産経ニュース 2015.2.10 17:16更新
【オウム公判】出廷の平田被告「ともに落ちこぼれ」 高橋克也被告公判
地下鉄サリン事件など4事件で起訴された元オウム真理教信者、高橋克也被告(56)の裁判員裁判の第15回公判が10日、東京地裁(中里智美裁判長)で開かれた。証人尋問で、目黒公証役場事務長、仮谷清志さん=当時(68)=監禁致死事件で拉致に使ったのとは別の車の運転手役だった元幹部、平田信被告(49)=1審懲役9年、控訴=が出廷。高橋被告について「出家前からの顔見知りで親しかったが、(出家後は)ともに出世が遅れた落ちこぼれ組だった」と証言した。
平田被告は互いに出家になかなか踏み切れなかった際に「2人で共同生活しようか」と話したこともあったというが、出家後はあまり接点がなかったという。事件については、事前に計画を知らなかったとする従来の主張を繰り返した。
この日で仮谷さん監禁致死事件の審理がいったん終わり、13日から地下鉄事件の審理に入る。
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オウム高橋克也被告 第15回公判 証人平田信被告「ともに出世が遅れた落ちこぼれ組だった」
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