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おののく小沢チルドレン「選挙モード」田中美絵子氏・福田衣里子氏・磯谷香代子氏/岩手〜小沢氏の残像 今も

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おののく小沢チルドレン「地元の活動しっかりやらないと」
産経ニュース2012.9.21 21:41
 「与党なのでたたかれることも多いが、野田先生には経験と実績がある。地元の活動をしっかりやらないと…」。“小沢ガールズ”の一人でありながら、民主党にとどまった田中美絵子氏(36)は代表選で野田氏に一票を投じた後、厳しい表情を崩さなかった。
 潤沢な資金を持ち、選挙戦略にたけた小沢一郎元代表は消費増税をめぐって離党し、後ろ盾を失った。次期衆院選には前回と同じ石川県の選挙区から出馬する心づもりだが、地元県議の一部から交代を求める声も上がっている。
 小沢氏については「できれば一緒にやっていきたかった」と未練をにじませる一方、「『選挙の神様(=小沢氏)』がいるかいないかは別の話。頑張って戦う」と決意を述べた。
 チルドレンらは早くも選挙モード。福田衣里子氏(31)は代表選が終わると「午後4時の便があるので…」と足早に会場を立ち去った。元検事の山尾志桜里氏(38)は「選挙の顔にだれがふさわしいかとかではない。政策をしっかり訴えたい」と意気込む。
 前回衆院選では風に乗り、選挙活動をほとんどしないまま、比例当選した元フリーターの磯谷香代子氏(46)は「周囲からは続けた方がいいともいわれるけれど、これで出るっていったら、(小泉チルドレンと呼ばれた)杉村太蔵(元衆院議員)と一緒になっちゃう。出馬するかは党本部や県連の考え次第。出るとすれば初めての選挙活動ですね」と話した。
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衆院選3区 4氏が出馬を準備 民主も擁立急ぐ
タウンニュース《神奈川県全域・東京都町田市の地域情報紙》2012年9月20日号
 衆議院の任期が1年を切った。政界は衆議院の解散・総選挙へ向けた駆け引きが続いている。神奈川3区(神奈川区・鶴見区)では、9月17日現在で新党「国民の生活が第一」の現職・岡本英子氏(48)と自民党の前職・小此木八郎氏(47)のほか、みんなの党の毛呂武史氏(44)と日本共産党の本橋佳世氏(39)の新人2人を加えた4人が出馬の準備を進めている。
 民主党が政権交代を成し遂げた前回2009年の衆院選。神奈川3区は6人が立候補し、当時民主党だった岡本氏が小此木氏を破り、初当選を果たした。
 2期目を目指す岡本氏は、民主党執行部との方向性の違いから離党を決意。このほど新党「国民の生活が第一」の県連代表に就任した。県庁での記者会見で「新しい政党だが、地域にしっかり根を張り、地元の声を吸い上げられる政党に成長していきたい」と抱負を語り、現在は次期総選挙に向け支持者獲得に動き出している。
 6期目の国政復帰を目指す小此木氏は、民主党政権を「震災復興や領土問題などの対処を見ても、政権担当能力があるとは言えない」と批判。元経済産業副大臣の経験を生かし「中小企業向け経済対策」「少子高齢化対策」「人間力の育成」「拉致問題の早期解決・集団的自衛権の行使」「自主憲法の制定」「災害に強い港作り」を中心に訴える。
 県内全選挙区で候補者擁立の意向を示すみんなの党は、毛呂氏を4月に公認した。同党の浅尾慶一郎政調会長の元秘書。2002年に逗子市議に初当選。「しがらみのない立場での国民本位の政治」を掲げ国政に転身、「みんなの党だからこそできる行財政改革を徹底的に行い、将来の社会保障負担に対して財政基盤を整えたい」と意気込みを語る。
 前回の衆院選でも新人が出馬した共産党は5月、党神奈川3区国政対策委員長の本橋氏の擁立を決めた。「消費税大増税、原発再稼働を許すような今の政治を改め、消費税大増税中止と、速やかな原発ゼロの日本を目指したい」と話し、派遣社員として働いた経験を踏まえ「若者の不安定雇用と労働条件の改善」にも意欲を見せる。
