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小沢一郎元代表「左の尿管結石」/裁判への影響

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小沢元代表は尿管結石=入院先の病院が発表
WSJ Japan Real Time2011年10月7日13:18
 民主党の小沢一郎元代表が緊急入院した東京・千駄木の日本医科大付属病院は7日午後、担当の医師が記者会見し、元代表の病状について「左の尿管結石と診断した」と発表した。血圧や脈拍などに異常はないという。
 元代表は6日夜、腰痛を訴えて都内の自宅から緊急入院した。医師は元代表の現在の様子について「かなり痛みも取れ、落ち着いた状態だ」と述べた。また、治療のため、1週間程度の入院を見込んでいることを明らかにした。
 政治資金規正法違反罪で強制起訴された元代表の次回公判は14日に予定されている。裁判への影響について、医師は「本人に伺わないと、申し上げることは困難だ」と述べた。[時事通信社]
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小沢氏は「尿管結石」と説明 現職閣僚「メディアにいじめられてかわいそう」
産経ニュース10月7日(金)11時10分
 民主党の小沢一郎元代表は6日深夜、腰の痛みを訴え、東京・世田谷区の自宅から救急車で文京区の日本医科大付属病院に搬送された。意識はあり、命に別条はないというが、そのまま入院した。小沢氏は7日午前、民主党の輿石東幹事長に電話し、「尿管結石」と説明した。また、小沢氏の主治医が7日昼に記者会見し、病状について説明する予定だ。
 小沢氏は、輿石氏に「腰が痛いので病院へ行ったら、尿管結石だった。お騒がせしちゃったね」と笑って語った。一方、小沢氏の秘書は7日未明、同病院で記者団に対し「いろいろと原因を検査している。主治医の報告を待たないと、出られる状態かどうかもちょっと(わからない)」と答えていた。
 小沢氏は6日、東京地裁での初公判終了後、国会内で記者会見に臨み、夜は都内の中華料理店で側近議員らと会合した。会合中、腰をさすりながら「痛いんだよな」と訴える機会が幾度もあったという。
 午後9時ごろに帰宅後、腰の痛みが激しくなり、午後11時すぎに救急車を電話で自宅に呼び、かかりつけの医師がいる病院へ同11時半ごろに向かった。
 小沢氏が緊急入院から一夜明けた7日午前、政府・与党関係者は情報の確認に追われた。
 民主党幹部の一人は「政界への影響はあるだろうが、小沢氏は党員資格停止なので、民主党は放っておくべきだ」と、平静に努めるべきとの考えを示した。小沢氏に近い現職閣僚の一人は「情報は聞いていないが、メディアなどにいじめられてかわいそうで、気の毒だ」と語った。
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小沢氏初公判 第3の検察と化した記者クラブ
田中龍作ジャーナル2011年10月6日 20:53
 初公判を受けての小沢氏記者会見。会場は立錐の余地もないほど記者やカメラマンで埋め尽くされた。
 土地購入をめぐる政治資金規正法違反(虚偽記載)で検察審査会の議決によって強制起訴された小沢一郎・元民主党代表。6日夕方、初公判を終え国会内で記者会見を開いた。
 小沢氏は法廷で行った意見陳述をもう一度読み上げた。続いて記者クラブ幹事社からの質問だ。筆者は会見が始まる前、記者クラブから出されるであろう質問を予想し、それをツイートした。「秘書が有罪になったが…」「議員辞職はしないのか?」などだった。
 幹事社(今月はテレビ朝日、共同通信)はものの見事に筆者の予想に沿った質問をしてくれた。テレビ朝日の記者が「秘書が有罪になったことの道義的責任は?」「議員辞職しないのか?」と質問したのだった。
 小沢氏は次のように答えた―
 「私も私の秘書も有罪とされるようなことはしていない。有罪の証拠はない。裁判官が自分の推測にもとづいて判決を下した。(議員辞職など)そのようなことは考えていない」。
 共同通信記者の質問は―
「野党は証人喚問を要求しているが、国会で責任を果たす予定は?」
「4億円の原資は何だったのか?」
 小沢氏の回答は―
 「3権分立を何と考えているのかね。君はどう考えているのかね」。
小沢氏から逆質問されると、共同通信の記者は絶句してしまった。
 「4億円は自分のお金です。検察に聞いて下さい。検察が1年以上、私の知らないことまで捜査しているのだから」。
 検察リークを垂れ流していることへの強烈な皮肉だった。
 検察審査会が第2の検察と言うなら、記者クラブは第3の検察である。
 筆者も毎度おなじみのワンパターンな質問をした。情けない話だが、この問題に行き着くのである。
 「小沢さんがこうまで検察とマスコミに狙われるのは『検察人事』『記者会見のオープン化』『クロスオーナーシップ』に踏み込もうとしているからではないか?」
 小沢氏はこう答えた。「検察人事に介入したことはない。記者会見は開かれたものでなければならない。(クロスオーナーシップについては)集中排除の法律を守らなければならない」。
 「あいつ(田中)はいつも同じ質問ばかりだな」とバカにされるのは承知のうえだった。記者クラブ制度と検察の体質を改善しない限り、日本という国が破滅に向かうと思うからである。


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