中国で6か月取り調べ受けた教授、日本に戻る
2014年2月28日20時36分 読売新聞
昨年7月に中国・上海を訪問後、約6か月にわたり、中国当局の取り調べを受けていた東洋学園大学の中国人研究者、朱建栄教授(56)が28日、日本に戻った。
朱教授は同日、羽田空港で記者団に対し、取り調べの内容について「現代史研究者としての資料収集活動の内容や、日中の相互理解と関係の促進における長年の役割について事情を聞かれた」と説明。今後について、「半年間のブランクを補うための研究活動をし、できるだけ早く大学に復帰したい」と述べた。
朱教授は昨年7月、会議のため上海を訪問。その後、中国当局から取り調べを受け、大学とも音信不通となっていた。今年1月17日に当局に解放され、上海の実家に滞在していた。
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朱建栄教授が帰国 研究について中国当局の調査受けていたと説明
FNNニュース 02/28 17:43
2013年7月、中国へ渡航したあと、しばらく行方がわからなくなっていた、東洋学園大学の朱建栄教授が、28日午後、日本に戻り、研究活動について中国当局の調査を受けていたことを明かし、「不適切なものはなかったことが判明した」と述べた。
およそ7カ月半ぶりに日本に戻った朱教授は、羽田空港で取材に応じ、研究活動における資料の収集などについて、中国当局から事情を聴かれていたことを明らかにした。
朱教授は「研究者としての活動に、不適切なものは一切なかったことが、調査の結果、判明した。このような事態に至ったことは遺憾に思うが、細かい聴取内容については、明らかにできないことを理解してもらいたい」と語った。
朱教授は、今後、大学に復帰して研究を続けたいとしている。
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◇ 朱建栄 東洋学園大学教授 妻に「無事」の手紙=国家安全当局が届ける−中国 2013-11-04 | 国際/中国/アジア
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朱建栄教授(東洋学園大学)が帰国 研究について中国当局の調査受けていたと説明
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