都知事選、台風の目は田母神氏 ネットで人気断トツ 応援団に著名人ズラリ
zakzak2014.01.22
東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)に出馬する元航空幕僚長、田母神俊雄氏(65)が選挙戦を左右しかねない存在として、他陣営から注目されている。政党の世論調査ではやや苦戦しているが、各種ネット調査では断トツの人気を誇っているためだ。大躍進もあるのか。
某政党が先週末に行った調査では、田母神氏の支持率は、舛添要一元厚労相(65)、細川護煕元首相(76)、元日弁連会長の宇都宮健児氏(65)に次ぐ4位。だが、保守層を中心に人気は根強い。
「もし私が東京都民だったなら、田母神俊雄氏に投票する」
大ヒット映画「永遠の0」の原作者で、本紙でエッセー「大放言」(火曜)を連載する作家の百田尚樹氏は18日、自身のツイッターでこうつぶやいた。百田氏以外にも、田母神氏応援団には、日本維新の会の石原慎太郎共同代表や、同党の平沼赳夫国会議員団代表、評論家の西部邁氏、京都大学の中西輝政名誉教授、作曲家のすぎやまこういち氏、経済評論家の三橋貴明氏、ジャーナリストの大高未貴氏ら、著名人がズラリと並ぶ。
ネット空間での人気も強みだ。
ラジオNIKKEIのニュース番組「マーケットプレス」のホームページ(HP)アンケートで「都知事にふさわしいのは誰?」と聞いたところ、田母神氏が1位。日刊スポーツのHPでも1位は田母神氏、日経新聞のHPでは舛添氏に次ぐ2位…など、田母神氏が舛添氏の有力な対抗馬として浮上している。
田母神氏支持が広がっているのは、保守本流の姿勢に加え、航空自衛隊5万人を率いた経験をもとに首都直下大地震などへの防災対策が充実。さらに、「脱原発」の風潮について「非科学的な意見、嘘、デマ、捏造が出回っている」として、「原発を安全に使うことは可能」などと訴えていることも大きそうだ。
舛添氏を推す自民党の都選出国会議員は「自民党のコアな支持層は田母神氏に流れる。これを食い止めないと、舛添氏は細川氏に追いつかれかねない」と危機感を募らせる。
一方、細川氏を支援する民主党関係者は「田母神氏が自民党票を奪い、相対的に舛添氏が減速すれば、接戦に持ち込める」と、田母神氏から目が離せないようだ。
正式な出馬表明の直前、田母神氏は「勝算がなければ出ない」と、夕刊フジの取材に語っていた。「著名人・ネット連合」の追い風を受けて猛追すれば、選挙戦のダークホースとなりそうだ。
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田母神俊雄氏が都知事選出馬を表明 「ある意味で特攻隊」石原慎太郎氏がエール
The Huffington Post 2014年01月07日 15時38分 JST 更新: 2014年01月08日 00時18分 JST
元航空幕僚長で軍事評論家の田母神俊雄(たもがみ・としお)氏が、東京都知事選に出馬することを1月7日に会見で正式表明した。田母神氏は「災害が起きたとき諸外国では軍が中心となって救助する。日本でも自衛隊が中心となって都民を救いたい」と決意表明をした。
会見には元都知事で「日本維新の会」共同代表の石原慎太郎氏が応援にかけつけた。「あえて可能性の少ない戦いに挑む。ある意味で特攻隊ですよ」とエールを送った上で、「最高の経験を持つ人物が東京を守ることに名乗りをあげてくれた。東京の危機、国家の心臓・頭脳を止めかねないピンチを防ぐためにどういう人物がふさわしいかを考え直す時期に来た」と、田母神氏の実績を賞賛した。
ニコニコ生放送によると、田母神氏のあいさつの冒頭は以下の通り。
皆さん、こんにちは。危険人物の田母神でございます。随分危ない奴だということで叩かれることが多いんですが、私は本当にいい人なんです。
私が都知事選に出馬する決意を固めましたのは、東京オリンピックがあるというなかで、東京の強靱化対策が必要だと。大災害が起きたときの都民を救済する対策を、きちんと整えたいと思って立候補を決意しました。
世界的に見ると、先進国では通常、軍が中心となって大規模災害に対応するという体制が作られています。でも、日本では「自衛隊をできるだけ使いたくない」ということで、自衛隊を中心とした災害救助体制が作られていないという問題があります。阪神大震災や東日本大震災を見ても、いざとなると自衛隊を使って救助するのが非常に重要だと、国民も都民も十分に理解されていると思う。自衛隊を中心とした都民の救助体制を整えておく必要があると思います。
国土交通省の発表では、東京オリンピックまでに3割の確率で首都直下型地震が起きると予想されている。30年以内には7割の確率です。そうしたなかで、日本も諸外国で軍が中心となっているのと同様に、自衛隊が中心となった災害救助体制を整えていきたい。
私の自衛隊の経験から、都知事になってそういう体制を取っていくのは非常にいい機会であると思っております。私はその意味で、極めて適切な都知事ではないかと自分で思っております。
東京都は橋とか道路とか老朽化が進んでおりまして、国家強靱化が政府レベルで訴えられています。そうした老朽化、耐震対策を進めていかないといけません。強靱にするとともに、万が一、災害が起きたときには都民を救助する体制を取っていく。このために自衛隊、そして警察・消防などいろいろな団体と連携した体制を取るという意味で、そのために立候補を決意しました。
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