 また、岡本氏の離党により空白区となった民主党は、10月中をメドに衆院選の候補者となる支部長の選定に動いている。日本維新の会は公明党と選挙協力することで合意したが、具体的な内容は決まっていない。
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小沢氏の残像今も? 岩手・党員投票率最低 民主党代表選
河北新報2012年09月22日土曜日
 野田佳彦首相が再選された民主党代表選で、岩手県の党員・サポーターの投票率が16.52%と全国最低を記録した。投票総数に対する無効票の割合も6.78%で、8.71%の沖縄に次いで2番目に高い。新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表の民主党除名で、多くの有権者が投票先を失った影響とみられる。
 岩手の有権者数は7312人だが、投票総数は1208票。うち無効票は82票。党員・サポーターが参加した2010年代表選で、岩手の投票率は74.88%、無効票は6票だった。
 岩手の党員・サポーター数は5月の定時登録時点で計1万3574人。小沢氏は半数以上の7616人を集めた。党県連は小沢氏除名後、本人意思が確認できた場合は登録を解除したが、時間が足りず、小沢氏支持者に投票用紙が送られた例も少なくなかったようだ。
 投票用紙が届いた小沢後援会の幹部の一人は「小沢一郎」と書いて返送した。「小沢氏に誘われてサポーターになった。棄権か無効票しか選択肢はなかった」と話した。
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野田代表再選:野党各党、対決姿勢示す
毎日新聞 2012年09月21日 20時46分(最終更新 09月22日 00時14分)
 野田佳彦首相が21日の民主党代表選で再選されたのを受け、中小野党はそろって対決姿勢を強めた。
 国民の生活が第一の小沢一郎代表は名古屋市内で講演し「3年前に約束した政治路線とはまったく違うものになってしまった。現状を容認することはできない」と強調。「本来の民主党の大義の旗を掲げ、総選挙の審判をあおがなければならない」と野田政権に対抗する考えを強調した。
 公明党の山口那津男代表は党本部で記者団に「この秋に、課題を解決したうえで国民に信を問わざるを得ない」と語った。
 共産党の志位和夫委員長は「民意とかけ離れた代表が圧倒的大差で選ばれることは、民主党が民意とかけ離れた政党ということだ」と批判。みんなの党の渡辺喜美代表は「自民党総裁選次第では、大連立に向けた動きが高まる可能性もある。次期衆院選で、国民から鉄ついを食らわせるしかない」と述べた。
 社民党の福島瑞穂党首は「オスプレイの配備反対とか消費増税反対、原発再稼働するなという国民の声が、民主党の中にまったく届いていない」と語った。【福岡静哉、三木幸治】
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小沢一郎会見「“ボクちゃん”の居座りは許されない」
日刊ゲンダイ2012年9月19日 掲載
 大マスコミはちっとも伝えないが、2週間に1度、「国民の生活が第一」の小沢一郎代表が定例の記者会見を行っている。
 18日は、民主党代表選後に予想される野田首相の“居座り”に、皮肉を込めてズバリ、こう警告した。
 「野田さんが再選するのかどうかわかりませんが、民主党内では(野田再選の前提として)『いまは総選挙をやる状況ではない』という建前が出ています。でも、仮に時の総理が腹の中で『本当は解散したくない』『任期いっぱいボクちゃんやりたい』ということだったとしても、国民が果たしてそれを許すかどうかは別問題。日中関係や国内でも問題がいろいろある。国民のみなさんの意見次第で、解散の時期も決まってくる」
 小沢は党内に「年内解散」で準備指令を出している。無能な“ボクちゃん”を国民がこれ以上許すワケがない。
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