李・韓国大統領:竹島問題念頭に「正しい歴史を」
【ソウル澤田克己】韓国の李明博(イミョンバク)大統領は15日、日本の植民地支配からの解放記念日「光復節」の演説で、「日本は未来の世代に正しい歴史を教える責任がある」と指摘し、「(責任を果たすことで)両国の若い世代が明るい未来へ向かって共に進むことができる」と語った。両国が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)を巡る摩擦が高まっていることを受けた発言だが、「独島」という言葉は使わなかった。
問題を大きくしないよう配慮したもので、「我々は不幸な過去に縛られることはしない」と前置きし、日本の「責任」に言及した。竹島問題を巡っては、自民党議員3人が竹島に近い鬱陵島に上陸しようとしたことに韓国内の右派勢力が反発。韓国政府が1日、3人の入国を拒否し外交問題に発展していた。
毎日新聞 2011年8月15日 東京夕刊
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鬱陵島視察:日本の3議員の入国、韓国が拒否
【金浦(キムポ)・西脇真一】新藤義孝衆院議員ら自民党の国会議員3人が1日午前11時過ぎ、日韓が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)の北西に位置する韓国・鬱陵島(ウルルンド)視察のため、ソウル近郊の金浦空港に到着したが、韓国当局に入国を拒否された。日本の国会議員が韓国入りを拒まれるのは異例。
新藤議員らは鬱陵島視察で「韓国側の主張を知りたい」と話していたが、韓国政府は国内世論の反発が強いことから、「身辺の安全確保が難しい」と渡航中止を促していた。
新藤議員には、稲田朋美衆院議員と佐藤正久参院議員が同行。4日まで訪韓し、鬱陵島の「独島博物館」などを視察する予定だった。新藤議員は空港到着後、「日韓の主張には差があるので、話をする必要がある。入国が認められないなら外交問題になる」と語っていた。
韓国の出入国管理法は「国の利益や公共の安全を害する行動を取る恐れがある者らの入国を禁止できる」と定めており、入国禁止には、その規定が適用されたとみられる。韓国では視察計画が表面化して以来、抗議デモが起きており、韓国政府は7月29日、日本政府に一行の入国を拒否する方針を伝達した。
空港には1日、視察計画に抗議する数百人が集った。参加者は警察のバリケード前で日の丸を引きちぎり、到着ゲート内に突入を図ろうとして警官ともみ合いになった。
毎日新聞 2011年8月1日 12時44分(最終更新 8月1日 15時53分)
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◆藤原正彦著『日本人の誇り』 米国の巧みな洗脳により自国を「恥ずべき国」と言い放つようになった日本人2011-08-15 | 読書
〈来栖の独白〉国際社会はこの上なく腹黒い。「核心的利益」を図る国々は、鵜の目鷹の目で日本を属国、あるいは植民地化しようと企んでいる。中・米・韓・ロ、南沙諸島・西沙諸島、果ては南スーダンを見るとよい。一目瞭然だ。「「平和を愛する諸国民の公正と信義」など、この地上のどこにも存在しないことを知らねばならない。
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