連合、小沢見捨てた?3党合意に前向き
ZAKZAK 2012.06.20
民主党の有力支持団体である「連合」が、社会保障と税の一体改革法案に関する、民主、自民、公明3党の合意を前向きに「受け止める」とする談話を、組織内議員や推薦議員に送っていたことが分かった。小沢一郎元代表ら造反予備軍の判断にも、影響しそうだ。
送られたのは送り状と談話のA4判2枚で、党政策調査会合同会議で議論が始まった18日付で、議員会館の各議員の事務所にファクスされた。
3党合意を「改革を一歩でも進めるものとして連合は受け止める」とする内容。「ご参考までに」とあるが、小沢グループの若手議員は「法案への賛成を求める圧力だ」と受け止めた。
小沢氏は代表や幹事長時代、地方行脚中に連合の地方組織の幹部と酒席を持つなど良好な関係を築いてきた。しかし、今回の衆院採決で造反、離党すれば、連合の支援は絶望的となりそう。
民主党関係者は「小沢グループは選挙に弱い若手議員が多い。『連合まで離れられてはまずい』と、態度を変える議員がいるかもしれない」と話している。
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◆消費税増税 衆院採決 「造反」民主議員 60人規模に/“小沢新党”立ち上げ費用は30億円 2012-06-20 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
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