【徳洲会事件】グループから3000万円横領、元事務総長を起訴
産経ニュース2013.12.24 15:26
医療法人徳洲会グループ関連会社から不正に計3千万円を引き出して着服したとして、東京地検特捜部は24日、業務上横領罪で、徳洲会元事務総長、能宗(のうそう)克行容疑者(57)を起訴した。
起訴状によると、能宗被告は関連会社社長だった平成19年9月と20年1月、同社名義の預金口座からそれぞれ1千万円と2千万円を不正に引き出して、自分の証券口座に入金するなどしたとされる。
弁護側は「起訴は不合理な捜査による、極めて不当・不可解な処分だ」とするコメントを発表した。
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【徳洲会事件】徳田議員の母ら6人起訴 虎雄氏は見送り 東京地検
産経ニュース2013.12.24 13:43
医療法人徳洲会グループの公職選挙法違反事件で、徳田毅(たけし)衆院議員(42)=鹿児島2区=への票の取りまとめを依頼する目的で現金6千万円をグループ幹部らに渡したとして、東京地検特捜部は24日、公選法違反罪で、毅氏の母の徳田秀子容疑者(75)を起訴し、姉のスターン美千代容疑者(46)らグループ幹部4人を追起訴した。
毅氏の父でグループ創設者の徳田虎雄氏(75)については、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患っているため、刑事処分をいったん見送る「中止処分」とした。今後体調や他被告の裁判の経過を見て、刑事処分を決定する。
他に追起訴されたのは、いずれもグループ病院幹部の石川一郎(59)▽桶谷義一郎(69)▽屋田(おくだ)正彦(69)−の3被告。また、新たにグループ病院幹部の富田康成被告(42)を在宅起訴した。
特捜部は毅氏の関与についても捜査を進めており、刑事処分を慎重に判断する見通しだ。
起訴状によると、秀子、美千代両被告は虎雄氏と共謀。昨年11〜12月、毅氏への票の取りまとめをさせる目的で、石川被告に1千万円を、屋田、富田両被告に5千万円を提供した疑いが持たれている。
これまでに別の公選法違反罪で起訴された毅氏の姉、越沢徳美被告(50)らの公判は来年2月から順次開かれる見通し。有罪が確定すれば、連座制が適用され、毅氏の当選が無効になる公算が大きい。
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【徳洲会事件】徳田議員、失職の公算 姉が「買収目的」認める
産経ニュース2013.12.13 20:39
医療法人徳洲会グループの公職選挙法違反事件で、徳田毅衆院議員(42)=鹿児島2区=の姉、スターン美千代容疑者(46)=公選法違反(買収目的交付)容疑で再逮捕=の勾留理由開示が13日、東京地裁(溝渕章展裁判官)で行われた。美千代容疑者は「法をないがしろにしたことに責任を覚える。逮捕・起訴された事件に関してまったく異論はなく、素直に認めたい」と謝罪した。美千代容疑者は、公判でも起訴内容を認める方針で、毅氏が連座制適用で失職する公算が大きくなった。
美千代容疑者は意見陳述で、「選挙戦で従前のやり方を受け継いだ。当然、徳田家は違法選挙の中心にいた。私は止めなければならない立場にあった」などと話した。
父で徳洲会前理事長の徳田虎雄・元衆院議員(75)や母、秀子容疑者(75)=同容疑で逮捕=らに対し、「応分の責任を取るべきだと伝えたい。罪を恐れず真実を語ってほしい」と訴え、逮捕された病院幹部らには「自分が犠牲になり、誰かをかばう必要はない」とした。
溝渕裁判官は勾留した理由について「罪証隠滅や逃亡の恐れがあると疑うに足りる」などと説明した。
閉廷後に会見した桜井光政弁護士によると、美千代容疑者は1度目の逮捕容疑となった運動員買収容疑を当初否認したが、起訴前に認めたという。買収資金6000万円を病院幹部らに渡したとされる再逮捕容疑については、「美千代容疑者は使途を詳しく把握していなかったが、(買収資金に)使うだろうなという未必の故意があった」と話した。
公選法では、候補者の親族らは候補者の当選が無効となる連座制の対象とされており、同容疑者の禁錮以上が確定すれば、毅氏は失職する。
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◇ 徳洲会事件 よくある話 事件の表面化は内部抗争から 能宗(のうそう)克行容疑者と徳田ファミリー 2013-12-11 | 政治
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◇ 徳洲会事件「能宗(のうそう)メモ」どこまで波及 亀井静香氏・石原慎太郎氏・猪瀬直樹氏・徳田虎雄氏 2013-11-24 | 政治
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◇ 三島由紀夫が東京・市ケ谷の自衛隊に乱入、自決して43年 / 三島の生涯を描いた猪瀬直樹著『ペルソナ』 2013-11-24 | 政治
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徳洲会事件 能宗(のうそう)克行・徳田秀子容疑者を起訴 / スターン美千代容疑者ら幹部4人を追起訴
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