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石原慎太郎議員、憲法の「てにをは」の間違い指摘 / 日本のキリスト教社会では日常茶飯事〈来栖の独白〉

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次世代・石原議員、憲法の「てにをは」の間違い指摘
 DAILY NOBORDER 10月31日(金)14時34分配信
 30日の予算委員会で質問に立った次世代の党の石原慎太郎議員が、「日本国憲法は『てにをは』が間違っており、助詞の使い方一つで全然意味が変わってくる」として、シェイクスピアなどを例に出し、文章における助詞の重要性を強調するとともに、日本国憲法に助詞の間違いが多数あることを指摘した。
 特に憲法前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」の「に」だけは直す必要があり、「この1文字を直すだけでも総理として後世に名を残せる。これは文化の破壊であり、国辱だ。これだけはお願いしたい。お願いして終わります」と訴えた。
 これに対して安倍首相は「文学者である石原先生らしい指摘だ。しかし1字であっても憲法改正の必要がある」と述べている。
 .DAILY NOBORDER編集部
 最終更新:10月31日(金)14時34分
 ◎上記事の著作権は[Yahoo!JAPAN ニュース]に帰属します 
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 〈来栖の独白〉
 委員会でのやり取りは中継を見た。石原慎太郎氏のおっしゃることは理解できるつもりだ。過去には私も違和感をもったものだ。が、こういった言い回し(「…に」信頼して)は、日本語訳の聖書や日本のキリスト教社会では日常茶飯事で、いつの間にか慣れてしまった。「主に信頼して…」などと言う。安倍さんの応答も、至極穏当なものだ。
 以下は旧約聖書から、ほんの僅かである。
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イザヤ書 26:4
 いつまでも主に信頼せよ。ヤハ、主は、とこしえの岩だから。

