい。
◎上記事の著作権は[池田信夫blog]に帰属します *強調(太字・着色)は来栖
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆ 『自立する国家へ!』田母神俊雄×天木直人 2013-04-29 | 読書
著者 ◎田母神俊雄◎天木直人 2013年2月1日初版第1刷発行 KKベストセラーズ 刊
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆ 田母神俊雄著『田母神国軍 たったこれだけで日本は普通の国になる』(産経新聞出版)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆ 一触即発の中国・朝鮮半島情勢。米・韓・中、そして北朝鮮とどう渡り合えばいいのか 2011-01-12 | 政治〈領土/防衛/安全保障/憲法〉
田母神俊雄×三原じゅん子 新春対談「ニッポンの国防」 一触即発の中国・朝鮮半島情勢。米・韓・中、そして北朝鮮とどう渡り合えばいいのか
2011年01月12日(水) FRIDAY 永田町ディープスロート
...................................