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オウム平田信被告 控訴審16日から 遺族へ謝罪の19通…1審に不満も

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<オウム裁判>平田被告、遺族へ謝罪の19通…1審に不満も
 毎日新聞 12月13日(土)2時31分配信  
 1995年の目黒公証役場事務長・仮谷清志さん(当時68歳)への逮捕監禁罪などに問われた元オウム真理教幹部、平田信(まこと)被告(49)の控訴審が16日、東京高裁(八木正一裁判長)で始まる。1審・東京地裁は教団幹部との共謀を認めて懲役9年としたが、弁護側は「共謀はなく事実誤認」と主張するとみられる。被告は遺族への手紙で、判決への不服と遺族感情を考慮して控訴すべきかどうかの葛藤を伝えていた。【島田信幸、石川淳一】
 *16日から控訴審
  仮谷さんの長男、実さん(54)に1審判決後、弁護人を通じて手紙が届いた。被告は初公判前日の今年1月15日から裁判の感想などをつづっており、6月まで19通に上った。
  初公判直後の手紙は、実さんが被告を思いやる証言をしたことに触れ「己の愚かさを深く再認識した。改めて心よりおわび致します」と謝罪。被告人質問の期間中には「(供述の表現を)柔らかくするつもりがいつの間にか軽くなってしまい大失態でした」と後悔をつづった。
  判決日の3月7日は「重大な事実誤認があると感じざるを得ません」としつつ、「謝罪の念に変わりはなく、今後の対応に大変、苦慮しています」と控訴を悩む心境を明かした。
  だが、控訴後は「負い目から来る消極的態度で臨むのではなく『これが私なりの真相究明なんだ』という思いで堂々と臨みます」と決意を伝えた。
  控訴審も遺族として参加する実さんは「審理が続けば事実を掘り起こす作業になる」と理解を示す。
  1審判決によると、平田被告は教団元代表の松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(59)らと共謀して95年2月28日~3月1日、仮谷さんを車で拉致して麻酔で眠らせ、山梨県の教団施設に監禁。3月19日には教団幹部と共謀し、教団に好意的だった宗教学者が住んでいたマンションに爆発物を仕掛けるなどした。 
最終更新:12月13日(土)4時53分
 ◎上記事の著作権は[毎日新聞]に帰属します
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オウム平田被告初公判 裁判員裁判 東京地裁(斉藤啓昭裁判長) 2014.1.16 Thu. 詳報  
 
オウム平田信被告 判決公判 2014.3.7 Fri. 懲役9年
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