エレミヤ17:5
 主はこう言われる。
  呪われよ、人間に信頼し、肉なる者を頼みとし
  その心が主を離れ去っている人は。

エレミヤ17:7
 祝福されよ、主に信頼する人は。
 主がその人のよりどころとなられる。

詩篇115:11
 主を恐れる者たちよ。主に信頼せよ。この方こそ、彼らの助け、また盾である。

石原慎太郎氏「皆で憲法改正を / マッカーサー元帥も『侵略ではなく、日本自衛の戦争』と言っていた」 2013-05-22 | 政治/石原慎太郎 
 「皆で憲法改正をやろう!」 石原氏が一致結束訴える
 産経新聞2013.5.21 20:37
 日本維新の会の石原慎太郎共同代表は21日、国会内で開かれた党憲法調査会で講演し、「維新の会は他がやらないことをやるために(国政に)出てきた。皆で憲法改正をやろうじゃないか」と訴え、逆風に揺れる党に憲法改正で一致結束を呼びかけた。
 講演は非公開で行われた。出席者によると、石原氏は現行憲法の前文について「私は物書きだから日本語としておかしいと大変感じる。醜い」と批判したほか、占領下で策定された現行憲法の制定過程にも不満をあらわにした。
 先の戦争に関して「侵略戦争ではない」が持論の石原氏は、「連合国軍総司令部(GHQ)最高司令官のマッカーサー元帥も『今から考えると太平洋戦争は日本の自衛のための戦争だった』と言っていた」とのエピソードを紹介した。
 みんなの党との協力解消に関する言及はなかったという。
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石原慎太郎氏(衆院予算委)質疑 詳報 憲法改正/天皇/尖閣/横田基地/NLP/会計制度/債務/環境 2013-02-13 | 石原慎太郎 
 (抜粋)
【石原氏の質疑詳報(上)】「暴走老人が戻ってきた」 衆院予算委 〈H25/2/12 衆院予算委員会・石原慎太郎【安倍内閣の政治姿勢集中審議】
産経新聞2013.2.13 08:24
 日本維新の会の石原慎太郎共同代表が質問に立った12日の衆院予算委員会の質疑の詳報は以下の通り。
 【はじめに】
 石原氏「浦島太郎のように18年ぶりに国会に戻ってきた。暴走老人の石原だ。私はこの名称を非常に気に入っている。せっかくの名付け親の田中真紀子(前文部科学相)さんが落選した。『老婆の休日』だそうで、大変残念だ。これからの質問は言ってみれば、この年(80歳)になって国民の皆さんへの遺言のつもりだ」
 「昨年2月ごろ、靖国神社で聞いた90歳超のある戦争未亡人の歌だ。この方は20歳前後で結婚して子供をもうけたが、主人は戦死された。ひ孫もできたかもしれないが、その方は90歳を超して今の日本を眺めてこういう歌を作った。『かくまでも 醜き国になりたれば ささげし人の ただに惜しまる』。これは強い共感を持ってこの歌を聞いた」
 「国民の多くは残念ながら我欲に走っている。政治家はポピュリズムに走っている。こういうありさまを外国が眺めて軽蔑し、日本そのものが侮蔑の対象になっている。好きなことを言われている。なかんずく、北朝鮮には200人近い人が拉致されて、中には殺されて、取り戻すこともできない。こういった実態を眺めて、この戦争未亡人はあの戦のために死んだ主人を想起しながら心情を吐露した。私は運命の気がしてならない」
 【憲法改正】
 「さて、首相が(自民党)総裁選に出る前に、非常に心強い思いをして期待した。まずこの国の今日の混乱、退廃に導いた大きな原因である現行憲法について聞きたい。人間社会に存在する規範は結局は、人工的なものもあるだろうが、人間の歴史の原理にのっとっている。戦争の勝利者が、敗戦国を統治するために作った即成の基本法が、(米国に)統治された国が独立した後、数十年にわたって存続している事例は、私は歴史の中でみたことがない。もし、日本という独立国の主権者、つまり最高指導者の首相がこの歴史の原理にのっとって、かつて勝者が一方的に作った憲法を認めずに廃棄するということを宣言したときに、これを阻む法律的限界はあるのか。日本の憲法をいかにお考えか」
 首相「確かに今、石原先生がおっしゃったように、現行憲法は昭和21年に日本がまだ占領時代にある中で、マッカーサー私案が作られた。マッカーサー私案は毎日新聞にスクープされるが、スクープを見たマッカーサーが怒り狂い、日本に任せておくわけにはいかないということで、ホイットニーに命じた。ホイットニーは2月4日に、(連合国軍最高司令官総司令部の)民政局次長であるケーディスに『2月12日までに作れ』と命じて、ほぼ8日間、1週間ちょっとで作り上げたのが現憲法の原案だったわけだ。それが現行憲法のもとであると認識している」
 石原氏「その憲法を、日本の最高指導者であるあなたが廃棄すると仮に言ったときに、これを法的に阻害する根拠は実際ない。それに加えて最近、北朝鮮は核開発に着手している。
 地震も起こしたが、かつて自民党の政調会長をしていた中川昭一くん(故人)が『日本もそろそろ核のシミュレーションぐらいしたほうが良いのではないか』と言ったら、慌てて時の国務長官のライスが飛んできた。こういった厄介な状況が日本の周りで進展するなかで、私たちは憲法の破棄なり改正を含めて、この国をもっと自分自身で守りきるという基本的な法的な体制をつくる必要があるのではないか」
 「日本人が好きなトインビーの『歴史の研究』という本にあるが、いかなる大国も衰亡し滅亡もする。しかし、国が衰弱する要因はいくつもある。一番厄介な大国の衰亡、滅亡につながる要因は何かというと、自分で自分のことを決められなかった国は速やかに滅びるということで、国の防衛を傭兵(ようへい)に任せたローマ帝国の滅亡を挙げている。私は首相をはじめ、国会議員、国民の皆さんにも思い直してもらいたい」
 「かつて名宰相だった吉田茂の側近中の側近だった白洲次郎さんが面白いことを言った。『吉田さんは立派だったが1つ大きな勘違いをした。サンフランシスコ(平和)条約が締結されたときに、なぜあの憲法を廃棄しなかったのか』と。麻生(太郎副総理)さんは安倍さんと一緒にこの問題を考えてほしい」
 「この憲法をね、議員の諸君で精読した人はいるのか。あの前文の醜さは何だ。たとえば、『ここにこの憲法を確定する』とあるが、日本語で法律を決める場合は『制定』だ。『全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ』とあるが、ちょっとおかしな日本語だね。助詞の常套(じょうとう)から言えば『恐怖と欠乏を免れ』なんだ。日本語の助詞、間投詞は非常に大事で、1つ間違うと全然、作品の印象も違ってくるが、これをまったく無視した。日本語の体を成していないな。英文和訳とすれば70点もいかないぐらいだ。
 こういう憲法が破棄も廃棄もされない。吉本隆明の言葉ではないが、『絶対平和』という一種の共同幻想で日本を駄目にした。首相はそれを考えて、憲法をできるだけ早期に大幅に変えて、日本人のものにしてほしい。そのためには、いかなる協力もする。うかがうが、第1条に『天皇は日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴である』と書いてあるが、象徴の具体的な意味はどう解釈するか」  *強調(太字・着色)は来栖
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