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「死刑囚が事件当時少年だったことに照らすと、情報漏洩の違法性は重大」国に30万円の賠償命令 名古屋高裁

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死刑囚の個人情報漏えい、国に30万円賠償命令
 讀賣新聞 2015年02月05日 20時13分
 大阪、愛知、岐阜の3府県で1994年、4人が殺害された連続リンチ殺人事件で死刑が確定した芳我匡由(まさよし)死刑囚(39)が、収容先の名古屋拘置所(名古屋市東区)の職員に個人情報を漏えいされたなどとして、国に100万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が5日、名古屋高裁であった。
 木下秀樹裁判長は「(芳我死刑囚が)事件当時、少年だったことに照らすと、漏えいの違法性は重大」などと述べ、請求を退けた1審・名古屋地裁判決を変更し、国に30万円の支払いを命じた。
 判決によると、職員は2008年8~9月、芳我死刑囚の旧姓や事件の内容などを別の収容者に漏らした。名古屋拘置所は「判決を厳粛に受け止め、関係機関と協議のうえ、適切に対処したい」とコメントした。
 名古屋地裁は漏えいの事実を一部認めたが、「名誉やプライバシーが侵害されたとはいえない」などと判断していた。
 ◎上記事の著作権は[讀賣新聞]に帰属します
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「木曽川長良川リンチ殺人事件」死刑囚の面会情報漏洩は違法 国に10万円の支払い命令 名古屋地裁 2014-04-18 | 死刑/重刑/生命犯 問題 
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