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【京都・夫青酸死】殺人罪起訴前、一転「やりました」…青酸押収に動揺、取り乱した千佐子被告

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京都青酸、妻が関与認める供述 否認一転「やりました」
 共同通信 2014年12月12日 09時10分 (2014年12月12日 09時57分 更新) 
 京都府向日市で昨年12月、死亡した筧勇夫さん=当時(75)=の遺体から青酸化合物が検出された事件で、筧さんを殺害したとして、殺人罪で起訴された妻千佐子被告(68)が事件への関与を認める供述をしていたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。
 捜査関係者によると、千佐子被告は逮捕後「絶対に殺していない」と容疑を否認していたが、10日の起訴の数日前に一転して「私がやりました」などと関与を認め、勇夫さんが亡くなった経緯を話し始めたという。
 12年3月に死亡した大阪府の男性の遺体からも青酸化合物が見つかっており、大阪府警は年明け以降の立件に向け捜査している。
 ◎上記事の著作権は[excite.ニュース]に帰属します
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 産経ニュース 2014.12.12 09:19更新
【京都・夫青酸死】殺人起訴前、一転「やりました」…青酸押収に動揺、取り乱した千佐子被告
 京都府向日市で昨年12月、無職、筧(かけひ)勇夫さん=当時(75)=が殺害された事件で、殺人罪で起訴された妻の千佐子被告(68)が、筧さんの死亡への関与を認める供述をしていたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。逮捕直後から「絶対に殺していません」と一貫して否認していた。捜査当局は慎重に供述の裏付けを進める。
 捜査関係者によると、千佐子被告は、逮捕された直後は京都府警向日町署捜査本部の調べに対し「逮捕された理由はよく分かりましたが、私は絶対に殺していません」と容疑を否認。その後も否認を続けていたが、10日の起訴前に一転して「やりました」などと事件への関与を認めた。
 取り調べでは、千佐子被告が今年夏ごろ、不要品回収業者に回収を依頼したプランター内から検出された青酸化合物などの証拠や、供述の矛盾について説明を求めたところ、動揺したり、取り乱したりする様子もみられたという。
 筧さん殺害をめぐっては、殺害動機や青酸化合物の入手ルートが明らかになっておらず、捜査本部や京都地検は、供述を慎重に精査しながら捜査を続けている。
 起訴状によると、千佐子被告は昨年12月28日午後、向日市の自宅で筧さんに青酸化合物を服用させ、殺害したとしている。
 千佐子被告をめぐっては、平成24年3月に死亡した大阪府貝塚市の内縁男性=当時(71)=の血液からも青酸化合物が検出されており、殺害された可能性があるとして大阪府警が年明け以降の立件に向けて捜査している。
 ◎上記事の著作権は[産経新聞]に帰属します
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