二審の逆転有罪、見直しか 裁判員裁判初の全面無罪
覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)などの罪に問われ、一審千葉地裁の裁判員裁判で全面無罪となった後、二審東京高裁で逆転有罪とされた会社役員安西喜久夫被告(61)の上告審で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)が年明けに弁論を開くことを決め、検察、弁護側双方に通知したことが17日、関係者の話で分かった。
最高裁は通常、二審の結論を見直す場合に弁論を開くため、裁判員裁判の判断を覆した高裁判決が破棄される可能性が出てきた。今回の事件は、裁判員裁判として一審の全面無罪と二審の逆転有罪のいずれも全国初のケースだった。
2011/11/18 08:12【共同通信】
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「覚せい剤取締法違反事件」安西喜久夫被告 最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)、年明けに弁論
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