袴田さん支援者と喜び分かち合う 姉の秀子さんが集会で報告
47 NEWS 2014/03/30 18:23【共同通信】
強盗殺人罪などで死刑判決が確定したものの、静岡地裁の再審開始決定を受け、釈放された元プロボクサー袴田巌さん（７８）の姉秀子さん（８１）が３０日、静岡市内で開かれた支援者集会であらためて経過を報告し、喜びを分かち合った。
秀子さんが「巌が帰ってきました。入院しているけれど、よくなったら、会っていただきたい」と感謝の言葉を述べると、約２００人の参加者から大きな拍手が湧いた。
秀子さんと一緒に袴田さんを病院に連れて行った支援者は「袴田さんに『大変でしたね』と声を掛けると『長いことね。勝ったんだね』と返事があった」というエピソードを紹介した。
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共同通信 2014年03月30日21時32分
袴田再審、３１日即時抗告期限 検察側は申し立て方針
１９６６年６月に静岡県清水市（現静岡市清水区）で一家４人を殺害したとして死刑判決が確定した元プロボクサー袴田巌さん（７８）の再審開始を認めた静岡地裁（村山浩昭裁判長）の決定を不服とする即時抗告が３１日、申し立ての期限を迎える。４月１日午前０時までに申し立てがなければ２７日の開始決定が確定し、地裁でやり直しの裁判が開かれる。
静岡地検は「即時抗告するかどうかは上級庁と協議して結論を出す」としているが、申し立てる公算が大きい。即時抗告により、東京高裁に審理が移れば、再審を開くかどうかの結論が出るまでに時間がかかることが予想される。
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袴田巌さんに『大変でしたね』と声を掛けると『長いことね。勝ったんだね』と返事/検察側は即時抗告の方針
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