爆破、火炎瓶事件の審理始まる オウム平田信被告公判
産経ニュース 2014.1.24 18:28
平成7年の目黒公証役場事務長拉致事件など3事件に関わったとして逮捕監禁罪などに問われたオウム真理教元幹部の平田信(まこと)被告(48)の裁判員裁判の第5回公判が24日、東京地裁(斉藤啓昭=ひろあき=裁判長)で開かれ、宗教学者の元自宅爆破事件と教団総本部への火炎瓶投げ込み事件の審理が始まった。
公判では、爆破事件で使われた爆弾を製造した男性元信者の調書が読み上げられた。男性は、後に刺殺された村井秀夫元幹部=当時(36)=の名前を挙げ、事件前日に「『爆弾を今日中に作ってくれ』と言われた」と話したという。
また、男性が元幹部、井上嘉浩死刑囚(44)に「私が作ったものは信用できないので注意してください。けがしても知りませんよ」と言うと、「井上さんは『私はまだ死ぬカルマがないから大丈夫だ』というようなことを言っていた」としている。
地裁は23、24両日に期日外で、男性元信者2人の証人尋問を行った。拉致事件の実行犯とされる男性と、火炎瓶事件などに関与したとされる男性で、尋問には裁判員も立ち会った。
27日の第6回公判では、火炎瓶事件に関与したとされる山形明受刑者(48)=懲役20年確定=への尋問が行われる予定。
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マンション爆破など審理始まる…オウム平田公判
2014年1月24日13時38分 読売新聞
オウム真理教元幹部・平田信被告(48)の裁判員裁判の第5回公判が24日、東京地裁(斉藤啓昭裁判長)であり、1995年3月に起きた東京都杉並区のマンション入り口爆破事件と、港区の教団施設への火炎瓶投げ込み事件の審理が始まった。
この日は、検察側と弁護側が、爆弾を製造した元信者の供述調書など計11点の証拠を提出。元信者が「教団幹部から『弱くもなく強くもない爆弾がほしい』と指示されて作った」などと供述していることが明らかになった。検察側は、教団が捜査をかく乱するため、両事件を自作自演したとしている。
平田被告は、火炎瓶事件については起訴事実を認めているが、爆破事件は無罪を主張している。
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オウム平田信被告 第5回公判 2014.1.24 宗教学者の元自宅爆破、教団総本部への火炎瓶事件の審理
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